ヴァイオリン覚書♪4年8ヶ月~166回めのレッスン2009年11月17日

前回に引き続き今回も雨です…。しかも寒…っ!
若干テンションは下がりますが、
今回もチェロとダブルレッスンデーなので、
むしろ上げていかねば!

前回から一週しかない上、
法事の準備やらに忙しくてかなり自習不足でした。
ので、ある程度覚悟はして…

レッスン開始。

まずはニ長調とロ短調のスケールを
8つでひとつのスラーにして弾く練習から。

音程より何より、一度弾いてすぐ指摘があったのは

「弓の量の配分がぐちゃぐちゃ。
出だしが少なすぎて、移弦の時は無駄に多く使ってるから
音も弓の都合がまるわかり。
弓の量と速度をだいたい揃えて
フレーズの山をちゃんと歌って弾くように」

で、気をつけて弾き直してるつもりなのですけど

「だめだめ!また移弦のところで弓が速い!」

何度やっても同じ事を注意され、
結局なかなか合格ラインには修正できませんでした…。

「これはもう一度しっかりやってきてください」

自習では音程と音の繋ぎだけ気をつけて
さらっとやってたので、
厳密な部分に突っ込まれて手も足も出ませんでした…。

続く十六分音符の六連符の練習曲は
3,4の指を使うあたりで走りがちになるため
そこを注意して何度か繰り返し弾き、
安定してきたあたりで合格をもらいました。ほっ。

新しい練習曲は3弦3音の重音。
一段だけの短い練習曲ですが
3つの音をいっぺんに響かせることが課題です。

「3音の和音を響かせるために、弓は指板寄りで、
A線を基準に両側の線へひっかかる角度を
注意して取ってください。
ダウンはそれでいいんですけど、
アップでは、いっぺんにとりづらいので
最初の音を強めに引っかけてから3音を響かせるように。
ちょっとやってみましょう」

重音だけならなんとか3音響きますが
練習曲のフレーズは重音の後で二音、単音が入ってて
それが微妙にうざい…。
ま、慣れかもしれません。

で、前回から持ち越しのちょい長めのジャズっぽい練習曲は
伴奏くんと合わせて通し演奏。
音程は前回すでに安定していたので、
仕上げではリズムの問題がメイン。
再チャレンジということもあり、
伴奏くんのリズムを受けて弾く余裕があったため
まずまず落ち着いて丁寧に弾けました。

「だいたいよく弾けてますね。
一箇所#がナチュラルになってたところはありましたけど
まぁ、OKでしょう」

問題は『G線上のアリア』の第2ヴァイオリン。

アンサンブルクッキングの時に譜面をソフトへ打ち込んで
音確認で何度も聴いたり、練習で鳴らしてたので、
だいたいの旋律は頭に入っていたのですが…

聴き馴染んでても弾くのは訳が違う…!

というのも、2ndポジションが頻繁に出てくるおかげで
音程がとりづらいんですっ!
おまけにものすごーく変則的なところで
不規則なフレーズを弾いていて
休符のカウントするのが大変…っ!

自習ではひとまずフレーズのとおり弾くので精一杯でした。

一人で通して弾くのは辛いな~と思っていたら、
レッスンでは伴奏くんと一緒に通し演奏をしました。

でもいざ弾き始めたら
伴奏くんの第1ヴァイオリンを聴いてる余裕ナシ!(笑)

となりで先生もたまに帆奏してくれましたけど
とにかく必死でした…。
ところどころ指づかいが違うところを
弾いてる間に先生が譜面へ書き込んでいたので
繰り返しの際は訂正された指づかいで弾き直したりして
そんなこんなで目を皿のようにして(笑)
楽譜と向き合いやっと通し演奏終了~。

「む…難しい~っ!」

と思わずこぼす私。

「ははは…まだ第1ヴァイオリンとの掛け合いの部分とか
全然受けて弾けてないから
フレーズの終わりの音が雑でしたね。
♪タララ~ラララッ♪じゃなくて
最後はフワッと、ラ…♪ぐらいのつもりで。
中盤の盛り上がりところはクレッシェンドになっててよかったですけど
終盤の徐々に盛り上がっていくところは
一本調子だったので、始めは音量をもうちょっと落として
徐々に上げていくようにしましょう。
あとはやっぱり、もっと第1ヴァイオリンを聴いて
流れに添って弾けるようにしていきましょう」

フレーズごとが難しいというより
ニュアンスを第1ヴァイオリンに合わせて弾かないと
バラバラに聴こえてしまうという難しさが
この第2ヴァイオリンにはあります。
そこが面白さでもあるのでしょうけれど、
初心者ではまだまだその域に達せませんね~(汗)

チェロ覚書♪♪0年8ヶ月~16回めのレッスン2009年11月17日

ヴァイオリンのレッスンが終わって
チェロのレッスンまでの空き時間に、
成城石井を覗いてきました。

気になっていたプレミアムチーズケーキの新商品、
塩キャラメル&ハニーウォールナッツ味が
見切り品で安くなってないかな~♪と思ったら…
ありました!しかも私の中で過去最高半額!

