ヴァイオリン覚書♪9年5ヶ月~339回めのレッスン2014年09月02日

今日は重音に取りかかる前、先生からアドヴァイスを頂きました。

「音程を探ると左指に力が入ると仰っていましたので、口は閉じたままで結構ですから、上下の歯は開いたまま、というのを意識して弾いてみてください。身体の力が入りにくくなると思いますので~」

なるほど。
口までポカーンと開けてたらマヌケですが(笑)お口の中で歯は開けておくんですね。やってみよう!

■ト長調の重音1オクターブスケール
今日もD/G線の重音スケール。前回同様、4拍ロングトーンで弾いて、音が鳴っている間に音程を修正しながら弾きました。
力が入りかけてきたな、と思ったら歯を意識的に開きました。確かに、余計な力が自然に抜ける感じ。
指の間隔もだいぶ掴めて来たので、ポジ移動前の開く2&4とかが毎度取りづらい以外は、わりとスムーズに捉えられるようになったと思います。

「うん、だいぶスムーズになってきたと思います。どうですか?歯は開けましたか?」

「ハイ。ちょっと口まで開きかけちゃいましたけど(笑)」


■ト短調の重音1オクターブスケール
前回、”音程が合ってるのか、二弦鳴らせているかわかりづらい”と苦手カミングアウトした(笑)オクターブ重音スケール。

今日は一回めで、そこそこスムーズに捉える事が出来ました。ずれた音程もササッと修正できたし♪

すると今度は先生から、ご提案が。

「もう一度、今度は目を瞑って弾いてみましょう」

えええええ~~!?なんですとぅ~~~!?

とりあえず言われるがまま、しっかり目を瞑って、ちゃんとズルしないで(笑)弾いてみました。目視して音程を探る事ができないため、感覚で探る事になりますが、でもそっちの方がより素早く正しい音程を捉えやすくなりました。
ただし2弦へ当てる弓の角度が、移弦した時とかわかりづらいので、「あ、1弦鳴ってない」と気づいたら角度修正する必要が生まれ、ちょっと右手はあたふたする場面も。

「とても綺麗に弾けていらっしゃいましたよ~、たまに1弦鳴っていない時も、すぐに気づいて角度修正していらっしゃったので、その感じでお願いします」

難しいフィンガリングとか、ついつい目ばかりを頼りにしてしまいがちですが、耳もバランスよく頼りにする事が大切ですね。
両方意識するのは難しいし、どうしても楽な方を使ってしまうので、耳を意識せず使うためにも、たまには見ないで感覚で弾いてみようと思います。


今日は難しい後半6段めから最後まで、先生と一緒にゆっくり弾きました。まだフィンガリングどころかフレーズの音も頭に入ってないので、先生のリード演奏に乗せられるまま弾かされてる感満々ですが(苦笑)

先生のリードがなくなったら、ひとりで弾ける自信全くありません……。

指をキープしたまま弾かなければならないところで、度々離れてしまっていたので、何カ所か同じ注意を受け……次回も後半をレッスンする事になりました。


ヴィターリ『シャコンヌ』
今日も前回と同じ小節から。
まずは先生と一緒に弾きました。
最初の1小節後半から2小節めの頭が一番難しいです……。8vaのついてる部分はかつてないほど指板ぎりぎり上限ラインくらいまで使う超ハイポジで、しかも重音だし。

「ここ(1小節目の8va)は3の指をキープしたまま1をとって、次の重音は3の指を中心の目印にして、挟み込む状態で次の重音2と4を捉えましょう」

離しちゃいけない指をついうっかり離しちゃうから捉えにくくなるんですね、これも。

確認しながら問題箇所を弾き直して、4小節を弾きとおしたら、もう一度ひとりで4小節通し演奏。今度は割といい感じに弾けましたので、先へ進みました。
 poco a poco animato=少しずつ元気に(速く)

弾く前から身構えちゃう(苦笑)三連符の連続フレーズですが、落ち着いて弾けばなんてことはないし、規則性もあるので、三連符内の同じ音、1&3音めをまずはフレーズで捉えて、そこを目指してオクターブ移動していくだけです。重音じゃないだけマシ。

といっても速度が速くなれば、一音ずつ音程修正してる余裕はありませんので、基本は三連符内のオクターブを1音めで同時に捉えてボウイングするだけにしなくちゃ間に合いません。

ボウイングも…スラーのつき方、スタッカートのついてる音が若干変則的になってるから厄介……と思って弾き始めたのですが……意外とすんなり弾けました。

二回めに4小節弾いてみた時は、音程はだいぶ正確に捉えられて、最後4小節のスラーも弓量の修正が出来ていたので、この調整でスムーズに弾けるよう弾きこんで行きたいです!

残りあと1頁とちょっと。全体の3/4くらいすすんだかな???
頑張ります!!

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