ヴァイオリン覚書♪4年7ヶ月~164回めのレッスン ― 2009年10月27日

というわけで、ヴァイオリンとは全然関係ありませんが
すっかりハロウィン仕様になった我が家の玄関先の出窓を
ご紹介します。
ガラスが反射しちゃってちょっとわかりづらいのですが…
ジャックオランタンとお化けのモチーフがついた飾りとか、
HAPPY HALLOWEENっていう文字盤とか、
吊るしてたり、鉢植えに挿してるオーナメントとか、
衣装つくって着せたぬいぐるみとか…その他諸々
これでもかというほど気合の入ったハロウィンドウ(なんつって)
ここまで気合入れて飾ったのは初めてなのに
今週で見納めなので写真撮っておきました。
というわけで、本題に移ります。
先週知らないうちに左手の薬指と小指の腹を
浅いのですがパックリ裂いてしまい、
しばらくバンソウコウでガードして自習してきたのですけど…
どうにもこうにも感覚がおかしくて弾きづらかったので
昨日から撤去。
特に小指は、若干弦が食い込む厄介な位置だったため
前日の自習はそこそこに切りあげました。
で、苦戦中のシモネッティ『マドリガル』、当初から進展してるのか
確認のため録音。
★シモネッティ『マドリガル』(byありこ)
http://www.asahi-net.or.jp/~ar4y-ktu/madrigal_re.mp3
あー…なんか全部f(フォルテ)に聴こえる…。
なんで強弱つけてるつもりなのについてないんだろう…っ!
こりゃまだまだ合格は先だな…。
レッスンまで少しだけ時間があったので
教室の隣のビルのドラッグストアへ立ち寄って
噂の(笑)エキバンを買おうと思ったのですが…
「エキバン」はなく「サカムケア」しかありません。
やむなくそれを購入し傷口を補強しておきました。
傷口はほぼ塞がってるせいか、やみつきになるという(笑)
沁みる感じはありませんでした。残念???←エム体質
これでレッスンはなんとか大丈夫。
さてさてニ長調のスケール、4つで一つのスラーから。
音程はいいけれど、やはり4つめの音で移弦を意識して
弓が早くなるらしく、一定の速度で弾くよう
4つめの音の時のボーイングに注意することを指摘されました。
次のロ短調のスケールはスラーなしで。
これも前回同様やや弓が先の方で減速して
音が萎むらしいので、しっかり吸い付けるよう注意されました。
新しい宿題は予習しようと思って挫折した重音の練習曲。
フィンガリングがイマイチわからなかったのですが…
「これは一音一音、指がクロスします」
A線とE線の1stポジションで
A線の1、E線の2を取ったら
次はA線の2、E線の1を取って…
これが3の指とのクロスになったりして、
まったくもって嫌がらせのようなフィンガリングです…。
音で覚えるより指の形で覚えて行った方が良さそう。
教本のページを戻って、持ち越し中の『マドリガル』
今日は伴奏くんと一緒に通して演奏しました。
音の山を作ることや、ヴィブラートをかけるところに気を遣うと
どうしても音程が不安定になって
音程だけならこれまでの方が安定していたのですが
課題になっていたフレーズごとの表情のつけ方は
そんな雰囲気が出せていたのか
「うん。だいぶ良くなりましたね。
よく頑張りました。これはOKです」
努力が認められて合格をもらえました♪
ハロウィンウィークのラッキーかも???
「レパートリー集の3は…まだやってないんですっけ?」
YAMAHAは教本と小品の曲集を並行してレッスンするのですが
曲はしばらくプリントが続いていたし
ちょうどテキスト全般が改定される時期とかぶってたので
あたらしい曲集の本はまだ購入もしていませんでした。
っていうか、教本に入ってる練習曲が
すでにこれまでより長めで難しいので
この上曲集もやるのは正直苦しいかも…。
と心の中でブツブツ思っていたら
とりあえず今の教本の長めの練習曲が
新たな課題となりました。
一度伴奏くんと先生の模範演奏を聴きましたが…
なんじゃ~!?こりゃ~!?
ジャズっぽい雰囲気の曲なのですが
なんとか形式とかっていう古典的なフレーズの繰り返しとか
ほとんどなくって最初から最後までばらばらの旋律。
しかも半音上がりやら下がりやらがやたら多い!