即ゲットです(笑)

その後、家へ帰ったらごはんつくるの面倒だから
なにか買っていこうと思ったのに…
結局セールに弱い私は、
ブルダーキャニオンの高級ポテチがセールだったので
買いだめしてしまい…おやつばっかり…(爆)

そんなわけで重くはないけどカサバル荷物を増やし
もちろんヴァイオリンケースも抱え、
雨がやまないので傘もさして、
チェロの教室へ向かったのでした。

それにしても寒い…吐く息も白いし。

教室に着いたら温かかったのでホッとしましたが
必死になると汗をかくため(笑)上着は脱いで
レッスン開始です。

まずは先週から課題になった
ウェルナーの教本1の後ろのページにとんだ
ハ長調と、シフトのあるト長調のスケールふたつから。

「どんな感じで(スラーの入れ方)練習してきました?」

と訊かれたため

「単音から2つ、4つで譜面どおり8つまでスラーを入れてやりました」

と答えると、「おお~素晴らしい」とそれだけで褒められ(笑)

「じゃ、時間ももったいないので2つスラーからはじめましょう」

先生のピアノの音を聴きながら
ハ長調のスケールを弾きました。

「だいたいOKですけど、今度はもっと歌うように弾きましょう」

ヴァイオリンでも歌ってないと言われたので(泣)
音の山に注意して弾いてみたら、だいぶよくなったため
今度は4つスラーにして繰り返しでハ長調はおしまい。

ト長調のスケールも同じく二つスラーで始めましたが、
シフティングもあるせいか途中でちょっと音程があやふやに…。

「シフティングした時よりも、その後の方が乱れるのは
シフティングで親指が2の指の後ろじゃなくて
1の指の方へあがってしまってるからですね」

指板にまだ残っている自分の左手を見たら
しっかりくずれてますね…あらら。
そこを注意して練習してくることが課題になり
前のページに戻って二重奏。

「あ~やっぱりチェロで(一緒に)弾きたい!」

と先生。まずは一人で通して弾きました。

「OKです。でもちょっと硬い感じなので
もっと柔らかく、下のパートの旋律を意識して弾きましょう。
合わせればわかりやすいと思いますから
今度は一緒に弾きましょう。
あ、ちょうどいいので、出だしの練習も兼ねて(笑)」

発表会の『カノン』での出だしのポージング…
気は重いのですが、練習あるのみです…。

1,2,3,4でスタート。
二重奏は楽しいです♪
先生の調子に合わせて強弱をつけたつもりで弾いて
だいぶニュアンスは出てきたようなのでOK。

次は同じ旋律のパターンレッスン。
こちらは三拍子なので、基本旋律が一緒でも
調子が結構違います。
またひとりで弾いてから、先生と合奏しました。

「もっと柔らかく弾いてください」

と言われて徐々に徐々にほぐしてゆきましたが…
音程云々より、やはり硬さが問題のよう…。

鈴木の教本は『アレグロ』から。
わりと好きな雰囲気の曲調だったので
自習も楽しかったのですけど
スタッカートがついてるテヌートの弾き方が、やっぱり重硬いらしく
ひたすら柔らかく、もっと柔らかく、と言われ続けていました(苦笑)

寒かったせいか…
確かにいつも以上に動き自体が硬い気がします。
肩に力が入ってるのかしら…?

おしまいに、また『カノン』の出だしのポージングを
練習しました。

だいぶ、リアクションは様になってきたのですが
先生にみてもらうと、まだ硬さが抜けていないようです。
あと、何度かやってると、無意識に
呼吸が逆になってます…(爆)

1、2の次の、3で息を吐いてエアーで下げ弓、
4で鼻からスンと大きく息を吸い込んでエアーで上げ弓して
ゆっくり息を吐きながらスタートするんですけど
いきなり息吸ってしまってます…あわわ。

苦笑しながら先生いわく

「じゃあ、最初の音の時、ラーッ♪って声に出してみましょう。
声の音程はどうでもいいので」

それでやってみたら、呼吸はわかりました。
そっか、本番でも声に出さずに
出してるつもりでラーッ♪ってやればいいんだ!

