本日の食材φ_(*^▽^*)_ψプリザーブドレモン&ライム2011年04月02日

お気づきの方もいらっしゃる(てか、使いすぎ)でしょうが、私の作るごはんには多々、プリザーブドレモンが出てきます。

そう、私はレモン1個をそのままスマイルカットしたものを、お弁当のデザートに持参していたほどのレモン好き!家庭菜園でレモンを植えたのも、好きだから!(まだ実らないけど…)
カフェの飲み物にレモンの輪切りが入っていると、必ず実にかぶりつきます(笑)

が、酸が強すぎて元来丈夫でない胃がやられること、しばし…(爆)

なので、最近1個喰いはやりませんけれども、レモン1個ってお菓子でも作らない限り、なかなか消費できないですよね?
でも常にレモン(実や皮も含めて)があったら便利だな~と思っていた頃、タジンと出逢い、プリザーブドレモン(塩漬けレモン)の存在を知ったのでした。

以来、何度か作って…色んな料理に使うようになったというわけです。

今お料理に使っているのは青切で、グランドレモン、という甘みと果汁の多い品種です。去年、らでぃっしゅぼーやの野菜セットで届いたものを1個すぐ使い切ってしまうのがもったいなくて、漬け込んでみましたら…普通のレモンとはひと味違う風合いになりました。熟成6ヶ月、もうかなり使っちゃって残り2かけくらい。

果汁が多いので、漬け込んでもなかなか液が蜜状になりません。
実も漬けこんだ時とほとんど変わらない瑞々しさ。
そしてレモンというより、ゆずに近い風味です。

それはそれで、繊細なお料理に合うけれども、やっぱり普通のレモンのも欲しいなと思い、ちょうど2ヶ月前、普通の国産レモンで作ろうと思って買いに行った時、ついでに青切レモンが手に入らないかと思ってたら、高島屋で国産ライムを見つけました!

確かに国産ライムって市販でほとんどみかけませんね

裏にはセールスポイントがしっかり記載されてます

…だそうです(笑)
防腐剤を使っていないライムってなかなか手に入らないので、早速購入。
お菓子とか作ってみたかったけれど、これ、青切レモンの代用品として使えないかなと思って、プリザーブドライムにしてみました。普通のレモンと一緒に漬けてちょうど2ヶ月、ようやく使えるようになったプリザーブドレモン&ライムがこちら。
右がライムで左がレモンです

まだ少し液がゆるい感じですが、もっと熟成させると汁気がトロトロの蜜状になります。
でも実の部分は塩で汁気が出てしぼんでますので、熟成段階としてはOK。

モロッコの伝統的なタジンには普通のレモンの方が合いますが、レシピにもアップしている燻製サバの押し寿司などの繊細な和洋折衷料理なんかには、青切グランドレモンの方が断然合います。
ライムは青切グランドレモンほど柚子っぽくなりませんでしたが、果汁は多いし、香りも酸もレモンより弱くてなかなか♪やっぱりレモンとは違いますね!

それにしても三種の柑橘で作ってみて、作り方、分量はほぼ同じなのに、品種の違いでこれほど風味変わるのか…!と驚きの発見でした。

両方あれば用途によって使い分けができますので、グランドレモンが手に入ったらまた漬け込もうと思います。

ところで私、保存が利いて便利なので、何にでもプリザーブドレモンを使っていますが、よく考えたらレシピをアップしてなかったのですよね(笑)
色んなレシピがありますが、何度か作ってみて今はこれに落ち着いたので、この機会にレシピをアップしました。

今となってはかかせない食材です。