ヴァイオリン覚書♪13年10ヶ月~495回めのレッスン2019年08月07日

今週からNHK-FMで四夜連続、ジネット・ヌヴーという早世のヴァイオリニストについての特集番組「ジネット・ヌヴー変奏曲」が放送されていまして、視聴可能な時間聴いていました。
その存在を初めて知ったのですけど、どの曲を聴いても芯の強い男性的な音で、敬愛する大ヴァイオリニストのダヴィット・オイストラフを国際コンクールで2位に甘んじさせただけの事はある豊かな演奏に驚きつつ…

今日はレッスン前に先生からタイのお土産頂きました♪
コアラのマーチ、チョコバナナ味♪

さて、レッスン…とお借りしている弓を持ったら、あれ?なんか重い…?よく見たらグラフィックスな模様があって、カーボン弓???

と弓がいつもと違う事は承知の上で、まずはいつもどおりスケールから。

カール・フレッシュ ヘ長調 8
下降系はいきなり超音波高音域からスタートするので、耳も音程に慣れてないし、指も弦のテンションが高い位置をしっかり押さえないといけないし、弓圧も弦のテンションに対して適正に…とかいきなり考える事が多くて大変です。

でも今日は…あれ?なんか鳴るぞ???
超音波な音でも鳴るから音程が捉えやすい。

前回レッスンから期間が空いた事もあって、音程や弓圧といった基本的な技術をおろそかにしないよう、特に注意して自習しては来たのですが、そんなすぐ効果出た…?!

弓圧が安定して音質も安定するから、後は音程にだけ注意すればよく、高音域を抜ければもっと音程は楽に捉えられるから、すんなりと弾けてしまった…おおお???

「綺麗ですね~。全く問題なしです」
「あ、なんか今日は指の押さえ方と弓の乗せ方がわかったというか…???何だかよく鳴ります楽器が」
「あ、バレちゃいました?今日は30万円のカーボン弓と160万円の楽器なんです♪」

えええええ~?!楽器も違ったのか!!!どおりで!!!
改めて楽器のラベルを見たら、「1947年 paris 作家さんの名前」が入っていました。
見た目はいつもお借りしてた楽器とあまりかわらない色形だったから持った時は気づかなかった…。

スケール弾いただけでこんなに違うのだから、ここから先はもう異世界で(笑)

前回と同じ箇所をリベンジです。
こちらも自習時間があったので、音程厳しく、弓圧も…ちゃんと2弦均一に鳴らせていなければ弾き直して、右腕の角度まで注視しながら、音楽的に弾くことを無視しても音質を高める事へ意識を集中させながら弾いてきました。

その相乗効果もあっての事だと思いたいところですけど…
本当に今日は音の質に安定感があって、音程だけ気をつければいいおかげで、集中すべき点が絞られ、とにかく弾きやすい。

「綺麗に弾けていますね~。いう事は何もありません!」

楽器の違いおそるべし…
「弘法筆を選ばず」とは言うけれど、弘法じゃない人が筆を選んだらこうなるのね…。

最後はこの楽器があるのにもったいないけど、チェロ教室発表会のオーケストラ曲のフィンガリングレクチャー。
Music from FROZEN(『アナと雪の女王』メドレー)第1Vn
前回の続きから一緒に弾きつつ、フィンガリングを確認してゆきました。

スペシャル高音域があるので、フィンガリングはかなり悩みどころでしたが、指番号さえ決まれば、それに従って、耳で覚えた音程を辿るべし。

電車移動の最中にかなり音源を聴き込んだので、複雑な後ろ押しリズムにも何とか対応できそうな感じにはなってきました。
残りは1頁くらい。来週レッスンで譜読み完了かな。

ちなみに今日の楽器と弓は8月中レッスンで使わせて頂けるようなので、ちゃんと弾けるレベルで堪能したいなぁと思います。

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