少~しずつですが、コツは掴めてきた感じです。
とりあえず来週の合同練習までに
動きだけでも掴んでおきたいところです。

編み物 097■ぬいぐるみ用のサンタカラーなミトン2009年11月18日

赤い自転車とお揃いで更にキュート!
帽子、マフラーと編んだら、
何だか他の小物まで編みたくなってしまい(爆)
めっちゃ簡単に作れそうなミトンを編んでみました。

実際、あっという間でした(笑)

細編み1段、増し目して長編み3段、
縁編みで細編み3段で完成。

あまりにも短時間でできてしまったため
帽子やマフラーとお揃いで
編み玉をつけようとおもったのですけど
小さすぎて同じサイズ、もしくは小さめの編み玉を作るのは
かえって根気がいるので
丸くて小さなモチーフを二つ編んで
並べてくっつけてみたら、
お揃いっぽく、かわいらしい感じになりました♪

これでひと揃えできましたが…
ベストとかブーツとか…お揃いで作ってみたい気も…
うずうず…


編み図:なし(オリジナル)
糸:(毛糸ピエロ)さわやかコットン中細 100g【レッド】若干量
  (セリア)コットンレース糸#20 20g【オフホワイト】若干量

ヴァイオリン覚書♪楽譜『ヴァイオリンのしらべ』2009年11月19日

ダブルレッスンの日の冷え込みが祟って…
昨日は風邪でダウンし仕事を休みました。
しかも病み上がりの今日は職場の歓迎会…。

仕事が終わってから時間まで
中途半端に時間が空いていたので
職場のすぐそばにあるブックオフへ
暖を取りに(笑)行きましたところ…
運命的に?この楽譜を見つけました。

★ヴァイオリンのしらべ[ピアノ伴奏譜付き]
 ピアノ伴奏に合わせて1人でも楽しめる極上の21曲(リットーミュージック)
http://www.rittor-music.co.jp/hp/score/violin_data/07417127.html

↑の前の版で、20曲入りのやつです。

ちゃんとCDも模範演奏とカラオケと2枚揃っていて、
カラオケCDの方は未開封でした。

中古の楽譜の割には傷みがなく
折れ目もほとんどありません。

買ったはいいけどあんまり使わなかったのかな?
と中身をチェックしてみたら、
ありましたありました。指番号の書き込み(笑)

『G線上のアリア』『と葉加瀬太郎の『エトピリカ』だけ
特に前半部分にがっつりと、
ほぼ全音書き込んであります。

もろ前半部分だけだったので、
独学でチャレンジして頑張ってみたものの
最後まで弾ききれず挫折したのかな?
伴奏だけのカラオケCDは未開封だったし、
合わせて楽しむ段階までいけなかったのかしら?

とか色々想像してたら、いい暇つぶしになりました(笑)

当時の定価2200円が、ブックオフ価格900円で
それほど破格値ではありませんでしたが
これも何かの縁と思い購入。

改めて『G線上のアリア』の譜面を確認してみたら
今自分の弾いてる楽譜の音域より
1オクターブ以上低くて、しかも調が違いました…。

あらら…これは自分用には使えそうもないわ…
もう今の譜面で覚えちゃったから、
今更他の調で覚えなおす気はなし(笑)

パガニーニの『ラ・カンパネラ』もありましたが
これも今やってる教本に簡易編集された練習曲が
入っているんですよね~。
でもこれは調が一緒かな???

とりあえず今は余裕がありませんけれど
いつかカラオケCDと合わせてどれか一曲、
「1人でも楽しめる」といいな。

ヴァイオリン覚書♪4年8ヶ月~167回めのレッスン2009年11月24日

先週に引き続き、今週も雨…。
でも今日はダブルレッスンじゃないので
気合を入れて臨みました。

まずは苦戦している8音ひとつスラーのスケール。
自習では移弦の時のボーイングの速度や
弓の配分を確認するため
わりとゆっくりめで弾いていたので
そのままスタートしたら、いきなりダメ出しっ。

「遅すぎ。もっと速く弾かないと
スムーズなフレーズにならないでしょ」

えええ~っ!?
ゆっくり丁寧に弓を使うことばかり考えて練習してきたので
速さのことはあんまり考えてなかった…ガーン。

言われた速度(倍速くらい)で弾いたら
音程は乱れてしまいました…あうううう…。
でも、ボーイングはだいぶ改善されたと見なされたらしく
ニ長調はおしまいにして次のロ短調のスケールへ。

とにかく速さのせいでボーイング+ポジション移動の
速さと精度が求められるため
明らかに音程は最初の頃より乱れてます…
でもこちらもボーイングは改善が見られたよう。

「移弦は前よりだいぶ良くなったけど
アップダウンの時の弓の返しで
もっと指弓を使えると綺麗になるので…
前にやったよね?」

ハイ。何度も繰り返し注意されていることです…。
指の屈伸が出来てないんですよね…。

「見てると小指がどうも離れてっちゃうから
いっぱいいっぱい使った時に離れるのはいいとしても
弓につけておいてください。
持ち手が崩れてきてるみたいだから
小指に気をつけて持って」

またまた初歩的な注意を受けてしまいました…くすん。
なので開放弦で指弓のアップダウンの練習をしました。

「まだこっち(ロ短調)は下りの時の4と3の指の動きが
スムーズじゃないのが音に出てますけど
前よりはボーイングもだいぶ良くなったので
ま、この辺でいいでしょう。
これは2ndポジションスタートだから難しいしね」

と、おまけ合格をもらいました。ほっ。

お次は重音3つを同時に響かせる練習曲。
こちらは自習でもわりと順調に弾けていたので
今日の課題の中では一番まともだと思ってたのですけど…

伴奏くんと合わせて指定速度116で…
っていざはじまったら速っ!!

