ヴァイオリン覚書♪7年12ヶ月~285回めのレッスン2013年03月05日

先週編みあがった亜麻コードモニター課題のブレスレットを、さらに加工して仕上げました。↓
まだなんかいじりたい…

ちなみに先週まではこの状態↓
劇的じゃないかもだけど、ビフォアー↓アフター↑
なんじゃこりゃ?ブレスレットです~
何がどれだけ加わったか、わかりますか~?

デザイン的にごちゃごちゃしすぎたかもですが、とりあえず編み目のミスはごまかせた(笑)

他2作品の仕上げは、やっぱり期限に間に合わないので、自分的仕上げとしてゆっくり作業してゆこうと思います。

さて、こっちはなかなか仕上がらないヴァイオリンレッスン。

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■教本P:G Majorの2オクターブスケールとアルペジオ

一回目、スケールは四分音符単音で弾いて、下降系の音程の乱れを弾きなおし、八分音符2音スラー、十六分音符4音スラーで弾きました。
下降系の最初のポジ移動前後でどうしても音程が微妙にずれるのをしっかり指摘されました~。

「上りはちゃんと音程がとれていらっしゃるから、そのまま指を離すだけなのに下る際、微妙に手の角度が変わるみたいですね。ポジション移動する前の手の角度はそのままに、素早く移動して3ポジの角度に変えましょう」

そうなんです。自覚は十分ありましたが、7ポジ?から3ポジへ移動して3の指、ここでどうしても指がもつれて正しいポジションを取りづらく、移動前にかなり構えているため、手の角度がフライングで下がり気味になってしまい、おかげで7ポジの1の音程が下がるんですよね~~~。

移動の際の基準音が下がる→移動の目安がずれるので、移動後に正しい音程でのポジションがとりづらくなるというわけです。
移動中で滑らかに手の角度を変えるのはよくても、前後はポジションに合わせた角度をキープ、が大切。

アルペジオも単音と3音スラーで弾いて、音程がぶれない様に気をつけました。

今日は練習曲なしでアイネクへ。後半からスタートです。

★モーツァルト『アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク』第1楽章 第1Vn

前半でも出てくる【トリル連続】、前回も全て均一にという指摘をうけましたが、今日は"2回トリルの入れ方のタイミング"に早速ツッコミが入りました。

「今は八分音符内で均一か、後ろ押しくらいで2回入れていただいているのですけど、前へ突っ込んで2回入れてください」

大げさにいうと”ターラタララ(ラーシラシラ ソ)”と後ろ押しにせず、”タラタララー(ラシラシラー ソ)”と前寄りに入れる事になります。

2回トリル、早すぎても曖昧になり、遅いと間に合わず、どうにもタイミングが計りづらくて、(来ーるーーもうすぐ来ーーるーーー)とまるでひたひたと忍び寄る貞子の気配を感じるかのごとく構えてしまうと(爆)つい、後ろ押し気味になってしまうようです……。

トリルのところだけ取り出して弾くと、前倒しでも二回、素早く入れられるのですが、前のフレーズの流れから弾こうとすると…?

「あはは…構えちゃってワンテンポ遅れますね~~トリルだけ取り出して、3の指の離す押さえるをポンポン音が鳴るくらいやってみると、だんだんタイミングのイメージも掴めてくると思いますよ」

その後も【同じフレーズ(トリル)で徐々に上ってゆく難所】がありますが、トリル貞子(笑)が入ってるだけで構えているのに、音程も半音上がったり、じりじり、たまに遠くへ、ポジション移動もあってどこへどう意識をもっていったらよいやらカオスです。


「特に2と3の指が離れているトリルで、3の音程が若干下がり気味になってしまいますので、注意してください」

トリル以外の部分も音程がとりづらいのですが、とりあえずトリルの音程を正しく捉えるところから始めよう…。

続いて冒頭のフレーズを繰り返し、音域違いで繰り返すフレーズでも三連符のタイミングに指摘が。

三連符に入るタイミングがちょっとフライング気味です。付点四分音符分の長さはしっかり伸ばして、"ターーータラララ"と弾くようにしましょう」

もともとリズム感がない事もあって、どうもトリルや三連符やら、音符の詰まっている前の音は、意識しすぎて突っ込んじゃったり出遅れたり、タイミングがうまく噛みあっていないようです…。

これは後で出てくる同じパターンのフレーズにも言えることなので、要注意。

続いて一見なんの変哲もなさそうな八分音符のスラーでもツッコミ。

「八分音符のスラー、今は弓をしっかり使って音の山を作っていらっしゃいましたが、ここも弓を元半弓にセーブして、音量で山を作らず一定のピアノで静かに弾いて、最後の重音をスフォルツァンドくらいのつもりで一気に弾いてメリハリをつけましょう」

ここも元半弓ですか!4音スラーなのでついつい弓をたっぷり使ってしまいますが、そうするとどうしても音量が出てしまうため、弓量を抑えることで音量も抑えるようです。

この半音階の音程も微妙に厄介で、正しい音程を取るのに意識をもっていかれるため、考えるとついつい弓量が増えてしまいます…。
くぅぅぅぅ~!セーブするのって、めっちゃストレスたまる!!

続くラスト6小節の重音では、やっとこさめいっぱい弓量使えてストレス解消できそうに見えますが、これまた音程注意!

微妙にシの音が低くなる傾向がありますので、響く音程を意識して修正しましょう。あとラスト1音は四分音符ですので、音符分の長さ伸ばしてくださいね♪」

あは、やっとゴール!と思って気が緩むとつい……。

「トリルのタイミングでちょっと苦戦なさっているようですので、元半弓だけ使う練習を兼ねて、この練習曲をやってみましょう」

と、途中で次回から宿題になる練習曲のさわりを弾きました。

■教本P64-3:トリルと重音ピチカートの練習曲

八分音符で移弦が多かったり、重音ピチカートもたくさん入っている、ちょっと古典調な練習曲。ほとんど難易度の高い練習曲は弾いてきたと思っていましたが、このページは初めてでした!これでしっかりトレーニングします!

おしまいに、頭から前半、前半の繰り返し冒頭までを、ゆっくりめの伴奏君と合わせて演奏しました。

冒頭から【最初のトリル】↓は、まだ後ろ押しになりがちだけど、冒頭の八分音符とか、↓の後の前打音で上ってゆくフレーズは、だいぶ元半弓を意識して歯切れよくなってきたように思います。
「まだトリルの後の拡張4(上譜面、2小節目のド)が微妙にグリッサンドしますね~ここはしっかり伸ばして押さえましょう」

はい……。

低弦の重音からトリルに入るここ↓も
「二分音符と八分音符分、G線が途中で抜けますね。ぎりぎり最後まで2弦きっちり鳴らしてトリルへ入りましょう」

重音を伸ばしながら徐々に気持ちはトリルに向かっていて、つい二弦にかける圧が高弦の方へ傾いてしまいます。

飛ばし弓までゆかないまでも、指定速度で弾けばそれなりにスタッカートが連続して似たような動きになるこの↓一見単純なフレーズも実は苦手で、やっぱりツッコミが。

「ずっとラの八分音符が続きますが、微妙にリズムが均一ではないので、常に一定のリズムで刻んでくださいね~」

どうしてもアップダウンの圧を均一に出来ないので、微妙な誤差が後半になると広がってきて、ビッコ引いたみたいなリズムになっちゃうんですよね~~。
これはメトロノームとかで一定プンプン練習(笑)が必要かもです…。

今日はタイミング、リズムにだいぶメスが入りましたので、ポイントを押さえて自習したいと思います。

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