ヴァイオリン覚書♪9年11ヶ月~358回めのレッスン2015年03月17日

週末ダウンして、前日10分程度、ピンポイントで自習しただけです…くすん。

またボロボロかな………。

しかも最近、また(4度め)ドラム式洗濯機の乾燥機能が壊れて、部屋干しする洗濯物が増えたため、暖房器具を使用しているのをこれ幸いとリビングへがっつりぶらさげてあるものだから、すぐ傍にあるヨメには最悪の環境みたいで……
前日ケースを開けたら、ビョンビョンに調弦が狂ってました……。

調弦し直してもすぐびょーーんって戻っちゃうし。

調弦が安定しないからレッスンでも手間取りそうです……。


今日は前回、指摘をうけたフレーズを中心に、先生が抜粋して指示するフレーズを、ひとりで弾きました。頭から最後まで、ところどころ先生が一緒に弾いて下さって、通し演奏しました。

「んん??今日は1と3の指の音程が全体的に低めですね~。高め高めに意識して弾いて下さい」

ピンポイントで抽出して弾いているので、通し演奏よりは集中力を使わずに済みます。なので都度指摘された箇所を弾き直して……という感じで終了。

「まだ、指番号を見て弾いていらっしゃいますか???全部書き込まなくても弾けると思うんですけど……???」

と、先生的にはそこが一番気になった模様。

「指番号命の子です!!!」

と答えると、

「えええ~!?でも全部は要らないですよね?これ鉛筆書きだから消せますよね?弾けるところから消しましょうよ~」

「いえ!!全部必要です!!安心安全のために!!」

「ええええ~~!?ありこさんは楽譜が読めるし、もう指番号に頼らずある程度弾ける技術はありますから、大丈夫ですよ!」

「ダメです!♯や♭のイメージが持てないから……だって、ピアノは見たまま、どの音に黒鍵を使うかとかビジュアルで覚えて弾けるけど、ヴァイオリンはフレットとか見てわからないから、指番号で判断するんですよ!」

「いやいや、ピアノでそれが出来てるなら、鍵盤のイメージをそのまま指板に持ってくるだけですよ!できます!やりましょう!!」

いやいや鍵盤と指板じゃ、全然違うから先生~。


とまぁ、指番号が要る要らないの言葉の応酬が続きまして…
■ト短調のオクターブ重音スケール
今日も指は両方押さえながら、音だけ低い方or高い方をそれぞれスケールで弾いて、最後に重音で弾きました。
といっても、こっそり低音を鳴らしてから、それに重なる高音を探って重音にしてたので、二音同時には鳴らせていないのですが。

「音程はだいぶ安定してきましたね」
「でもぶっちゃけ二弦同時にはまだ鳴らせないです~」
「だんだん慣れてくると思いますから、それでいいですよ。それより、全部の指で押さえていらっしゃるんですね?」
…と先生的に今回は、音程よりそっち↓が気になったよう。
ちなみにこんな感じで↓押さえております。

きっつい体勢ですが、意識的に全部弦上へ置くようにしました。
なぜならば、こう↓なってしまうから。
この↑方が、2弦の指の位置は解りやすいんですけど、遊んでいる指を握りこむ分、無駄な力が入っちゃうんですよね。
弦へフックしすぎて音程が下がり気味になるし。

本来は、この↓形(使用しない指は空中待機)が望ましいそうです。
「んーーー、そうですね、握りこんでしまうよりは、置いた方がいいかもしれません。しっかり全指で押さえてるわけではないですよね?」
何となく弦の上に乗っけてる程度なので、押さえてるほどではない……はず?

「それより、やっぱり痛い(>_<)んです、小指が……っ」
一番高音の位置に到達した、小指の角度↓に注目。
小指の爪の横際へ弦が喰い込む……のを、やってみせたら先生ビックリ(;゚Д゚)

「えええ~!?そ……それは痛い(>_<)ですぅ!気がつかなくてすみませんでした!それは間違いなく痛いですから、やめましょう!」

言われてレクチャー頂いた、これ↓が正しい形。
届きにくい小指をなんとか持ってこようとするため、手首がだいぶ手前へ倒れてしまい、結果小指の横際へ弦圧の高い部分の弦が当たって喰い込んでいました。

それは仕様だと思って、根性で押さえていたのですけど、指じゃなく、手首の角度が問題だったというわけ。

小指の腹に弦の跡が赤くくっきり残ってるくらい、喰い込んでいたので……根性みせるとこ間違えますた(爆)


ヴィターリ『シャコンヌ』
前回から苦戦している重音オンパレードは完璧に弾きこなせていないまでも、それとなく形になってきた前回でおしまいとなり、今日は続きからスタート。
今回もガッツリ指摘されました…。

ハイポジ重音とか、ハイポジオクターブ重音とか、まだまだ全然弾けてないのですけど、それより指摘されたのは、なんとヴィブラート
赤音符で備忘録しましょう…。
赤音符のフレーズ、移弦がせわしないため、譜面通りに弾く事へ集中しててそれだけでいっぱいいっぱいなのですが……

「短く切ってしまっていて、ワンフレーズごと盛り上がっていくフレーズ感や繋がりが失われてしまっているので、ヴィブラートをしっかり次の音ぎりぎりまで使って、流れを保って弾くようにしましょう」

ヴィブラートをつけて弾き直したら、弾けてたフレーズが全然弾けなくなった(泣)要求がキビシーーーー

残り時間数分で、続きのフレーズもざっと確認程度に弾きました。
 poco a poco animato=少しずつ元気に(速く)

「三連符のリズムの刻みが、ボウイングの都合でちょっと♪ターッ タタ♪に聴こえてますね。♪タッ タ タ♪で、アップのスタッカートは間延びしないよう短く素早く切りましょう」

重音オンパレード以降は、一筋縄でいかないフレーズが盛りだくさん。
4月で先生が変わるまでに、このペースだと最後まで……いけるかなぁ???