というわけでだいぶ速度を落としてスタート。

「うん。だいたいいい感じですね。
最後の重音は音を切らずにもっと余韻を残して弾きましょう。
じゃ、もうちょっと速度を上げてもう一回」

速度にも音にも慣れてきたので
まずまずいい感じに弾けて合格。

新しい課題の練習曲は…

「これ、明らかにいやがらせの曲なんですけど…」

といいながら先生がお手本演奏。
アルペジオで徐々に5thポジまで上がって、
また下がっていく旋律で一見なんでもないようですが…

「三つのかたまりの音の始めが開放弦なのが
厄介なんですよね。ちょっとやってみましょう」

やってみたら、確かに…音程がとりにくい!
開放弦の音の間にポジション移動していくのですが
間に全部開放弦が入るために
親指が浮いてしまって、ポジションがとりづらいのです。
先生も難しいと仰ったので、
参考程度に練習するって雰囲気?

最後は『G線上のアリア』の第2ヴァイオリン。
伴奏くんと合わせて弾きました。
前回は旋律をなぞるのに必死で
第1ヴァイオリンとあわせる余裕がなかったので
自習ではソフトに第1ヴァイオリンの旋律を打ち込んで
それに合わせて弾いてきました。
おかげで掛け合いになっている部分などのタイミングは
自然になってきたと思います。
2ndポジションが多いためにとりづらい音程も
だいぶ改善したつもり。

で、レッスンで通し演奏をしてみたところ
最後のフレーズで2ndポジションに移動したはじめの音が
思いっきり音程狂ってしまいましたが(汗)
それ以外はまぁまぁ安定して弾けました。

「だいぶ良くなってきましたね。
ただもっとなめらかにフレーズの山を作りたいので
移弦の都合が音に出ないように
ボーイングに神経を遣って弾くようにしてください。
あと、第1との掛け合い部分の終わりの音は
もっと余韻を響かせていいですから
音にならないくらいの音を残す感じで、弓を流すように」

言われたことに気をつけて
今度は先生の第1ヴァイオリンと合奏しました。

伴奏くんより、先生と合奏した方が
音の掛け合い部分とか、
フレーズの雰囲気がわかりやすかったので
フレーズの山は、まだちょっとごつごつ山だけど(笑)
先生に合わせて一応山の格好にはなったと思います(笑)

「一緒に伸ばすところはもっと第1に合わせると
より綺麗な合奏になります。
これは、もうちょっとやっておきましょうか」

まだレッスンではノンヴィブラートで弾いてるのですが
次くらいでヴィブラートの指導が入るのかしら?
自習では適当なところにかけてるんですけどね(笑)
先生の指示では思わぬところに
ヴィブラート指令が入ったりするので
それはそれで勉強になります。

次回レッスンまで二週空くのですけど
宿題はいつもより少なめです。
チェロの発表会間近だからありがたくはありますが
基本にかえって指弓とか持ち手のチェックをしようかな。

チェロ覚書♪♪0年8ヶ月~5回めの合同練習2009年11月25日

発表会までいよいよ1ヶ月を切りました!
合同練習も残すところあと3回。

かといって、私は発表会などなどの本番まで
がっつり練習を続けるタイプではないのです。
ある程度の期間、同じ曲ばかり弾き続けていると
飽きちゃうんですよ~(爆)
レッスン記録でもおわかりかと思いますが
何ヶ月越しかの曲とか、後半うだうだですしね(笑)

というわけで、テンションを維持するためにも
前半がっつり弾き込んで暗譜もしたら
本番1ヶ月前までには「寝かせ」期間に入ります。
ただしまったく弾かないわけではなくて
弾くと決めた日、1日一回かぎり、
本番のつもりで通し演奏をします。
詰まっても、音程が崩れてもやりなおしは一切なし。

同じ場所で詰まるようなら、その部分だけ確認しておしまい。

今はまさにその期間に突入していたのですが…

今回のアンサンブルではその調整方法が通用しないようです…。

さて、平日の合同練習は、
休日お仕事の生徒さんのために設けられてることもあり
休日の練習と比べるとはるかに参加人数が少ないです。

で、前回先生含むフルメンバーだったチェロパートは
今回先生もいらっしゃらず、私とMさんのみ。

Mさんは前回ご一緒したのが初顔合わせで
前回はお話しする機会がなかったので
この機会にコミュニケーションをとっておこうと
練習前から雑談をしてみました。
で、クラッシックに興味のある、先生の演奏会に知り合いもいる方
ということはわかりました。
一緒に演奏するのですから、やはりコミュニケーションは大事ですね♪

そんなこんなで練習スタート。
『風のとおり道』から通して演奏しましたが…

あれ?なんだかニュアンスが変わった?

