膠原病治療に向けて:下部内視鏡検査と治療説明2017年02月15日

腱鞘炎→膠原病覚書14回め。
シェーグレン症候群と診断が下り、既往症なく治療へ移行できるかの精検で、今日が一応治療前では最後の検査通院です。
過去13回の覚書はコチラ↓から参照くださいませ。


経過月表はだいぶ長くなってきたので、上記リンクにて一部割愛。

2017年2月7日
B総合病院の膠原病内科で診察を受ける。
前回下唇の小唾液腺の生検の結果、リンパ球の浸潤が見られたため、シェーグレン症候群と診断確定し、臨床調査個人票を受け取る。

同日、A総合病院でリハビリテーションを受ける。
症状が確定したため、A総合病院でのリハビリを今回で終了し、診察予約をキャンセルしたが、筋肉の硬直状態が続いているため、当面リハビリ施術を続ける事になった。

2017年2月9日
難病法に基づく特定医療費助成制度に基づき、管轄保健所で助成金申請手続き。
B総合病院でCT撮影

2017年2月14日
B総合病院で上部内視鏡検査、かかりつけ歯科で虫歯検査を行う。共に異常なし。

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というわけで本日は、B総合病院で下部内視鏡検査と、主治医からの治療説明を受けてきました。

下部内視鏡検査、いわゆる大腸カメラ初体験です。
経験した方からのヒアリングでは、下剤で大腸をきれいにするのが大変で、後は大した事ないよという話だったので、胃カメラより楽かなぁ?と思っていたのですが。が!!

まず前日の夜は片頭痛が治りきらず、せっかく用意した検査食も結局、夕食分は食べられずに絶食。ヴァイオリンレッスン後、シャワーを浴びてすぐに坐薬を入れ、その一時間後に錠剤の下剤を飲んで、そのまま朝まで寝倒れて復活できるかと思いきや。
結局片頭痛ひどくなったんじゃない!?くらいガンガンで目覚め、薬を飲んで良いかもわからなかったので、保冷剤でおでこをアイシングしながら病院へ向かうというありさまで。

受付を済ませてから指示されたとおり、アクエリアスみたいな味の下剤を1リットル、1時間かけて飲むまでは何とかクリアしたのだけど、レクチャーでは「飲んでる最中、1時間経たないうちに便意を催しますので5~8回くらい出して、こういう(写真つき)便になったら看護師さんを呼んで確認してOKもらってから検査」と書いてあったのに、1時間以上経過してもいっこうに便天さまご降臨あそばさず(ヽ''ω`)

他にも検査待ちの方は沢山いらっしゃったのですが、その時間帯になると続々と検査へ移行していくので、何となく焦りつつ……片頭痛はどんどんひどくなってくるしで、もうどうにも動けず。とりあえず下剤の後で与えられた、ちょっとしょっぱいようなお水を飲みながら、(出ろ出ろ下りてこい~)と念じて、シモと頭の方ばかり気にしていた(笑)ら、突然吐き気をもよおしてお手洗いへ直行!!
下剤を上から大量に戻してしまいますた………がーーーんΣ(゚д゚lll)
下りろって念じたのに、上ってどうする!?

ちょうどその頃、看護師さんが残ってる人の状況確認へ回り出して、私の番になったところ看護師さんの方から「体調悪そうですね、大丈夫ですか?」と訊ねられたので、「片頭痛で……前日から何も食べていないし、朝すでに緩い便だったので一度出せば状態がわかると思うのですが、下剤も戻しちゃって……( ノД`)シクシク…とこぼしたら、「頭痛のお薬は検査に影響ないですから飲んでいいですよ」とのお赦しが出て、ソッコーでマクサルトロキソニン胃薬を服用。