うはー…これはまた苦戦しそうです…。
最後の最後にヴィブラートの事で一点。
「今、腕のヴィブラートと指の方を使ってるんですけど
手首のヴィブラートが使えてないんですよ。
『マドリガル』みたいに短い音で音量を出す時なんかは
手首を使った方が無駄なく楽に出せるので
手首のヴィブラートも使い分けられるようにしましょう」
つい先日、知らないうちに出来るようになってたわ~♪
とか偉そうな事をゆってましたが
手首、できてないじゃん(泣)
次の生徒さんはもうスタンバイしてたのに
先生はどうにもそこが気になるらしく
「ちょっと弓なしでやってみて」
と言われたので弓なしで構えて
3rdポジションの2の指でやってみようと思ったのですが…
「あー、腕から動いちゃってる。
最初にやってたように、おいでおいでの手振りの
反対のバージョンですから、手首から上だけ動かして」
先生に手首を支えてもらえば出来るのですが
自分だけでやろうとするとなんか変な動きに…(T-T)
「また最初にやってた練習を家でやってください」
手首か…どおりで『マドリガル』のヴィブラートやら
『G線上のアリア』の時の短いヴィブラートが
うまくかけられなかったわけだ…。
やっぱりヴィブラートの完全習得には時間がかかりそうです。
チェロ覚書♪♪0年7ヶ月~14回めのレッスン ― 2009年10月27日
チェロのレッスン時間まで少し余裕があるため
苦戦した『マドリガル』の合格祝いとハロウィン気分を盛り上げようと(笑)
成城石井でかぼちゃのプリンと
かぼちゃのプレミアムチーズケーキを購入しました♪
他にもちょこちょこ買い込んでしまって
若干大荷物でチェロの教室へ。
教室の代表のT先生と挨拶を交わすと
「ありこさん、鶴舞公園で練習したんですって!?」
という話題から
ヴァイオリンは移動が楽だから外でも弾けるよね、とか
発表会の話をちょこちょこと。
奥の方に合同練習で顔馴染となった
ヴァイオリンのY先生がいらっしゃったので挨拶すると
T先生との話や抱えてるヴァイオリンケースから
「あれ?ヴァイオリンも弾かれるんですか???」
という質問と、大抵誰からも言われる
「両方練習するのが大変じゃない?」
という質問を受け、しばし歓談。
ここの教室は他の楽器の先生とも
親しくお話ができるこの雰囲気が好きです。
そんなおしゃべりをしている間に
前の生徒さんのレッスンが終わって自分のレッスン時間となりました。
今日はチューナーがないらしく、ピアノでの調弦。
…苦手…。その上
「5度調弦、やってみましょうか」
うえ~っ!ヴァイオリンでもやらない恐怖の5度調弦!
A線をピアノで合わせて、ものすごく適当に、
あわせたつもりの5度調弦をし、
先生にあっさりバトンタッチする私(爆)
微調整するついでに、違う調弦方法も教えてもらいました。
「ハーモニクス(フラジオ)を使って調弦する方法もあるんですよ」
まだ1ポジションしか習ってないのですが
(実際には『風のとおり道』で他のポジション使ってるけど)
ハーモニクスで全弦同じ音を出して調弦するんだそうです。
へぇ~と感心するだけで終わってしまいましたが(笑)
で、ウェルナーの教本の指の練習曲からレッスン開始。
先週までは1弦ずつで指の動きに慣れる練習曲でしたが
今回は指の動き+移弦やスラーやらの
ボーイングバリエーションが入ってきます。
開放弦の時はコツが掴めていた動きでも
指が入ると途端にダメになったりして
自習の際、始めは感覚を掴むのにやや苦労しました。
が、教室の楽器の方がなんとなく弾きやすくって
レッスンではなんだか楽に出来ました。
宿題部分すべて、順調にこなしてしまい、先生からも
「出来てるので何もいうことがないです」
と褒められました♪
これはハッピーハロウィン??
次なる課題はまた、日が空くのでたっぷり出されました。
「この辺とかも…もうできちゃうと思うので、
やれるところまで進んじゃってください」
ヲイヲイ(苦笑)
鈴木の教本は前回さらっと弾いて持ち越した
『むすんでひらいて』から。
抑揚をつけて弾くのが課題でしたが、
最初に一人で通し演奏したら、
弓の使い方が全体的に軽すぎてしまったようで
「しっかり弾くところと軽く使うところの変化をつけましょう」
と言われ、再度弾きなおし。
最後に先生のピアノ伴奏と合わせて合格をもらいました。
次は『クリスマスの歌』
これは休符を意識して弾く事と、いつものように
音の山を自然に作る事を心がけて弾くように言われました。
「同じ音が二つあるところなんかは、こう…
シャンシャンってあのベルみたいなイメージで。
全体的にクリスマス楽しいな♪って感じで弾きましょう」
あー、先生もヴァイオリンの先生みたいなことを…
でもまだベルは、音という点で繋がりがあるので、
なんとなくわかるかも。
まずは1回通し演奏。
そこからさらに細かいニュアンスの出し方の指導があり
弾き直しをして…
最後に先生のピアノと合奏し、合格。
「だいぶ弓の使い方にも慣れて来られたから、
もうほとんど言うことがないですよ~。
私ちゃんと教えられてるかな…。
初心者なので本当はニュアンスとか、ここまで求めないですけど
他に言うところがないのであえて言ってます」
だそうです。
もうベタホメにホメ殺しですね(汗)
で、前回から宿題になっていた『霞か雲か』と
『アレグロ』『無窮動』が新たな宿題となりました。
「ニュアンスに関しては今回言いません。
お任せするので、自分で考えて弾いてきてください」
弾けることは前提になっているので
自分で表現をつける方法を模索して来いと…。
うーむ。まだ弾くのがいっぱいいっぱいで
言われたようにしか強弱つけられないのですが…。
とりあえず譜面どおりやってきます。
終わりに教本の最後のページまでめくって
鈴木の教本シリーズの続刊の収録曲などをチェックしながら
雑談。
よく考えたら鈴木の教本、それほどボリュームがないので
いつの間にか半分まで進んでました。
今後の展望を考えてってことなのでしょうか。
ヴァイオリンでも弾いたことのある
『狩人の合唱』とか、ザイツの『協奏曲第5番』とか…
まだまだ道程は遠いですが
同じ曲をチェロで弾くっていうのも面白いですね。
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