まず、最初のフレーズが終わった後の
チェロのアウフタクトをたっぷりめで取っていたところが
速度を変えず譜面どおり弾くのに変更されたようです。

その辺の指示は事前にうかがっていなかったのですが、
とりあえず指揮の先生から指示が入ったので
その後は速度を落とさず弾くように訂正。

でもフレーズごとに速度が変わる他の部分も、
速さが微妙に変わっていて
本番1ヶ月切ってもまだ定まらない演奏スタイルに
若干いらだちを感じつつ(爆)
そこはアンサンブルなので合わせるしかないと思って
自分が弾くというよりタイミングやリズムの確認をするつもりで
いつもよりちょっと軽めの音で弾いて終了。

んー、なんか全体的にしっくりこない…。
弾いてて気持ち悪い…。

ヴァイオリンのアンサンブルのセミナーでは
一日かぎり集まったメンバーでやっていても
けっこうきちんとアンサンブルになってるのに
どうしてだろう…???

『カノン』の練習を始める前の休憩タイムで
とりあえずお隣のMさんと
にこやかに雑談していたら
ヴァイオリンの先生が私の方へ歩みよってきて仰いました。

「『風のとおり道』のピッツ(ピチカート)のところなんですけどー、
音が聴こえないので弾く(アルコ)ようになったんですよ。
なので、ピッツは全部やめてください」

「えっ???」

初耳だったので、お隣のMさんに訊ねたら
Mさんもご存じなかったとのこと。

「ヴァイオリンの先生からそういう指示が出てるので
お願いします」

「えっ、あー…はい……」

私もMさんも戸惑ってしまいました。

ピチカートをアルコに変えるだけと言われれば
先生方にとっては簡単な事なのかもしれませんが
わざわざピチカートのために弓を持ち替えて
それで数ヶ月弾き慣らしてきた初心者にとっては
本番1ヶ月切った今になって
アップダウンのあるボーイングへ変えるのは至難の技です。

ニュアンスも当然変わります。

とりあえずチェロの先生に確認してみることにして
『カノン』の練習がスタート。

私が出だしの合図を取るはずでしたが…

「やっぱりあわせるのが難しいので
私が指揮をやりますけど、出だしは一応合図してください」

との代表の先生のひとこと。

こちらもまたまた変更ありですか…。

先ほどの急に降ってわいた変更の件で
心がざわざわしていた中で
だんだん動揺の波が大きくなってきました。

一回目の通し演奏は、出だしはともかくとして
今回から指揮があるため
それに添ったリズムで弾きました。
ちょっと遅いな…と思っていたけれど
周りに合わせなければならないので
そのまま弾き続けて一回目終了。

「速度はこのくらいでしたっけ?もうちょっと速い?」

指揮をしている代表の先生が誰へともでもなく訊ねたので

「前回はもうちょっと速かったです」

他のメンバーは、ほぼ前回出てる方がいらっしゃらなかったため
私が答えました。

速さの確認をヴァイオリンの人などとチェックして
再度弾き始めましたが…

やっぱり指揮があっても
ヴァイオリンが走りがちになるところなどの都合で
途中から微妙に速度が変わってゆく感じです。

私は自習の際、一定速度で弾くPCのデータと合わせて
練習しているので
速さは一定を保って弾けると思っているのですが
実際のアンサンブルではとにかくヴァイオリンに合わせるしかなく…
速さが変わってきたと思っても
だまってついてゆくしかありません。

なのでだんだん自分的にテンションが下がってきて
『風のとおり道』の時と一緒で
周りの音にテンポをあわせるための練習を心がけ
軽めの音で弾いていたら…

「チェロ、もっとしっかり音を出して下さい」

とダメ出しを食らいました…。

いや、今日は二人きりだけど
本番はチェロ8人ですから、
そんな一生懸命弾かなくても大丈夫…っていうか
むしろ弾かないほうが少ないヴァイオリンの邪魔をせず
ほどよいと思うので、そろそろ本番どおりの雰囲気で…
弾きたいんですけどね~~~ブツブツブツ(心の声)

