神戸グルメ旅o(^o^)oぶれないパン屋巡り篇2019年04月27日

演奏会ついでのパン屋巡りもこれが平成最後。
今回はそれもドタバタがあって色々ごにょごにょ…でしたが(;^_^A
10連休前の一週間の激務を乗り越え、泣いても笑っても10連休だから~と懸念は平成へ葬るつもり(;^ω^)で、出発から途中まではいつもよりむしろのんびりまったりでした。

ビンボー旅行で、往きは鈍行列車利用。
でもおよそ3時間だし、2回の乗り換えはいずれも向かい側ホームだし、新幹線ホームの喧騒やらを鑑みると、乗り鉄な私にとっては良い気分転換。
久し振りにこの路線の鈍行利用したので、途中の景観とか懐かしいやら何やらで結構癒されたし、連休前に忙殺されてて、あんまり事前計画も立てられなかったので、たっぷりある移動時間中にぐぐりまくって行けそうなお店やスポットをチェックしました!

そんな事やってたらサクッと神戸三ノ宮駅に到着!

そのまま、近接する2軒のパン屋さんをはしごしてまいりました。

可愛らしい玄関アーチはパン屋さんと思われない外観…オシャレなカフェかレストランかなという雰囲気ですが…

ポーチを抜けると、ガラス越しにずらりと並んだパンが見える店先にたどり着きました。
入口脇には少しテラス席もあります。

たまたま店内お客は私だけでしたが、入れ違いのお客と後から入ってきたお客もあり、すでに売り切れたパンもあるので、このあたりにお住いの常連客さんが朝から買っていかれるみたい。

甘い系、お惣菜系はまんべんなく揃っていたけれど、種類は少なめ、全体的にハード系、食事パン系が多めです。

対面式で、店員さんにお願いしてとってもらう方式なのと、お客が触れないように作ってあるロープからの距離が結構遠いので…眼鏡ないと商品名が見づらい…(-_-;)
わざわざスチャッと眼鏡装着するのも…と思って一生懸命目を凝らして物色し、厳選4品ゲットしました。

・ポテトクロックムッシュ
固形のじゃがいもが挟まれたクロックムッシュかと思ったら、どうやらパン生地がポテト生地っぽいです。もっちりしててずっしり!美味しい!

・サクラ・クランベリー食パン 1/4カット
開店して1時間経ったかどうかでしたが、これラス1でした。
商品名はうろ覚え(;^ω^)なのと視力的に見えづらかったので何が入ってるか伝わる感じで…これもしっとりしたパン生地に桜葉のしょっぱさとクランベリーの甘酸っぱさがマッチして、美味しかった!

・グレープフルーツとオレンジの食パン 1/2カット
オレンジピール入りのパンは珍しくないけれど、グレープフルーツピールは珍しいし、ちゃんと香りも味も両方して、やっぱりパン生地美味しい!

後日頂いたけれど、ホント美味しかった…幸せ。

・フロマージュ・カンパーニュ
とにかくチーズがたっぷり入ってるのと、パンが中しっとり、皮は焼けばパリッと香ばしくて絶妙。

全体的に、他の食材の味が入っててもパン生地の美味しさを堪能できるパンでした。

すぐ近くにあるもう一軒は

ホテル発信のブーランジェリー&スウィーツショップ。
ホテル系は食材が贅沢で、大外れはしないけれど期待以上のとこは少ない…と思いつつ入店してみたら、私好みのおつまみ系お総菜パンがいっぱいある~きゃ~~♪

とうきゃうきゃしながら、許可を頂いて店内撮影させて頂きましたパンブロガーかよ(笑)
あああ…でもブログサイズだと商品名と素敵な説明文が見えない…。



パンが大好きで旅先で必ず買い込むっていう話を店員さんとしながら撮影していたら、今日しか多分出ないというシェフの気まぐれ的?パンが焼きあがったのでどうぞと勧めて下さったのがコチラ↓
もちろん買いました!てか、セーブしたけどめっちゃ買った!
朝ごはん薬のためにクッキーとコーヒーだけ食べて出てきたから、さすがにちょっと小腹が空いたのと、この日お天気は良いけれど風が冷たくて…無料でいただけるコーヒーを試食させて下さった食パンもぐもぐしながらテラス席でいただきました♪ほっこり。

