ヴァイオリン覚書♪6年10ヶ月~今年の集大成、来年に向けて録ロック音オン! ― 2011年12月28日
ビゼー 歌劇『カルメン』より抜粋
ファリャ バレエ音楽『三角帽子』
(アンコール)
ウェバー ミュージカル『オペラ座の怪人』メドレー
エルガー『威風堂々』
でした。
中高生の部活オケとはいえ、OGの代表T先生から聞き及んだところ、とても厳しい練習をこなしているそうで…都合のいい時間にちょろっと練習している程度の私なんか、足元にも及びません。
っていうか、コンミスの彼女がめちゃくちゃ上手でとても良く楽器が鳴っていて、ソロパートじゃなくても明らかに彼女だとわかる華やかな音が諸所で響いてきました。
ピッツの音ひとつとっても群を抜いていたので、ホントにびっくり。プロの演奏会は個人の技術レベルが一定水準ですから、いくらコンマス&コンミスが巧くてもここまで歴然とした差は出ませんけれど、周りのオケメンバーと比較せざるを得ないほど、ボーイングやら左手のテクニックがしっかりしていました。音高生じゃなくても、ここまで弾けちゃう!?才才-!!w(゚o゚*)wと驚くばかり。
また、テノールとソプラノ(メゾソプラノ)はプロの方が務めていらっしゃり、聴き応えもありました。
それから今回初めて、芸文のコンサートホールの舞台後方席へ座ってみたのですけど、後ろだと歌はあんまり聴こえないですね~o(´д`)o
メインプログラム二曲目の『三角帽子』では、メゾソプラノの方は後方席中央、私の座席のすぐ隣で歌って下さったので、よく聴こえましたが、舞台上で前に立たれてると歌詞が聴き取れませんでした。
かわりにオケ、特に弦の音は、舞台前方の最前列より、よく聞こえたのですけどね。
小規模ではありますが、ちょうど発表会のホールで私設アンサンブルの演奏をした際、音の聴こえ方の違いを感じたばかりでしたので、色々工夫しなければ…と思いつつ、ここへ備忘録。
というわけで個人の演奏技術差は感じたものの、オケ全体の響きは揃っていて、素晴らしかったです。金管木管も綺麗に鳴って、息ぴったりでしたし、パーカッションも頑張っていました。
まさに団体の部活ならでは、皆で作り上げる曲といった感じ。中高生一括の部活動ということで、高校三年生さんたちは、中学から6年間所属していたりするので、同期は特にチームワークもバッチリなのでしょう。中学1年生さんは6歳も年上のお姉さんたちと一緒に活動できて、良い刺激になるでしょうね~うらやましい。私も私立高校とかだったら(ビンボーなので公立高校卒)、きっと器楽部やオケ部に入ってたな。
昨日を含めて、今年は生のクラシック音楽に触れる機会が多い一年でした。
春には前のヴァイオリンのD先生はじめ弦楽メインのコンサートを鑑賞し、当選した名フィルの演奏会、チェロのK先生はじめ音大生の皆さんがソリストを務める演奏会、憧れのヴァイオリニストであるアリーナ(・イブラギモヴァ)がソリストを務めた名フィルの定期演奏会と彼女のソロリサイタル、そして今日の演奏会…プロアマ問わぬ演奏家のパフォーマンスから色んな刺激をもらって、ますますヴァイオリンと向き合ってゆく意欲が高まりました。
そこで今年のヴァイオリンレッスンの集大成として、先日合格を頂いたレッスン曲を再度録音しました。
前回は弦交換記念で、先生のメスがほとんど入っていない段階での録音でしたので、ちゃんとレベルアップできたか、自分でも確認…。
★マスネ『タイスの瞑想曲』(Vn…ありこ、Pf『ヴァイオリンのしらべ』伴奏CD)
ちなみに前回の弦交換記念録音はコチラ
換えたばかりのA線が早速劣化してしまって、響きは半減しているかもですが、ニュアンスは…特に直線的だと指摘されたところを曲線的に描く意識はできたかな???
強弱は、iTuneのボリュームゲージで確認すると、わりと意図どおりについていたので、OKでしょう。
相変わらず最後のフラジオは安定しませんが…
今後の課題ということで。
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