★チャイコフスキー『花のワルツ』 組曲「くるみ割り人形」より
さて、こちらは本日仕上げ。
今日は、チェロパートの合わせ練習に使いたい事もあって、通し演奏を録音させて頂きました。
「速度はどうしますか?前回ちょっと遅すぎたので…ちなみに楽譜指定は160ですけど、いけそうですか???」
「えええ!?160て、ど、ど、どんなもんですか!?」
と、まずは指定速度の伴奏くん冒頭を聴かせて頂き、「折角、仕上げですからチャレンジしてみましょうか」との先生のお申し出で、レッツ、チャレンジング!
ま、百聞は一聴にしかず?じゃないですが、勇気のある方は以下リンクでご確認くださいませ…。
【A】~【C】までは伴奏くんのニュアンスに若干振り回されて音程が乱れたところはあったものの、何とか無難に弾けてるんですけど…【D】で譜めくりがうまくゆかず、出だしが有耶無耶になりました(T-T)そこは見逃してくれ……
【E】も、一部音程の乱れた箇所があり…
なぜか今日は2段めの後ろ三小節が鬼門で、これまで間違えたことなどなかったのに、テイク2でも間違えちゃって……最後まで修正出来なかったです…。
【F】も繰り返す前はちょっと音程が乱れたところが…
あ、でも出だし間違えたのは私じゃなくて先生ですよ~。
よく録音を聴くと、音量が明らかに大きいのが私(録音してたiPhoneは私の譜面台に置いてたから)で、やや音量が抑え気味なのは先生の音です。
繰り返しは落ち着いて修正出来てたので、まぁよしとしましょう。
【G】【H】【I】は繰り返しフレーズなのでスルーして…
問題は速度アップしてゆく【K】から。
反復練習してきた2段め後半から3&4段めにかけての半音階フレーズは、速度が速い方が、三連符のお尻についてる八分音符の半音階が分かりやすくて、思ったよりスムーズに、そこそこ正しい音程で弾けたので、ホッとしたのですけど……
速度の弊害が起こるのはむしろ【L】だったーーー……。
1小節めの三連符の232から4の音を捉えるのに、移弦があるため、速度がアップすると、押さえる指のタイミングと、移弦のタイミングがピッタリマッチングしにくくなって、中途半端な上擦った音になっちゃいます~~~。ものすごく意識的に4をバシッと捉えていかないと。
って思ってるうちに三連符の343から2の音のフレーズへ移行して、重音は壁に激突せんばかりのものすごい勢いで突っ込んで、終わるっ!!みたいな(笑)
速くて笑うしかなかったよ………ぜーはーぜーーーはーーーー。
納得いかない音程のズレとか、細部はちょいちょい自分でダメ出ししてたのですけど、先生は「大丈夫ですよ~。この速度でもちゃんと落ちずに弾けていらっしゃいますし、半音階のところが綺麗に弾けてましたよ~」と褒めて下さいました。
レッスン時間終わりかけでしたが、先生がもう一度、最後の仕上げ演奏しましょうと仰ったので、気を取り直してテイク2。
テイク2の方が、集中力を欠いて出だしからミス連発、譜めくりが巧くゆかず出遅れたり、休符明けの入りのタイミング間違えたり、ボンミスが多いですが、後半とかはテイク1で弾けなかったところが修正されてる部分もあります。
テイク1&2のいいとこどりするとトータルちょうどいい感じかな?これがコンスタンスに演奏できれば良かったなぁ…残念。
こんな仕上がりでしたけど、とりあえず合格もらいました。
っていうか、SKEの曲やら、オケやらチェロアンサンブルの曲が手つかずなので、以後しばらくはそちらをガッツリレッスンして頂く事に。
というわけで次回からはYAMAMAアルバムをお休みして、SKEのショーソン『詩曲』です!
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