・酒粕クリームチーズと丹波産黒豆のブリオッシュ 280円
酒粕感はチーズ臭を和らげる程度で、黒豆は上品な甘さでブリオッシュ生地もしっとり。甘さはかなり控えめでした。美味しい♪

・シンプルなカスクート 220円
サラミと分厚いチェダーチーズ、噛めばしっかり味が広がるハードパン。おつまみにピッタリです。

・キャトルシリアル 130円
名前通り三種の雑穀が入った食事パン。まだ食べてないけど愉しみ。

・シュー・ド・プランタン トリュフの香り 320円
しっとりもっちりパンの中にぎっしりキャベツ他の具材が。トリュフはほんのり、具材の旨みを吸ったパン生地も美味しかったです。

・淡路産しらすと玉葱のフォカッチャ プロヴァンス風 300円
もっちりフォカッチャ生地の中にはトマト風味のしらすと玉葱がたっぷり。先の先まで具が詰まっていて、おつまみに最高でした。

・淡路産自凝雫塩のグリンピース塩パン 300円
綺麗なうぐいす色のパン生地にグリンピースがたっぷり!巻きがしっかり捲れるもっちりした生地はとっても味がしっかりしていて、塩気がちょうどよく、食事パン系ながらパン単独で美味しかったです。

・トマトとクリームチーズのカンパーニュ 360円
ドライトマトとオリーブ、クリームチーズがもちもちパン生地に練り込まれててワインにぴったり。

・宇治抹茶と伊予柑ピールの春の訪れベーグル 250円
濃い抹茶生地に爽やかな伊予柑の風味、白あんぽいのが錬り込まれてる…?感じでしっとりしててずっしり美味しかった!

・カラスミのセルヴェル・ド・カニュとジャガイモのカンパーニュ 250円
カラスミの主張はそれほどないですが、じゃがいもに下味がしっかりついてて、噛みごたえのあるパン生地ともうまく融合してました。

・駿河産桜海老のチヂミ風フォカッチャ 300円
これもずっしりもっちりしたパン生地に桜海老の風味がたっぷりで食べ応え満点!

・土佐煮エピフランス 270円
ベーコンエピが一般的なところ、これは初めての出逢い。
筍の風味はやんわりだけど、かつおだしの風味はしっかりしてて、燻製ベーコンの風味にも負けない主張があり、お醤油の香ばしさとともに味わい深いエピフランスでした。

・ブーランジェの気持ち 250円
商品カードが手書きだったのでホント、定番商品ではないのでしょうけれど、ブリオッシュに似たケーキ寄りのパン生地にカレンズとカスタードが錬り込まれててずっしりと重たく、甘さは控えめで軽めのプディングのよう。
とっても美味しかったです!

帰宅してから毎食のように食べ続けてたけれど、飽きなかった!




どちらのお店のパンもそれぞれ美味しかったけれど、ル・パンは全体的に小ぶりで種類が買いやすかったのがよかったかな。

以前、元町でもパン屋さん巡りしましたが、個人的に元町より三ノ宮の方が洗練されてて好みの味でした。

神戸ひとり旅o(^o^)o三ノ宮でランチ篇2019年04月27日

演奏会ついでだったはずが…の神戸ぶらり旅。
パン屋巡りの後は往きにググって良さげだし立地も良かった和食のお店へ、ほとんど開店と同時に入りました。

北野坂沿いに並び立つビルの1つ、地下に構えるお店です。
異人館も近く、結構な繁華街に位置している感じですが、喧騒感を感じさせない佇まいと落ち着いた雰囲気。
予約なしで不安だったけれど、カウンター席はOKだったので、良かった~。

ランチメニューも色々、リーズナブルな価格であって迷いつつ…
折角なので、かなりお値打ちな1日20食限定遊菜膳 1,200円に、お店の看板メニューらしいれんこんまんじゅうを+300円で追加注文しました。

まず出てきた日替わり小鉢4品。
お重の中には、確かに小鉢が4つ並んでいましたけれども、4品じゃなくて小鉢1つへ色んなお料理が入ってる!!!事に衝撃!!

