ヴァイオリン覚書♪11年2ヶ月~401回めのレッスン2016年06月14日

実はこの週末あたりから、顎関節症が再発したっぽいんです……。
最初に治療してから4年半くらい?
ちょっと固茹でだったキャベツの芯をギュッと噛んだ時に、あ…っ!?と左顎の付け根へ懐かしい?クリック音とともに違和感を覚えたのですが、その直後しばらくは何ともなかったため、一時的に負担がかかっただけかな???と思ってやり過ごしてたら3日後の食事中、本格的に憶えのあるクリック音と痛みが連続して起こりまして。
そこから今まで、同じ状態…。左顎では物が噛めないし、右顎で噛む時もやんわりと甘噛みしないと、ヒヤッとする瞬間があるため、ものすごく慎重に食事しなくちゃならなくて、めっちゃ食事に時間がかかりますっ!辛いっ!

定期検診に来なさいねと釘を刺されたにも関わらず、無視してこれまでケロリとしてたので、医者にも行きづらいわ、この状況は耐え難いわで板挟み……。

ただ、前回と違うのは、ヴァイオリンを弾いてもカクカクしないんですよ。
ずれてる場所が違うのかな?
どちらにせよ、近いうちに通院せねば……国外逃亡目前なのに、大掛かりな事になったら嫌だなぁ……えーーーん。

そんな状況の中、先週のF先生のアンサンブルコンサートについて軽くお話してから、レッスンスタートです。

■嬰ト長調の4オクターブアルペジオ その2

前回も♯5つだったんだけど、コレ同じ調のアルペジオパターン違い?
前回はコレ↓
イマイチ調性がよくわかってないので、同じ調のその2って事にしておきます(爆)

今日は初めてなので単音で弾きました。
1回めは上昇系の時に4&4は拡張して捉えるんだと思って頑張ったのですが、サムガードしてるせいもあって捉えた音が低く、一番高い音と次に高い音との間隔が思ったよりあったので、ポジ移動のつもりで手首の角度を上げて捉え直しました。
で、わりと極端に手首の角度を変えちゃったから下降系の4から4でも間隔が掴みきれず、また探って捉えてちょっとぐちゃぐちゃっとなって、次にポジ移動してからなんとか修正した感じ。

2回めで、そこそこ正しい音程を捉えられたかなと思います。
でもまぁ、サムガードしてるとどうしても超ハイポジション領域は手首の角度に自由が利かないので、今の手首の角度は正直あてにならないですね(苦笑)

今日は前回の続きから全体の3/4くらいまで、長いスラーは1拍分で切って、先生と一緒に弾きました。
スケールぽいフレーズは1拍1スラーにしたし、パターンも比較的先読みしやすくて良かったのですが、3段めの真ん中小節あたり、パターンが変わってトリルが入ってくるところから音程が徐々に怪しくな~り………。

先生の帆奏があってやっと、という感じだったため、そこだけもう一度確認演奏し直しました。
譜づらを見る限りでは素直に見えるんですけどね、ずりずりとポジション移動してて、臨時記号から♮に戻ったりして、音程感が振り回されるから、捉えづらいんです。

次回は一応、続きからになりましたけれども、最終的に通し演奏する時に弾けるかな……。


※曲名クリックでサンプル演奏試聴可
前回は、いったんパート譜(仮)作って先生に渡してから、ポルタメント&グリッサンド漏れを修正した事に伴う、フィンガリングの修正に時間を取られてしまいましたので、今回までにポルタメント&グリッサンドを加味したフィンガリング&ボウイングの帳尻合わせをしっかり行って、ボウイングは一応決定としました。

ただ、前回は前半しかフィンガリングの再チェックができませんでしたから、今回は後半でイマイチ、スムーズに指が動かない&次の音が捉えづらいフレーズをピンポイントで再確認してゆきました。

著作権に差し障りのない範囲で譜面をのっけておきます。
まずはココ↓
これは前回の復習。
グリッサンドがかかっている1小節め後半2音を、一応レクチャー頂いたフィンガリング3-3で弾いてみたものの、何だか2小節め冒頭のファの3が捉えづらくて、迷って自分で決められなくて、上記案をアドヴァイス頂きました。