『カノン』の練習の途中で、
遅れて来た生徒さんがいらっしゃったので
最後にもう一度『風のとおり道』を
通し演奏することになりました。

今度はさきほどの指示どおり、
ピチカートをアルコへ変えて弾いてみようと試みました、
が……

最初の4小節だけのピチカートは
とりあえず対応できましたが…
なんだか音が間延びしたように感じで、
自分的にしっくり来ず…

中盤で長い間ピチカートに入る部分では
出だしでいきなりとちって、わけがわからなくなり
結局ピチカート部分のフレーズがごっそり抜けてしまいました…。

ダメだ…即対応は私の技術ではできません…。
練習すればなんとかなるとは思うけれど……
自分の中で本番までのスケジュールを考えて
自習のスタイルを調整してきたのに
今更振り出しに戻された気がして
モチベーションは下がる一方です…。

お忙しい社会人の皆様がほとんどなので
合同練習への参加がおぼつかないのも
致し方ないのでしょうけど
ほぼ毎回出ていると色々な面でストレスも溜まってきて…
正直欠席してる方がうらやましくなってきました。

自分が下手なのはわかっているけれど
だからこそ練習には積極的に参加しているし
素直に指示にも従ってきました。

でも練習の度にコロコロと変更されるのは
練習時間が限られている超初心者にとって苦痛です。
それを練習の度に受け入れざるを得ないのも苦痛…。

辛い…楽しいはずのアンサンブルが、
なぜにこんなに辛い……。

とりあえず次回の合同練習どうしよう…
ちょっと出たくなくなってきたのですが…。
そこはオトナなのでぐっとこらえて…
今週は楽しいイベントも企画したので
その事だけ考えて気分をリフレッシュします…。

本日のごはんφ_(*^▽^*)_ψタジンでモロッコ風ディナー2009年11月28日

手前がクスクス、奥の右からモロッカン&自家製サラダ、左奥がマリネです
今日は二日連続で私が主催するホームパーティー
第一夜です。

今回のコンセプトは、もちろんマイブームのタジンをメインとした
モロッコ・チュニジア料理のディナー。

お品書きはこのとおり。

~食前酒~

発泡日本酒 ときめき

~前菜・サラダ~

有機にんじんのクスクスサラダ
有機トマトのクスクスサラダ
フランス産カマンベールチーズの玄米海老せんべい(坂角総本舗)添え
自家菜園のとれたて新鮮サラダ
焼きなすと彩りピーマンのマリネ
ポテト&キャロットのモロッカンサラダ

~メイン~

アプリコット&チキンのタジン
鴨スモーク×ベルベル(野菜)タジン
ラム&プルーンのタジン
ケフタタジン

~パン~

ゲストの手作りパン各種…
 ローズマリーのフォカッチャ
 ブラックオリーブのフォカッチャ
 クランベリーのベーグル
 枝つき干しぶどうの天然酵母パン
 米粉のロールパン

~デザート~

洋梨のコンポート ワイン風味
 ビターチョコレートソースとバニラアイス添え
グランマルニエとアカシア蜂蜜のマチェドニア

~アフターティー~

グリーンモロッカンミントティー(ウィタード)


となっております。
バニラアイス、カマンベール、せんべい以外はすべて手料理ですよ。
お客様の反応はいかがでしょうか????ドキドキ。

ちなみにワインは会費と一人1本持ち寄り制だったので
この日空けたのは3本。

 スペイン産白ワインのスパークリング
 ドイツ産白ワイン(カビネット)
 イタリア産赤ワイン←これは自宅のストック

ボジョレー解禁後まもないというのに
私自身がそれほどボジョレー好きでないこともあって
ゲストが選んだのはことごとく白でした。
それぞれ特徴のある味でしたが
皆さんそこは料理に合わせてしっかり呑んでくださる(笑)

もちろん私も呑みながら鍋を調理し
テーブルへ運んでゆくので
ほろ酔いシェフでいい加減な調理でしたが(爆)

以前ブログでも紹介した完全オリジナルレシピのベルベルタジンは
野菜の味が濃いと結構な好評ぶり。

和牛の細切れを一生懸命アチョーッ!と二刀流でミンチし
モロッコは本来ラムミンチで作るのでラムキューブで味つけして
なんちゃってな味だったケフタ(ミンチ)タジンも
言われなければラム肉に感じるとのお言葉。
狙いはしっかり受け止めてもらえました。

ラム肉は北海道展で仕入れた
骨の太いラムチョップだったため
以前つくったものよりお出しが良く出てジャガイモが旨っ!
本場モロッコの味を知っているゲストの舌にもマッチしたようです。

デザートも食後酒感覚で作ったので(爆)
お酒がたっぷり入っているのですけど
甘いものは別腹ということで(笑)
きちんとたいらげていただけました。

タジンは二日間で7種類用意するため
個人的参考のために投票をしてもらいます。

明日、結果が出ますがそのゆくえやいかに!?