最近の私の美味しい基準、お刺身の切り方と美味しさもクリア、煮物も茄子、南瓜、高野豆腐それぞれが素材感を活かした薄炊きで、左上の小鉢には、林檎と胡桃の白和えやら、とっても美味しいさつまいものレモン煮、小さなかき揚げ、出汁のしっかり効いた卵焼き、右上はマカロニサラダとグリーンサラダ、簡単でも彩りやちょうどいい味付けがなされた一品一品でした。

そしてメインはアラ炊き。
って書いてあったから、お魚大好きだけど食べ方が申し訳ないほど汚い私、このコースを選択する事にちょっと躊躇したんですよね…(-_-;)
それと、プラス200円くらいで筍ご飯にできたので今季初もの、トライしたい気もしながら、メインがこれなら筍は…と思って、ご飯の変更やめたんです。

その選択は正しかった!!

めっちゃおいしい!!
アラだけど、かぶと以外の部分も身が沢山ついてる部位が添えられていたし、かぶとの部分も突けばほろっときれいに取れるし、何といっても味つけが…生姜たっぷり使って臭みを消したような感じじゃなく、甘辛さも適度で、白飯のお供にぴったりじゃないか~!!

あーーー、日本酒呑みたい!!

とか思ってるそばから、予約やら飛び込みのお客さんがぞくぞく入店して、あっという間に満席。
私の滞在時間中は100%女性客でしたけど、いやこれむしろ呑んでつまみたいラインナップ!!

お漬物も三色の彩り、お味噌汁もついて充実のメニュー。

そして、れんこんまんじゅうもアッツアツで登場!
お菓子じゃなくて、おかずな蒸し物の饅頭。
食感を残した部分ともっちもちの部分があり、優しい出汁の餡との相性もばっちり。蓮根だけじゃなく椎茸と海老ちゃんも居て、海苔とワサビが添えられており、贅沢!!

これで相当お腹が膨れてきたのですが、デザートもちゃんとあります!
白玉ぜんざい
白玉がぷたぷたで、つるっと食べられました。

コスパ高い!!
全部が美味しかったです♪

心も胃袋も満たされて、お店を後にし、北野坂を異人館へ向かって歩き出したら、芝生のスペースに花びらのアートがずらっと並んでいました。
令和って書いてある。
街はどこも祝賀ムードですね。


外観がオシャレなスタバも通り沿いにありました。
友人たちと元町やコーヒー博物館にも行ったし、演奏会で西宮、中華街へも行ったりしたけれど、まだ数時間しか歩いてないのに、かなり楽しいぞ。

GW前の死にそうな毎日からの解放感もあって、のんびりまったり、ひとり旅を大満喫。

さて、お次は異人館!

神戸ひとり旅o(^o^)o異人館巡り・英国館篇2019年04月27日

演奏会ついでだったはずが…の神戸ぶらり旅。
パン屋巡りとランチの後は、初めて北野異人を巡ってみる事にし、何なら全館ミッションクリアするつもりで、ひとまずうろこグループ運営6館のフリーパス3,000円を購入。

チケット売場の係員の方が親切丁寧に説明して下さり、パンが詰まったキャリーケースも預かって下さったので、売り場と道を挟んだ向かい側に隣接する3館から巡る事にして、一番手前の英国館を攻めました。

…で、元々建物やら家具やら食器やらが大好物の私。

自分でもまさかここまで楽しくなるとは思わず(;^_^A

ものすごい勢いで写真撮りまくって、じっくり隅々まで観てきたので、異人館くくりで記事を書くには画像が膨大すぎて、分けてご紹介する事にしますた…(;'∀')

★英国館 (旧フセデック邸 明治42年築)
愛知県にも明治村という似たようなテーマパークがありますが、ここは建物に1館ずつ単館で入場できるのがいいですね。

入り口でフリーパスポートにスタンプを押してもらって入場すると、くまちゃんたちがお出迎え。

建物内へ入りまーす。

わぁ~(≧▽≦)素敵!!レトロクラシック!!
家具の重厚感とファブリックの英国情緒がたまりません!