3でグリッサンドして、すぐに3でポジション移動って、意外と辛いもんです。
これで少しは3の可動域が楽になるといいなぁ。

同じフレーズの1オクターブ違いにも全く同様の事が言えます。
ここは当初E線でグリッサンドしていたのを、A線の3-3か、2-2でと代案頂きました。

後は最後まで何とか弾けそうな感じだったため、頭から1/3くらいまで、先生と一緒に演奏してみて、タイムオーバー。

去年の事を思えば、難易度はグッと下がっているし、ほぼ主旋律フレーズの繰り返しなので、ただ弾く分には早めに仕上がりそうな気がします。

ただ、先生も仰っていましたが「この曲はいかに西洋感から脱して、中国ぽい雰囲気を醸し出すか」にかかっていると思いますので、衣装的なものだけでなく、ちゃんと音楽的に楽曲のイメージを感じさせる演奏ができるかどうかが理想の完成系ですね。

チェロ覚書♪♪7年2ヶ月~170回めのレッスン2016年06月14日

ヴァイオリンレッスンからの、チェロレッスン。
今日はレッスン前に、年末発表会のチェロアンサンブルカッチーニ『アヴェ・マリア』初回合わせ練習日のお知らせと、パート譜を頂きました。

「相棒hikoちゃんと同じパートがいい」
とお願いしていましたが……
「相棒hikoさんとは違うパートになりました」とのことで、第3チェロになっちゃいました……かなり技術的要素を無視したレッスンを続けてきたため、実力不足で却下されたものと思われます(苦笑)
それならいっそ、第4チェロが良かったのに。。。。

でも、知ってる曲だし、第3チェロは全部ファーストポジションで弾けるらしいので、本番までには何とかなるはず?
初回合わせは国外逃亡直前だし、今は夏の発表会目前で他の楽曲に取りかかる余裕もないし、合わせ練習はレンタル楽器を使えるレッスンと違って自分の楽器持参しなくちゃならないので腱鞘炎の事もあるしで、欠席でーーーす(爆)

オーケストラの方アンダーソン4曲メドレービゼー「カルメン組曲」より抜粋はヴァイオリンで出る予定ですが、レッスン外コースの管轄なので、今度教室代表T先生にお会いできた時に確認してみようかな。


というわけで今日もチェロレッスンは優先的に年末発表蚊のSKE演奏曲をレッスンして頂きました。

※曲名クリックでサンプル演奏試聴可
ボウイングは、かなり無理くりの部分もありますが、悩んでも先へ進まないため、一応決めました!
これ以上のボウイング変更は、演奏者にゆだねます……。

今日はチェロアンの話やら、なんやかんやお喋りしてからスタートしたせいで、純粋なレッスン時間が減って、フィンガリングの確認が出来たのはリハーサルマーク1個分だけ。

でも、新たな発見?がありました。
こちらも著作権に支障のない範囲で譜面ペタします。
今日はこの↓ように、グリッサンドポルタメントが連続する箇所を見て頂いたのですけど、
前レッスンのヴァイオリンでは、フレーズの流れによってはフィンガリングに工夫が要ったり、かかってるかどうかはっきりわかりづらかったりで悩ましい部分も多かったのですが、先生にフィンガリングを指導して頂いてチェロパートを弾くと、アレ!?何だかめっちゃ簡単だぞ!?

特に解放弦へ向かうポルタメントが超楽!!

ヴァイオリンでも、同じく解放弦へ向かうグリッサンド↓があるのですが、
インターバルが短いし、次のフレーズですぐレ♭を捉えなくてはならないから、結構忙しなくて、解放弦レの手前ギリギリ音まで弦上に居られないんですよね。
sul.Dで弾いても、実際次のフレーズのレ♭をG線で押さえるため、グリッサンドが同ポジD線のソのあたりまでしか居られない感じ。なんとかミまで下がってレ♭へ行きたいところなので、その技術的な部分はこれから試行錯誤してゆくつもりですが。

ま、八分音符と四分音符&二分音符の音の長さの違うもあるのでしょうが、引っ張る向きが違うせいもあるのかもしれないです。

高い音→低い音へグリッサンドもしくはポルタメントする場合、

【ヴァイオリン】 手前から遠方下がる
【チェロ】     遠方から手前引き寄せる

動きになりますので、ヴァイオリンでは自然と手の重みがかかって、重力に逆らわず楽にスライドできるような気がするんですけど、シュッと引き寄せた方が柔らかくて自然な力でスライドできる感じがします。

「え!?めっちゃ弾きやすい!!」

と思わず声に出しておりました(笑)
SKEのチェロパート担当の各位であれば、もっとサックリ弾けちゃいそう。