前回レッスンから一週間、ホントはチェロ教室の発表会曲たちを自習した方が良かったんだけど、何だか飽きちゃって(爆)、ヴァイオリンレッスンの曲が良い気分転換になったので、少ない自習時間をほぼドッペルに費やしちゃいました(笑)
今日は1拍1スラーで弾きました。
前回、一番高音域のファ(#)とシ(♮)の間隔が案外広くて、シ(♮)は指板がない位置、と覚えたおかげで、1回めに張り切って開きすぎて(苦笑)音程高くなっちゃいました。
でも、他の音程は比較的安定して弾けましたから、2度めで微調整したら、サクッと弾けておしまい。
これらの高音域アルペジオを弾くようになってから、指板ぎりぎりラインの音程に、左手も耳も慣れてきたような気がします。
前回の続きから最後まで、今日も先生と一緒に演奏しました。
実は全く自習してなかったのですけど(爆)、先生の帆奏さえあれば弾けるので。
トリルの中に♮がついているフレーズは、先生の音を聴いて弾くようなタイミングで弾いてて後手後手な感じになりましたけれども、他はそれなりに弾けたと思います。
詰まったフレーズだけ確認し直して、次回は速度UPして通し演奏です。
★J・Sバッハ『二つのヴァイオリンのための協奏曲』第2楽章…第1Vn
iPodにオイストラフ父子の演奏が入れっぱなしになっていて度々聴いていたので、すんなり弾けるかと思ったら、意外と小節をまたぐリズムが多くて、ちょっと苦労しました。
でもやっぱり聴いて覚えるのは圧倒的に譜読みが早いです。音源と一緒に合奏していたら、自然と頭に入って来た感じ。
ただ問題は、この音源と、YAMAHAアルバムEXの楽譜指示で、ニュアンスの違う箇所がかなりあるんです……。
そこは今回、譜面に従うしかないのですけど、音源と一緒に弾いてると、ついつい音源のニュアンスに引きずられるという(;´д`)
できるところまで譜読み、という事になっていましたが、何とか通して譜読み出来ちゃったので、先生と一緒にまず1回通し演奏しました。
「いいですね。音程もほとんど綺麗に捉えられています」
と、先生からは好評価頂きましたが、私的に不安なフィンガリングと、ニュアンス感を確認したかったので、先生に質問しました。
フィンガリングに自信がなかったのは【A】の5段め↓
迷って3、2とかにしてたと思うのですが、赤字のフィンガリングが正しいと回答頂きましたので、修正しました。
ニュアンスは、【A】の4段めのスタッカート↑について
「これ、音源を聴くと全部テヌートで弾いてるようにしか聴こえないんですよね~~~」
って先生にお話ししたところ、
「そうですね、ここがスタッカート…という弾き方は私もあんまりした事がないと思います。テヌートスタッカートくらいのつもりで弾きましょうか」
という事になりました。
ここ、譜面通りスタッカートで弾いたら、音源と全く違うニュアンスになるし、何だか私の感じるこの曲のニュアンスとも違う気がして、どうにも違和感だったんです。
それに先生も
「冒頭もフォルテ指定ですけれど、フォルテ…でも間違いではない気はしますが、んーーー、そこまで強く弾いている意識は私が今まで弾いた中ではなかったですね」
と仰っていました。
バッハの時代の楽譜(原典)はそもそも、強弱表示なんてほとんどないと思いますから、譜面を起こし直した人のニュアンスはそれぞれ違って当たり前なのかもですね。
そんなわけで、以降の同じフレーズはテヌートスタッカートで弾く事に落着。
もう1点、どうにも音源と違って聴こえたところが【B】の4段め↓の2音めミ♭
ここも件の音源ではミ♮に聴こえるので、ミスプリなのか、版が違うだけなのか、念のため確認しておきました。
一応、この譜面はこれでOKだそうですが、やはりミ♮の版もある可能性は高いそうです。
先生からは1点、6段めの2&4拍めの八分音符3つに関して、
「第2Vnも同じリズムで弾いていますので、呼吸をすり合わせるよう意識しましょう」
とのアドヴァイスを頂きました。
これは【C】で出てくる同じようなフレーズでも同様。
【D】は先生からのご指導で2、3、4段めの十六分音符の真ん中に入っているテヌートの音の弾き方について
「スラーの切れ目は後ろの音符の塊に繋がっていますが、フレーズの流れとしては前のスケールの頂点になりますので、ここでたっぷりめに弾いて、スラーの中に入っているもうひとつのスラーで流れを変える意識で弾いて下さい」
との事でした。
テヌートは意識していたのだけど、スラーの切れ目で何となく前、後ろをパッキリ区切ったニュアンスかと思っていたので、よく考えたらスラーinスラーを無視してましたね。
そういえば【D】も2段めでピアノの強弱指定があるのですけど、音源では徐々にクレシェンドしていて、とてもピアノの音量ではないんです(苦笑)
ホント、ここまで違うと音源で音程は覚えても、ニュアンスで混乱しちゃいます。
【E】は私的に、2~3段とか、3~4段の小節跨ぎのフレーズの後のタイミングを掴みきれてない感があるので、弾きこんでちゃんとカウントして入れるようにしたいです。
【F】は繰り返しフレーズのパターン奏なので、4段めのパターン違い部分を注意する事かな。
最後に、時間の都合で前半半分まで、先生の第2Vnと合奏しました。
あれ?どこかを先生が第1で弱めに弾くので、第2はしっかりめに弾いて下さいって言われたのだけど、忘れちゃった(ノ∀`)
ボリュームは多いけれど、前回のフォーレより低弦のハイポジがなくて、弾きやすいです。
バッハは色んな解釈があるのかな?混乱もするけれど、実際弾いてみて、そういう違うを体感するのもまた興味深いですね。
最近のコメント