深緑で統一されたインテリアが素敵だわ~♪うっとり。

隣の間にはバーカウンターが。
バカラのコレクションも!きゃ~!

バーカウンターの欄間?ぽいとこはステンドグラスで装飾されていて、ちょっとくすんだような淡い色合いにまた趣きがあります。
奥に見える廊下のタータンチェックのカーペットもブリティッシュ感!

カウンターの向かいにあるテーブルの上へ、こんなメニューが置かれていまして…
シャーロックホームズの作品にちなんだカクテルなどが沢山!
もちろん、イングランド、アイルランドらしいものもありました。
そう、ここは見学施設としての営業時間終了後、イングリッシュパブ営業に切り替わるんです!

多分来るわ!と思って後にし…
2階へ上がってシャーロックホームズへのオマージュ、作品世界の再現に溢れた展示とお部屋を観ましょう。

ホームズさんと目が合った(笑)
あ、ワトソンくんもいらっしゃいました(;^_^A
あ、1階とはまた違った白銀のテーブルコーディネートも素敵。



またまた深緑のファブリックが使われた天蓋つきベッド。
この黄色いテーブルクロスにブルーのファブリックチェア、奥の黄色のチェアも素敵~vvv
はぁぁぁ(≧∇≦)可愛いっ!スキッ!!
こちらはユニットバス。
バスタブ内にはワインのコルクがいっぱい(笑)
タオル掛けの奥にはトイレがあります。
ドレッサーも可愛いわ~もぅうううう~きゅーん。
1館めから興奮気味でお庭に出ると、綺麗なイングリッシュガーデンに色とりどりのお花も咲いていたし、こんな↓懐かしいロンドンの地下鉄のモチーフとかがあったりして、GW前の激務で疲れ切った心も癒される…。
庭のエクステリア、薔薇のアーチについてる扉がユニオンジャック。
扉の奥に探偵帽とインバネスコートを着た方がうっすら見えますでしょうか?
これ、入り口で無料貸し出しされているので、カップルや女性グループ客の皆さんはこぞって利用されていました。
私も連れが居たら着たかもだけど一人で来て自撮りとかするほどではないので、お似合いのお客様を微笑ましく眺めながら…

次いってみよー!

神戸ひとり旅o(^o^)o異人館巡り・洋館長屋篇2019年04月27日

演奏会ついでだったはずが…の神戸ぶらり旅。
初めての北野異人で早くも興奮気味の2軒めです。

★洋館長屋 (旧ボシー邸 明治41年築)
ご覧のトリコロールですから…
おフランス全開でございまーす♪
可愛い!乙女ロココ♪
この豪華な感じが英国館とは一味違います。
こちらはエラール製のフォルテピアノ。
近年初めて、ショパンの時代に使用されていたピアノ=フォルテピアノ限定のショパンピリオド楽器コンクールが開催されたのはまだ記憶に新しく、そこでも3社くらいのフォルテピアノが使用されていましたが、その1つがこのエラールです。

わーvv本物感動。
そういえば私の憧れのヴァイオリニスト、本日カルテット演奏会の第1V
nをつとめますアリーナ・イブラギモァも、デュオの盟友セドリック・ティベルギアンさんとの演奏会でいつかフォルテピアノを使いたいとインタビューで答えていましたから、ますます興味津々。