ヴァイオリン覚書♪4年8ヶ月~初めてのサロンコンサート(笑)2009年11月29日

本日は、我が家の自称サロン(爆)で
記念すべき初リサイタルを行いました♪

友人たちをお招きしたホームパーティーの余興として
セッティングした完全招待制のサロンコンサート。

と言えば聞こえはよろしいのですけど
相棒が折角チェロを始めて、一緒に発表会も出るし
予行演習を兼ねてお披露目できたらな~と思い
企画したのです。

私がヴァイオリンを習っていることは
隠しもしてない周知の事実なのですが
初めて出た発表会にも招待してないし
実はまともに聴いてもらった事が
これまで一度もなかったんですよ。
まだまだ一般ピープルの鑑賞に耐えうるシロモノではないけれど
皆それぞれ家庭を持てば
そうそう身軽ではいられなくなるだろうし
恥をかくなら今のうち!という気持ちもあり(爆)

しかも私一人じゃないので
ジャイアン的なひとりよがりにはならないだろうと(笑)
勇気を振り絞ってパーティーのついでにセッティングしました。

といっても、コンサート用に新しい曲を覚えるのはムリ!
そんな余裕は技術的にもナッシング。

なのでチェロの発表会で演奏する『カノン』を
…って私も発表会本番はチェロでの参加なのですけど
二人だけで同じ通奏低音のチェロパート弾いても
意味ないので…(笑)

これまで弾きたかったけど機会を逃がしていた『カノン』
後学のためにも、これを機に第1ヴァイオリンを覚えて
人前で演奏することにしました。

ちゃんと先生に見てもらっていないので
ニュアンスとかいい加減なのですが(爆)

しかも普段の練習のついでに弾いてきたくらいで
難しいフレーズのところとか、かなりあやふやなのですが(苦)

チェンバロと第2~3ヴァイオリンのフレーズは
PCのソフトに打ち込んで演奏させるので
それに乗っかって粗さがごまかされる事を祈る…。

折角ヴァイオリンとチェロを引っ張り出してくるため…
っていうか、『カノン』の速いフレーズを
いきなり弾くのは難しいので、指慣らしを兼ねて、
ちゃんと先生にレッスン受けた比較的まともに弾ける曲
『G線上のアリア』を先に演奏することにして
出し物は合計二曲。

残念ながら『G線上のアリア』のチェロパートは
まだまだ私も相棒も弾けないので
こちらはPC音源との合奏で、生音は私のヴァイオリンソロで。

前日からパーティに参加してくれた相棒と
リハーサルをしましたが…

あ…合わない……(T。T)

PCのデータは一定速度で弾いているので
それにお互いあわせれば良いのですけど
ヴァイオリンの私がどうしても速いフレーズで走ってしまい
チェロの相棒はPCより音量の大きい私に合わせてしまうため
途中ぐちゃぐちゃになってしまいます…。

私がしっかりPCに合わせればいいんですけど
チェロの音が大きいので、PCの最大音量でも
かき消されて聴こえなくなってしまうんですよ…。
しかも速いフレーズは、私も楽譜に目が釘づけで
聴こえないPCと同じリズムを自分の中で保つ余裕ナッシング(爆)

なので、PCを私の方へ向けて
私がPCに耳を澄ませてあわせ、私に相棒が合わせる、
というスタンスでゆくことにしました。

さてさてどうなることやら。

まずは私のソロ、『G線上のアリア』から。

リハでもさらっと早めにお越しのゲストの前で弾いて
別に普段どおり弾けたのでOKと思っていたのですが…

気の置けない仲間ばかりを観客にしていても
一人で、きちんと弾こうとすると
やっぱり勝手が違って、緊張して
弓手と右足がガクガクしました~~(T。T)

ピアノではこんなことないのに、
ヴァイオリンだとナゼ~~~!?

『G線上…』は同じフレーズの繰り返しが2回あるため
2回目はだいぶ持ち直しましたけれど
弓が震えると音が浮いてしまうので…
普段の70%くらいの出来でした。

お次は合わせるのが大変な『カノン』

こちらは『G線上…』でいいウォーミングアップが出来たのと
相棒と一緒に弾くのが心強かったのでしょう、
弓や足は震えずリラックスして自分の音とリズムに集中できました。

それでも速いフレーズでは
やっぱりちょっと走ってしまいましたが(汗)
本番ではしっかりPCの音を拾えるよう
置き場をセッティングし直したおかげで
すぐに持ち直すことができて終盤はリズムを修正でき
気持ちよく合奏できました!やった!

温かい目と耳で見守ってくれたゲストにも感謝!

大変よい予行練習にはなりましたが…

ピアノとヴァイオリンで勝手が違うのは相変わらずなので…
チェロでもやっぱり弓が震えて浮いちゃうのかな…???

