ヴァイオリン覚書♪9年0ヶ月~324回めのレッスン2014年04月01日

消費税増税嘘だったらいいのに…と思うエイプリルフール当日(爆)

増税分のサービス向上?を図ってか、楽器店独自サービスで、教室でのレッスン受講ごとにスタンプを集めると粗品が頂けるというカードを頂きました。
そこに書いてあった受講コースの講師名で、初めて知ったE先生のファーストネームが……
アルプスの少女ハイジに出てくるあの…●●●のばかーー!でしたっ!
かわいいお名前だ……

■ト短調の2オクターブスケール
ヴィターリ『シャコンヌ』の調です。今日は8音1スラーで弾きました。
一度弾いたところでストップがかかり……

「音程はいいんですけど、ちょっと気になったのが頭の角度で…ちょっと楽器の顎あての位置を確認させて頂いていいですか?」

と仰ったので、ヨメを差し出すと、SASの顎あての位置を確認なさいました。

「変わった顎あてですよね。ちょっと中心へ寄せて取付されてますけど、もうちょっと左へずらした方がいいような気がするので…いいですか?」

SASは専用工具が要りますが、いざという時のためにヴァイオリンケースへ常備していますので、その場で位置調整しました。
メーカーのレクチャーどおり、このように↓取り付けていたのですけど

ここ↓へ変更しました。
それで当ててみたら、当初よりフィット感が増したかも。

「やっぱりその方がいいですね!頭が弓手側へ傾きがちでいらっしゃったんですけど、逆に楽器側へ寄り添うように傾けた方がいいので、どこか痛くならなければその位置で弾いてみてください。とてもいい楽器を使われていらっしゃいますので、より美しく響くフォームで弾いて頂きたいです」

って、ヨメを褒められましたvvvうふふ。


今日はヴァリエーション奏法パターン3、2音スラーで一音ずつテヌートつきです。
実は全く自習して来られなかったので、ぶっつけ本番。

「今日は曲をしっかりやりたいので…3段目からお願いします」

と言われて、ちょっと恐る恐るスタートし……たまにスラーを間違えたりするも誤魔化しつつ、何とか最後まで弾き通しました。

「音程は綺麗ですが、音の立ち上がりがアップで甘くなって、音の長さも均一でなくなる部分が……特に移弦時でありますので、気をつけてもう一度、4段目から一緒に弾きましょう」

二度目もちょっとスラーの位置を間違ったりしましたが、このパターンには慣れて来たので、初回より音質良く弾けたと思います。

「その感じです。本当に音程が、元々音感はよかったですけど、更によくなってきたのが着実に表れてきましたよ~」

あはは…練習不足だけど褒め殺しです。



ヴィターリ『シャコンヌ』
今日は先生が「先へ進めたいので…」との事で途中からスタートして前回より先まで弾き進めて一旦ストップしました。

ここ↑は雰囲気がだいぶ出てきたんですけど、慌てずにもっとたっぷり弾いていいですよ。一番高い音はクレシェンドの頂点ですので、少し長めに、弓量もたくさん使って下さい。跳躍するところの音程がハイポジでとりづらいので、苦戦なさっているのはよくわかるのですが、1小節目とかは特に、レからシへ上がる時に、4の指じゃなく、移動した1の指のファを意識して捉えるといいと思います」

跳躍が本当に難しいので、クレシェンド、デクレシェンド実践しつつ、正確な音程を捉えるのに神経いっぱいいっぱいで、ついつい弓量が減ってしまいます。

先生と一緒に弾き直して、続きの鬼スラーへ進みました。
un poco più animato

più P

弓毛をべったり弦を吸いつけ余分な力を抜いて弾く感覚は、だいぶ安定してきたのですけど、また先弓元弓へ行くとバランスが崩れ、特に三連符以降でところどころ、つんのめったような旋律になってしまいます。

そこで今日は、三連符の中で旋律的に動いているはじめ1音を拾い出して、この音の流れを目指して弾くように確認奏をしました。

うーーん、弓使いもだけど、このフィンガリングで正しい音程を捉えるのも難しく……まずは音程かな……?ひとつずつ地道に攻めていかないとダメっぽいです。

このあたりの技術的問題は簡単に修正が利かないため、このくらいに留め、今日は他にニュアンスの指導を頂きました。

「前半はun poco più animato =やや少し 活き活きと と指示がありますので、スラーの頭や、クレシェンドの頂点は弓を少し多めに使って歌うといいです。三連符ではpiù P =今までより 弱く の指示がありますから、反復のスラーで盛り上げた音量をぐっと絞ってから、後半の三連符1スラーになったあたりでまたしっかり弓量と音量で盛り上げていくといいですね」

今日から進んだ箇所は、フィンガリング確定ではありませんけれど一応記載しておきます。



は跳躍時に起点とするポジション移動時の1の指の音。


※全or半はトリルの音の高さ

先生に頂いた楽譜と、オンキョーパブリックのピースとで、スラーの位置がだいぶ違ったので、上記はフレーズ感に合わせて両方から採用したスラーです。

「譜面がだいぶぐちゃぐちゃになって見づらくなってきましたね…。実はYAMAHAテキストのアルバム3の上位テキストがあるらしくて、その1曲目がヴィターリ『シャコンヌ』らしいので、そちらを購入なさった方がよいかもしれませんね。次回持ってきますから、一度ご覧になって検討してください。他にもいろんな曲が入っていますので、買っても損はないと思いますよ」

とのことでした。
っていうか、そういう説明が本当に先生任せで、教室からの情報提供が遅い&少なすぎるんですよね……前々からこぼしてるけど。
レッスン料のUPはもう上限だからないと思うのですけど、このくらいのレベルの曲に取り掛かると、正直30分コースでは全く時間が足りませんので、上位コースの提案とかもないんだろうか……???
色々、常々、疑問です。

スタンプカード云々よりも、そうした基本的なサービスを3%向上して頂きたいものです。

コメント

_ ぽん0427 ― 2014年04月11日 22時08分18秒

ひ~鬼スラー☆
楽譜みただけでガクガクブルブルです~☆いつかこんな曲が弾けるのだろうか・・・とおいわ~(-_-)
たかだか4年目の私でも、「1時間コースがあったら、いいのにな・・・」と時々思います。30分って、小学生のレッスンあたりには集中力切れずによいかもしれませんが毎度毎度「もうちょっと・・・☆」ってなりますよね(^_^;)

_ ありこ ― 2014年04月12日 22時44分25秒

>ぽん0427さん

チェロ教室は45分とか1時間とか時間でコースが選べるんですよ~だから初心者でも1時間とかの方がいらっしゃるんです。
私は昔から集中力が短時間しか持続しない子なので、30分ちょうどいいわ~と思ってましたが、そういえば最初の伝説のA先生は毎回「足りない…時間が足りない…っ」とぼやいていらっしゃいました(笑)で、私は心の中で「ごめんなさい、物覚えが悪くてごめんなさい」とびくびくしていたという…(笑)

ヤマハ教本から離れると、練習曲だけで15分くらい使ってしまうので、残り10~15分くらいで曲にかかろうとすると数フレーズしか弾けませんね。
だいたいこの曲、プロの演奏でも通したら12分くらいだから(笑)
上位テキストに収録されてるというのは、編曲されて短縮されてるのかな???とか思いつつ、とりあえず次回見せていただいて購入検討します。

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