そしてピアノの上にはエミール・ガレ苺分大皿
アール・ヌーボー大好物vvv

あら、コペン・ハーゲンのコレクション棚もある♪
クラシックな机可愛いわ~。薔薇の一輪挿しとかイチイチ女子力高いディスプレイ。
何気に船の模型も好きvvv
2階へ上がったら、踊り場にルイ・ヴィトン
モノグラムのトランクはヴィトン創設のきっかけ?でしたっけ。
なんかドワーフみたいなのがおる!!可愛い!!ちょっとXmasチック。
レトロコーナーかと思ったら今度はゴシックに、前衛?的なインテリアが。
なぜスープの中に豚のフィギュアが…?シュールレアリズム?
窓はだまし絵になっています。
花瓶に鶏、ソファにおっきい鉢。不思議な世界~。
…シュール展開に移行するのかと思いきや、再びゴージャスインテリアの世界へシフトチェンジ。

この次にはアールヌーボーのガラス美術品が一挙展示してありました。






こちらは子供部屋かな?
可愛らしいおもちゃや、子供サイズの家具とか…


あ~楽しい!好き!こういう空間、本当に心が満たされる!

次、どんどん行きます!

神戸ひとり旅o(^o^)o異人館巡り・ベンの家篇2019年04月27日

演奏会ついでだったはずが…の神戸ぶらり旅。
初めての北野異人で大興奮の3軒めです。

★ベンの家 (旧フェレ邸 明治末期頃築)
イギリス、フランスの次はドイツ!
建物自体はドイチェハウスぽい感じゼロですが、赤レンガの塀(写真を映し切れなくて赤い看板の左にあります)にドイツから取り寄せた煉瓦が使用されているそうです。

剥製がいっぱい展示されているユニークな建物とチケットオフィスの係員の方が教えて下さいましたので、どんな感じかな~?

と思ったら…いきなりキターーー!!
てか、ここに張っちゃう毛皮?!
所狭しと剥製が!(笑)
同じ部屋にこれ↓もある…
ちょっとわかりづらいのですが、左上のは虎の首から上部分。
右上の鹿なら一般的な飾り方だけど、虎でこういうディスプレイはあんまり見たことない。
何故かアフリカンな楽器っぽいコーナー↓があったり。
大鷲?おっきい!!
大迫力!!こうして間近で見ると、鷲っておっきい!!
二階に上がると…だからなんでここに張っちゃう?!(笑)
さりげなくカーペットもゼブラ柄(笑)
お部屋の壁とか可愛いのだけど…あちこちに剥製があって落ち着かない(笑)

ここにもムササビのように張り付いてるシマウマさんの毛皮が(;^_^A
そうそう、こういう↓感じの可愛いインテリアに囲まれて、ちょっと貴族趣味な剥製が飾ってあるのかなと思ってたら、剥製づくしだったわ(笑)
手前にシロクマって書いてあるんだけど…1階で見たシロクマの剥製のインパクトと、周りのアフリカンな雰囲気が強すぎて、シロクマどこ?!と思ったら、カーペットの毛皮か?!
リンクス…を見ると『BANANA FISH』のアッシュ・リンクスを思い出して涙が…。・゚・(ノД`)・゚・。美しいわリンクス。
こういうのってやっぱり昔の…乱獲なのかな。と、ふと『ジャングル大帝』を思い出す…。

最初の2軒がヨーロピアンクラシックムードたっぷりで乙女感がっつりだったので、ある意味ギャップ萌えだったかもココ。

あー楽しい!
演奏会行けないかも…と思ってどこか沈んでいた気持ちも吹き飛んでました。
さぁ、ここからは急勾配が待ってる!
あ、猫の看板可愛いvv
階段を上がったところにあった
★旧ドレウェル邸・ラインの館
ここに綺麗なお手洗いがあったので、見学ついでに用を足しておこうと利用し…

たら、スマホに着信が!!!
実は今日の演奏会のチケットを手配して下さったAさんと、メール連絡の行き違いで今の今まで連絡取れず、前日まで自分が仕事でバタバタだった事もあって直前連絡を取り損ねてしまっていたため、諦めてここまでの観光を楽しんでいた私でしたが、このタイミング、開場時間ちょいすぎにAさんから電話連絡を頂きまして。

三ノ宮から西宮なら開場時間にギリ間に合わなくても途中入場は出来る!

