ヴァイオリン覚書♪9年5ヶ月~341回めのレッスン2014年09月30日

インドから帰国して一週間経ってないし、土日は仕事と帰国後の片づけやらで練習する余裕などほとんどなかったので……今日はワイロ(インド土産)で乗り切る作戦で(爆)

■ト長調の重音1オクターブスケール

前回注意された、小指のアーチと左手の角度↓に注意して…
D/G線:重音スケール4拍ロングトーン弾き。
角度に注意する分、スムーズな移動や音程の捉えはダメになりましたが、角度に気をつけている点は先生にもアピールできたので、多少そのあたりはおおめに見て頂いたよう。

■ト短調の重音1オクターブスケール
同じくこのスケールも指の形に最大の意識を傾け……たら、どうしても音色とか音程は乱れてしまいました。
でも何となく、感覚的には少し掴んできた感じ。

今日は後半7段めの4小節目から最後までを弾きました。
移弦が二弦またぎくらいになるので、移弦に気を取られ過ぎてフレーズ感どころじゃないのですが、移弦の中にある旋律的な音を意識して弾くように注意されました。

んんーーー練習不足なせいもありますが、譜面通り弾くだけで精一杯ですのでなかなかそのあたりまで意識を持てません……。


ヴィターリ『シャコンヌ』

今日は前回一度確認演奏した、重音がスラーと重音の連続パターンから。
poco a poco cresc.=少しずつ強く

まだフレーズが頭に入っていないので、譜面へ書き込んだ指番号を追いながら弾くので精いっぱい。
少しつっかえながらも何とか音程だけは追ったという感じです。

「音程は大丈夫ですが、重音がちょっとアルペジオぎみに聴こえてしまうので、頭の2音を同時に弦へ乗せて一気に弾いてから次の重音を弾くようにしましょう」

つい、先へ先へという意識で先走ってしまい、重音の基本的な弾き方が疎かになってしまいがちです。
フィンガリングが頭に入ったら、重音に気を配れるように…なるかな?

続くフレーズもレッスンして頂きました。
        con calore=情熱をこめて
          allargando=だんだん遅くしながらだんだん強く

ひたすらオクターブ重音オンパレードです……。
二段目の連符を弾くコツは……

「連符の最初の2、3音までは明確に弾いて、後はグリッサンドでヴィブラートをかけながら弾く感じにすると、音階にズレて弾いているように聴こえますよ」

との事。むむむ!?
とりあえず2、3音を明確に弾くというのはわかるんですけど、グリッサンドしながらヴィブラート???

「初めは一音ずつ楽譜通りに弾いて、音を確認してください。そうですね、最初にやっている重音を、この譜面の重音に置き換えましょうか。スケールの重音は、このフレーズの重音で練習しましょう」

重音スケールは下りの方が楽です。上りは……なんか上りにくい。

と先生に、ぽそっと零しましたら、

「重音スケールの上りの時は、意識的に楽器を少し高く構えて、自然に上りやすくなれる姿勢(音階は上ってても、腕や手は下るくらいの体勢)にもってくるといいですよ」

との事でした。
なるほど~色んな裏ワザがあるもんですね~。
楽器を高く持ち上げるって、格好つけるだけの意味じゃないんだ?

ヴィターリ『シャコンヌ』もこれで6頁中5頁めを丸っとレッスンできました!あと1頁!!ゴールが少しずつ見えてきたぞう!

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