ヴァイオリンパートの方々が何回か弾き直しになった後での低弦3パートの演奏は一発OK。
「上手です」という代表T先生のお墨付きまでいただき
「低弦がこれだけはっきりクレシェンドを出していますから、ヴァイオリンの皆さんはもっとフォルテで楽器を鳴らしてください。低弦の方が楽器が大きいから、鳴るのは当たり前なんだけど、ヴァイオリンはその分、人数がいますからね」
と先生。そうですね、チェロ私1人だし(笑)
1人だから、音量は結構しっかり出して弾いていたのですけど、あんまりヴァイオリンが聴こえてこないため、抑えた方がいいのかなぁ…?と思いながらも…本番人数はパンフレットどおりなら、ヴァイオリンは生徒10名、講師6名、チェロは生徒の私1名ですので、本来ならセーブする必要はなさそうかなと。
ヴァイオリンの方々は代表T先生から、弓の元から先までしっかり使う事や、鳴らす時は楽器を高く構える事、弱音は指板寄り、強音は駒寄りで弾くなど、ただ何となく弾くだけではなく常に様々な技術的な部分に注意を払って弾くように、技術的には前述のとおり基本の指導を、逐一されていました。
ただね、わかりますよ。このアンサンブルに参加されているヴァイオリンの生徒さんって、せいぜい3~4年くらいのレッスン歴で、ソロで演奏するより実は難しい合奏、そしてこの速度についてゆくのが精いっぱいで、正直そこまで神経が行き届かないでしょう。
私も同じくらいの頃はそうだったもの。
正しい音程、周りと指揮と呼吸を合わせた拍子で弾く事が出来れば、御の字だと、私は思いますよ。
が、代表T先生の求めるレベルは違う。
悲しいかな、これも私はよくわかります。
アンサンブルを主宰し、指示する立場にあっては、少しでも良い演奏にしたくて、ニュアンスに関しては主宰アンサンブルSKEでも再三指示を飛ばしていますから~~。
難しいところですね…。
だからこの曲に関してはまず、この高速スピードを何とか落とすところから始めたらどうだろうか?という心の声をぐっと胸に秘めつつ…
そんなこんなで代表T先生の指示により、最後の通し演奏は、ヴァイオリンパートだけは講師抜きで演奏しました。
といっても、チェロパートだけは端から講師いないんですが(爆)
終わった後、音量バランスだけは気になったので、代表T先生に「あれくらいの音量で良かったですか?」と確認したところ「大丈夫。っていうか、チェロはちゃんと曲想まで表現出来てて、ありこさんが年々音楽的にレベルアップしてるんじゃない?!」と言われました。
あは、チェロは半年しかレッスンしてないし、来年もそうなるけど、まぁ、ヴァイオリンの技術の応用が利く部分は、年の功ってやつかなと思います(笑)
帰りにエレベータで乗り合わせたヴァイオリンの生徒さんにも「ヴァイオリンも弾いていらっしゃいますよね?すごい~」と言われましたが…チェロはまぁ弾けてる風で、師匠的にはダメダメなんで(;^_^A
ただ、今回この曲のチェロパートは、弾くので精一杯にならないレベルだったから、ニュアンスにも気を配れたのが、チェロ参加をこの曲にして良かったなと思います。
問題は速度だよ…今日は言えなかったけど、リハまでに言いたい…誰か言って欲しい…。。。。
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