これだけガンガンに痛みが出ていると、さすがにサックリとは効いてくれませんが、何となく非常事態は乗り切ったあたりで無理矢理お手洗いに行って踏ん張ってみたものの、まだレクチャー写真のような状態ではなくて、必死で(出ろ出ろ下りてこい~)と念じて3回め、いったん看護師さんに状態を見てもらって「うんうん、もういいよ」ってお情けでお赦しが出たのは、9時に下剤飲んでから13時すぎの事でした……げっそり(ヽ''ω`)

これで楽になれる……と思ったら大間違いだったーーーーー。。。。

私が当日の予約で最後に検査した予約患者だったのですけど、その前に検査に入られた方の検査室からとめどなく絶叫に近い悲鳴が聞こえてきて、恐怖心を煽られまくりつつ。いやいや体験者から事前情報あったし、その前に検査した何人もの人からはそんな声聴こえてこなかった(と思う、片頭痛でそれどころじゃなかったけど)から、ちょっと堪え性のない方なんだろうと自分に言い聞かせ。

お尻に切込みが入ったズボンと上着に分かれた不織布の検査着に着替えて、検査台へ左を下にして横になり、麻酔の注射と、お尻の穴に指を突っ込まれて麻酔を塗りこまれ(笑)、カメラが入っていったまでは確かに何ともなかったです。
最初のうち、ぼーっとカメラの画像を見てたら、ところどころ残便感のある画像(詳細表現自粛)が見えたので(あ……やっちまった)的な自覚( ノД`)シクシク…は湧きましたが、検査医さんから「このくらいまで時間がかかる人は中々出ないんですよね~普段はどうですか?今日は何回くらい出ましたか?」とか訊かれて、申し訳ないやら情けない気持ちでずーんと心が重くなりつつも、検査医さんの明るい口調に救われてトボトボと受け答えするワタクシ。

その後、仰向けになった時にちょっと痛くて、右を下にして横になった時も痛い瞬間があって、うつ伏せになった時も微妙~な疼痛があったりして……再び元の体勢に戻ったあたりから激痛勃発!!思わず「ヒッ」「…っっつつ!」と小さな悲鳴がこぼれちゃいました。

看護師さんからは「痛いですか?検査は順調に進んでますので、大丈夫ですよ」と言われるけどコレ、胃カメラの時に痛くなってからも同じこと言われたし、そもそも検査中に異常があったとして受けてる本人には絶対悟られないようにするでしょうから、そんな事訊いても安心はしないですよ!
検査医さんも「痛みますか?このくらいの時間までかかる人は腸が複雑な構造をしてるんですよ~。今よじれてたところを直しました。検査は順調ですよ。奥までちゃんと入ってますからね~」とあんまり軽やかな口調で言われるんで、もう我慢するしかないし。

喚き散らすのも恥ずかしいので、検査台の端を空いた手でしっかり握りこんで、ひたすら痛みに耐えに耐え、しばらくしてようやく検査が終わったのは14時くらい?
検査医さんから「異常は見られませんでしたよ。お疲れ様でした」と報告があり、看護師さんからは「ガスが溜まっていますので、前のお手洗いで出してから着替えて下さいね」と言われて起き上がるも、お腹といい下っ腹といい、ガスっていうか突っ張っててヨタヨタしか歩けない(´;ω;`)ウッ…し、お手洗いへしゃがんでみたけど出る気配なし。ベンテンさまはいづこ……???

ちょっと頑張ったけど踏ん張る力すら残ってない感じで、諦めてヨタヨタと更衣室へ行き、更衣室内の椅子へ座ってゆっくり着替えて検査室を退室したのは14時15分くらいでした。

その頃にはだいぶ片頭痛のピークは過ぎてたんだけど、片頭痛&検査の痛みをこらえる際に激しく呼吸していたせいで、喉がカラッカラで、お腹は空いてるけどとにかく水分が欲しくて、病院内のクリエでひとやすみしました。

・小松菜&柚子りんごのスムージー
 ¥450
・北海道ヨーグルトタカナシ) ¥100
片頭痛さえなければ、大きな検査を終えた祝いで豪華ランチとかしちゃうつもりだったのに、こんなんに変わっちゃった…でもスムージーがとっても美味しく感じられました。

そしてガスを出さずに娑婆(笑)に出てきちゃったので、公衆の面前でぶーぶー出しちゃったら申し訳ないなぁ……という思いが頭の片隅にあったものの、いっこうに出る気配なし(´;ω;`)ウッ…
一体全体、私の大腸どんだけ複雑な構造してるんでしょう……???