色んな意味でドキドキです…。

本日のごはんφ_(*^▽^*)_ψモロッコ風ブレックファースト&ランチ2009年11月29日

鴨スモーク×ベルベルタジンです♪
ホームパーティー二日目、これでもかというほど
タジンづくしです(笑)

※でも写真は前日のベルベルタジン(汗)
※呑むのと作るのに必死で(爆)写真撮る余裕がなかったので
※ゲストからもらいました。

前日はゲストに持ち寄っていただいたワインを
主催のクセに一番呑んでいて(爆)若干二日酔いぎみですが、
お料理はちゃんとせねば。

というわけで朝は酔った胃にも優しい料理、
昼も前夜のディナーよりは軽めのタジンを心がけて
メニューを組んでみました。

★ブレックファースト★

白いんげん豆のスープ(ビッサァラ)
カッテージチーズと有機ニンジンとトマトのクスクス和え
発芽玄米入りの新米

★ランチ★

~食前酒~

発泡日本酒 ときめき

~前菜・サラダ~

自家菜園のとれたて新鮮サラダ 有機ニンジンとトマトのクスクストッピング
焼きなすと彩りピーマンのマリネ
ポテト&キャロットのモロッカンサラダ
フランス産カマンベールチーズ 自家菜園のミニキャロット添え

~メイン~

ビーフ&えんどう豆のタジン
天然真鯛と新漬オリーブのタジン
自家製ブリザーブドレモン&チキンのタジン

~パン~

ゲストの手作りパン各種…
 ローズマリーのフォカッチャ
 ブラックオリーブのフォカッチャ
 クランベリーのベーグル
 枝つき干しぶどうの天然酵母パン

~デザート~

タジンで作った焼きりんごと焼き紅あずま バニラアイス添え

~アフターティー~

グリーンモロッカンミントティー(ウィタード)


食事のお供にはゲスト持ち寄りの

 ニュージーランド産スパークリングワイン白

をご提供いただきました。


前夜よりモロッコ食は薄れていますが、
なにげにモロッコ料理の一般的なものは押さえています。

そして前日の残り物を再利用したメニュー編成に(笑)

朝ご飯では発芽玄米入りの新米が好評で
おかわりもしてもらいました。
発芽玄米はファンケル、
新米はいつもの新潟産コシヒカリ、しらゆき米です。
発芽玄米のプチプチとした食感は
スープごはんによく合うため普段から好んで食べているのですが
ゲストの口にもマッチしたよう。

ランチの方は…

自家菜園サラダに残り物のクスクスをトッピングし
ドレッシング代わりに使っているデザートビネガーの味を
レモン&パッションからトロピカルフルーツ&グァバへ変えたので
前日とはちょっと風味が違っていて甘味が強く、
前日からお越しのゲストには、その違いがいいと好評でした。

肝心のタジンはどうでしょう?

プリザーブドレモンのチキンタジン、これはやはり
さっぱりとしてランチにふさわしい味だったようです。

逆にボリューミーなビーフとえんどう豆のタジンは
フライドポテトのトッピングもしていて
かなり本格的にモロッカンな雰囲気だったのを
モロッコ旅行経験のあるゲストにもわかってもらえました。

一番大きなタジン鍋で作った渾身の真鯛のタジン、
これは地中海なタジンとして既にブログでも紹介しましたが
今回はちゃんと中骨を使ったことと
下味をしっかりめにつけたのか正解で
前回以上に出汁がしっかりしたな~と思ったら…

実は次々とタジンを調理していく課程で
オリーブを入れ忘れて食べ終わる頃に気づくという
大失敗をやらかしてしまったのですが(笑)
あとでオリーブだけ食べてもらい(笑)
その後、きれいさっぱりたいらげてもらえたほど大好評!

焼きりんごは今回姫りんごが手に入らず
サンふじを使用したために
赤い綺麗な発色がなくて見た目が残念だったのですけど
味はまずまずでゲストにも喜んでいただけたようです。

さて、気になるタジン鍋投票の結果は、

1位…天然真鯛のタジン(得票数15)
2位…自家製プリザーブドレモン&チキンのタジン(得票数6)
2位…ケフタ(和牛ミンチ)のタジン(得票数6)
4位…鴨スモーク×ベルベル=野菜のタジン(得票数4)
5位…ラム&プルーンのタジン(得票数3)
5位…ビーフ&えんどう豆のタジン(得票数3)
7位…アプリコット&チキンのタジン(得票数1)

でした。

1票も入らなかったタジンがなかったのと
完全オリジナルレシピで作った鴨スモークのベルベルタジンが
上位に食い込んできたのは個人的に嬉しかったです♪

この調子でタジン料理を極めていきたいと思います。