というわけで、プレミアムパス買っちゃったけど半分回ったところで異人館観光を切り上げ、猛ダッシュで預けた手荷物をピックアップして、西宮へ移動したのでした(;'∀')

もちろん演奏会が当初の目的でしたので、無事軌道修正できてよかったのですが…
このパス、今度行ったら残りで使えるのかな???
日付とか入ってないし。

チケットオフィスの係員さん一押しパワースポットも行けなかったし、回ってない建物こそ外観も素敵なメインスポットという感じだったし、とにかく異人館楽しすぎたので、また絶対に来たいです!

ヴァイオリン覚書~キアロスクーロ・カルテット演奏会in兵庫20192019年04月27日

異人館観光を急遽切り上げ(※理由は前Blog参照)、つい先日の検査結果が悪かった事も忘れて北野坂を猛ダッシュで駆け下り、往きに到着したJR三ノ宮駅ではなく阪急三ノ宮駅へ…

奇跡的に迷わず到着し、ちょうど改札前にあった案内カウンターの係員さんに荒ぶる鼻息で(;'∀')
「西宮駅に行きたいんですけど、どこから乗ればいいですか?!」
と鬼気迫る形相(多分)で問いかけたら、
「10番ホームから特急が出ますよ」
と簡潔に応えて下さったので、迷わず指定されたホームへ駆け上がったら、ちょうど件の特急電車がホームin。

飛び乗って15分、駆け足で直結する会場まで移動したら、なんと!
14時開演の5分後に到着!!

今日の私は冴えている!!(注意:超絶方向音痴です)

というわけで前置きが相当ドタバタで長くなりましたが、本題突入です(;^ω^)

2019年4月27日(土) 
in 芸術文化センター 神戸女学院小ホール(兵庫)
バッハ:「フーガの技法」より
 コントラプンクトゥス1
 コントラプンクトゥス4
 コントラプンクトゥス9
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1番
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番「ラズモフスキー第1番」

Aさんが会場係員さんに預託して下さったチケットを受け取って…今日は時間きっかりにスタートしたようなので、ホワイエで演奏が終わるまで、呼吸を整えながら待っていました。

よってバッハはホール内で聴けませんでしたけれど、外からでも結構綺麗に、美しいノンヴィブラートの音の響きと、ノーブルかつストレートに研ぎ澄まされたシンプル美なバッハの旋律が、まるでミサに迷い込んだかのような様相で聴こえてきましたので、耳を澄まして聴き入りました。

そしてしみじみ思う、今日ちゃんとこの演奏会に来られて良かったと。

2曲目から最前列右ブロックに座って…お久しぶりのAさんにお詫びを入れつつ…
あ、今回は全員タブレット&Bluetoothのフットペダルで演奏してるみたい。

さて2曲目は演奏会の情報開示当初、シューマン:弦楽四重奏曲第1番の予定だったところ、今日のメンデルスゾーンに変更されたため、チラシとパンフで演目が違います。

古典からいっきに後期ロマン派かぁ~。
当初の予定だったシューマンも後期ロマン派だけど、このカルテットのCDラインナップを並べてみてもハイドンやモーツァルトやベートーベン…シューベルトがかろうじてロマン派前期に引っかかるくらいで、アプローチもピリオド奏法に近いため、古典のイメージが強くて、どんな演奏になるのか一番想像がつかない曲でした。

この曲自体、浅学な私ゆえ聴き込んでいないし(;^_^A

ちょっと「フィンガルの洞窟」にも似たモチーフが出てくるこの曲、第1Vnのアリーナが抑制されたヴィブラートで謳いあげる旋律の美しさは言うまでもなかったけれど、第2Vnのパブロ・ヘルナン・ベネディさんのちょっと熱を加えて応えるような弾き方との対比が、曲全体に色彩感を与えてくれて、メンデルスゾーンらしいキラキラした世界を展開してくれました。