とにもかくにも、30分以上は休憩できたので、15時の主治医面談にはちょうど良い時間帯になっちゃいました。

膠原病内科の受付へ移動したら、ちょうど検査室で最初に声をかけて下さった看護師さんがいらして、「大変だったね~すぐ先生呼びますからね~」と優しく労って下さいました。いっぱいご迷惑かけちゃって申し訳ないやら情けないやら再び。

で、主治医面談にて、検査で異常がなかった事からすぐ薬での治療へ移行する事と、実際服用する薬に関してのより詳細な説明がありました。

★プレドニゾロン 5㎎×6錠(毎朝)
 いわゆるステロイド 私は30㎎スタートのようですので、少なめかも?
 徐々に量。

★エディロールカプセル 0.75μg×1カプセル(毎朝)
 ステロイド服用により骨粗しょう症になりやすくなるため、骨粗しょう症治療剤

★タケキャブ錠 10㎎×1錠(毎朝)
 胃薬。劇薬服用によって胃潰瘍にならないための対策

メトトレキサート錠 2㎎×2錠(週1回朝夕)※毎週木曜に決定
 私の場合、乾燥症状というより筋肉や腱の症状が顕著なので、リウマチ系の症状に対するお薬。
 徐々に量。

★フォリアミン錠 5㎎×1錠(週1回朝)※毎週土曜に決定
 メトトレキサート服用による副作用を抑制するために葉酸を補う

★ボノテオ錠 50㎎×1錠(月1回起床時)※毎月1日に決定
 これも骨粗しょう症治療剤

☆カロナール錠200 200㎎×3錠(疼痛時)
 これは私の持病である頭痛のために、現在服用しているマクサルトRPD錠10㎎と、ロキソプロフェン錠60㎎アルジオキサ錠100㎎のうち、胃への負担が大きいロキソプロフェン錠60㎎が併用禁止となってしまったため、代替薬として胃への負担が少ない本剤が処方されたものです。

副作用に関する説明以外だと、

◆妊娠は絶対ダメ
メトトレキサート錠の副作用の印刷物に記載されている、リンパ腫の腫れやら息切れやら出たら自分で服用中止する事
メトトレキサート錠の服用日前後3日間は禁酒

というキツーイお達しがありました。
ちなみにロキソプロフェン錠60㎎併用禁止に関しては、どうにも我慢できずマクサルトRPD錠10㎎の効果もなかった場合、連日使用は極力控えてなら服用も認めるが、くれぐれも胃潰瘍には注意しなければならない旨を頭に入れて…というキビシーイ忠告もあり。

説明はしっかり訊いて病院を後にし、早速帰宅途中に院外処方箋も受け取ってきたのでした。

で、辛い検査に耐えた自分へのご褒美あげたかったけれど、人混みの多いデパ地下に行くのは…と思って、帰宅途中のコンビニで辛うじてプリンゲット。
晩御飯は食欲なかったので食べ損ねた検査食。
あと、骨粗しょう症対策?になるかどうかわからないけれど、おさかなソーセージも食べてみる。
検査食は思ったより美味しかったです。味つけも決して薄くなかったし、何よりレトルトならではの妙に凝縮された変な出汁臭とかもなくて。

これで明日から溜まってるであろう仕事を片付けるぞ!
とサッサと就寝したのですけどね……片頭痛またしてもぶり返し。
次の記事へ続くのでした。。。。。。とほほ。

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