ヴァイオリン覚書♪10年8ヶ月~384回めのレッスン2015年12月15日

先月弦交換してから、結構安定していたのですけど、ここ数日で冷え込んだり暖かかったりした外気のせいか、はたまた暖房のせいか、ほぼ全弦びよよよ~ん!と戻っている事が多く。

週末の練習から一夜明けた翌日も、ケース開けたら全戻り。うぎゃー!
調弦し直しても、弾いてる傍からズレてくるし!
本番まで一週間切ってるのに、困るよ~~!?

という話を先生にしたら、先生もビジョンソロエヴァピラッツィを使用すると、よく戻るらしいです……。
やはり張力が強いんですね。音量はかなり出るし、鳴るから今回の曲には合ってるんだけどなぁ。

ペグコンポジション
(潤滑剤)は持っていますが、ペグドロップ(滑り止め)も買っておいた方がよいのかもしれません…といっても、もう用意する時間がないけど(泣)


今日は新しいスケールからスタート。
■変イ長調の4オクターブスケール
全くの初見でしたが、譜面に元々印字されているフィンガリングだけで、十分弾けました。
一番高い方の2音も、適正な弓圧で割と綺麗に響いていたし。
先生からも褒められて、単音では1発OK。

次回はスラーをつけて弾く事になりました。



今日も前回と同じ↓二小節めからラストまで。
苦心しているフィンガリング42021202の変則フレーズへ移行する前後……4と2の指はキープしたまま、0は解放弦1を抑えて、再び放して0という動きは前回レッスンで感覚として掴みはじめましたが、あれから結局自習する余裕がなかったため、このブログに備忘録する事によって自分の苦手要素を脳内整理したのみ。

でも、それだけでかなり違ったらしく、今日はスルッとスムーズに切り替えして弾けちゃいました!自分でもびっくりしながら先へ進んだら、そこから集中力が緩んじゃったのか、どーでもいいとこでバタバタつっかえちゃったのですが!むむむ無念………。

「でも今日は迷うことなくスムーズに違うパターンへ弾き進めていましたね!どうしましょう、次の練習曲へ行きますか?」

と先生は仰いましたが……
通して弾くと結構なボリュームがあるため、これまで1頁ずつ分解レッスンしてきて、一度も頭から通した事がないのと、まだ発表会が終わっていない状態で次の練習曲へ進んでも、どうせ自習できないから、この曲をある程度克服するつもりで、次回は頭から通して、ややテンポアップして弾く事にしました。

「テンポアップした方が移弦は楽かもしれませんよ」

との事でしたが…さてどうなるでしょう!?


で、曲の方は本番まで一週間切ったSKEの今期課題曲を。

ショーソン『詩曲』 ※ありこ編曲版(曲名クリックでデモ演奏試聴可)

頭から通して、先生と一緒に演奏しました。
【B】だしのシ♭の音程、合わせ練習での録音を聴くと若干高めで捉える傾向にあったため、低めを意識して、今日は先生のガイド演奏があるから、音程を確認しながら弾きました。

当初は少しリズムがツッコミ気味だった終盤の三連符の連続フレーズは、ここへ来て、左手のフィンガリングが均一になり、移弦もちゃんとタイミングが合わせられるようになったので、この感覚を維持したいです。

【C】は自覚があった通り、先生と一緒に弾くと自分の音程のズレがとても気になりました……くすん。特に冒頭1段。
全体的に高めとか低めじゃなく、一音一音高かったり低かったり(泣)
音域が高いため、わずかな音程の誤差を弾いててリアルタイムで自覚しづらいんですよね…録音聴いたり、ガイド演奏があるとわかるんだけど、当日は勿論そんなのないし、同じフレーズを弾いてる楽器もないパートだし。

とりあえず通して演奏してから、苦手な箇所を再確認した際、特に出だし1音から3音めまでが一番ズレやすい自覚があって、そこがずれるために後半引きずる傾向にあると打ち明けたら、

「1音めと2音めは全音分の音程差ですけど、ほとんど指は近接していると思って、3の指から4の指へポジション移動で差し替えるくらいのつもりで捉えた方がいいかもしれません。3音めはファ♭というよりミと思って、半ばフラジオレットくらいの力加減で押さえた方が、綺麗な音になるのと、次の2へのポジション移動がしやすくなると思いますよ」

とアドヴァイス頂きました。
やってみたら、おお!すんなり行ける!!
高音域だからしっかり押さえて、正確に捉えよう捉えようと思うあまり、反作用で音程が乱れたり、音色が悪くなったりしていたみたいです。

【D】【E】は安定してきた自覚あったし、先生と一緒に弾いても激しい音程の差異はなかったので、ホッ。自信をもって弾こうと思います。


レッスン当初から、移弦のタイミングとフィンガリングが噛みあわせづらい難フレーズだった【F】は、完璧とは言えないまでも、まずまずクリアに、特に3小節めの頭のシ♮の音程を外さず弾けるようになりました。
2小節めとかは細かい音符の羅列と思わず、自分が捉えやすい節回し?的なリズムで弾きつつも一小節内に収めるつもりで弾くようになったら、克服できたっぽいです。

ただ、依然として苦手意識&技術的に向上して来ないのが【G】
出だし1小節の4&5拍めで1→1のポジション移動の音程がどうも安定せず、そのせいもあってそのままドミ♭ファと続くフレーズの音程もイマイチ正確に捉えきれません。
そのまま、2段めまで同じようなリズムのフレーズが続き、何となく弾いてるけど音程感は曖昧なまま……。

ドミ♭ファのフィンガリングの間隔を再確認してみましょうか。まず、ラ♭からの3の指を基準にして、ドへ1の指でポジション移動したら、ド1とミ♭2の間隔は指1本分もないくらい、ミ♭2とファ3は1本分くらいの間隔がありますよね?その間隔を覚えてしまいましょう」

目視で確認してから弾いてみたら、結構すんなり弾けました。
そうか、音程に拘りすぎて、目視で捉える事に気が向かなかった!(苦笑)
もう一度、このフレーズの指の間隔を再確認してみます!!

【K】は冒頭で移弦のタイミングとフィンガリングが噛みあわない事が度々あったので、すり合わせる意識をしたら、今日は綺麗に弾けました。
【L】の冒頭1音の音色が、いつもヒステリックになりがちなので、何とかならないかなぁ…と思いつつ、今日もキーンッとした金属音みたいになっちゃって、あああ~と内心思ってたのですが…
先生からはツッコミなし。

でも、iPodに入れてるオイストラフの演奏を聴くと、もっと四分音符たっぷり気味で長めに柔らかく鳴らしていたので、そんなイメージで弾けるよう、この一音だけ取り出して練習してみようと思います。

と、自分ではまだまだダメ出しする部分がたくさんあったのですが、先生からは絶賛。
およそ二か月半ぶりのレッスンでの演奏だったので、

「しばらく聴かないうちに、格段に上達されて、びっくりしました~!すごく綺麗になってきたので、いいと思いますよ。自信をもって弾いて下さい」

と褒められましたvvv

良かった……!自習してただけだけど、二か月半でちゃんと他人が聴いても成長してるとわかって何よりです。

苦手な箇所と克服すべきフレーズは、より限定されてきたので、本番までに少しでもクリアできるよう、イメージ作りと時間じゃなく密度の高い自習をしたいです。

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