4人が呼吸を合わせてそれぞれの楽器をめいっぱい鳴らして高揚感を与えてくれる部分は心躍らされるけれど、やっぱり何といってもアリーナの弱音は秀逸だし、ベネディさんもぴったりと寄り添って丁寧に鳴らしていたのが印象的だったかな。

クレールさんのチェロはエンドピンを立てずにバロックスタイルで演奏しているせいか、重低音の鳴り方が唸るような感じじゃなく、地面の面の部分を漂うような、這うような響きに感じられて、その上にエミリエさんのヴィオラが重なり、アリーナベネティさんの音が風のようだったり、光の反射みたいに横の広がりと縦の厚みを変えていくのがはっきりと感じられる演奏でした。

ここで休憩を挟みまして。
あら、ブルックナートイレ(=男性客が圧倒的に多い)みたいになってるわ今日(笑)

同じホールでの前回演奏会はここまでじゃなかったと思ったけれど…
女性の私はサクッとお手洗いを済ませて席へ戻り、最後のベートーヴェン「ラズモフスキー第1番」を鑑賞。

こ…これは……エンジン全開!
結構速い…!
メンデルスゾーンを聴いた感覚で、古典だけどしっとり謳ってくるかなと思ったら、ぐいぐい来る!

でも重厚感というよりは、鮮烈にひたすら真っ直ぐに突っ走っていく、若々しい感じ…かな???
うっかり魂持っていかれそうになりました(;'∀')

あ…あかん…なんかもう何も考えられないくらい、引っ張られる…っ!!
速さも相俟って、ダイナミックレンジと勢いは今日一番感じたけれど、何だか興奮してる間に終わっちゃった(;^ω^)

鳴りやまぬ拍手とブラボォコールに応えて、アンコール。
昂ぶりを宥めつつ、余韻も残していくような颯爽とした第2番。

はぁぁ~終わってしまったけれど、ホントに来られて良かった。
Aさん、毎度ありがとうございます&今回は本当にお騒がせ&お気を患わせてしまい申し訳ございませんでした。
幸せなひと時にGW前のやさぐれた心が癒されました…。

終演後、サイン会もありました♪
そうそう、前回も女性陣はブランドだけPLEATS PLEASE(by ISSEY MIYAKE)で揃えてたけど、今回は形違いで色を揃えてましたよ!素敵vvv
もちろん並んでサインしてもらいましたが、今回は私、ほとんど来るの諦めてCDブックレット持ってこなかった( ノД`)シクシク…のでチラシとパンフにサインしてもらいました。

衣装こんな感じ↓



終演後の感動に浸ったまま、西宮ガーデンズへ移動して、ちょっとお茶休憩。
・苺のティーソーダ

久々にお逢いしたAさんとは更に梅田へ移動して、ディナーもご一緒させて頂きました♪
*スペシャルコース3,000円+プライムリブ(オーサカカット120g)4,300円を注文したのですが…
大食漢の私でも食べ切れなかった、凄まじいアメリカンボリュームでした!!(*_*;
・シュリンプカクテル
・クラブケーキ
・オリジナル・スピニング・ボウル・サラダ
・クラムチャウダー
・ロウリーズホットファッジサンデー
・コーヒーor紅茶
・じゃがいもが錬り込んであるぽい全粒粉のパンと、ヨークシャープディング(ポップオーバーみたいなパン)
どれも美味しいのですが、フランス料理のフルコースと比べたら1品1品のボリュームが多いです。

おまけに私は、季節のフルーツ(苺)のシャンパンカクテル白ワイン飲んでるしで…

残すの心苦しかったけれど、可愛らしいお姉さんの接客は親切丁寧だったし、目の前で作ってくれるカトラリーまで冷たいサラダや、切り分けてくれるローストビーフも柔らかくて、贅沢なひと時でした。

これにて今年のアリーナ・ウィークはおしまい。
来年は…来てくれるかなぁ?!
どうも名古屋の公演は今後なさそうな気がしてきたので…(´;ω;`)ウッ…遠征必至になりそうですが、どうせ遠征するなら、観光グルメも楽しんじゃいたいと思います。