ヴァイオリン覚書♪6年1ヶ月~214回めのレッスン ― 2011年04月05日
レシピもUPしましたので、和スウィーツに是非!
と自分を上げつつ…ヴァイオリンレッスンも新しい年度に突入~!
…と元気に行きたいところですが…最近の記事で臭わせていたとおり、不安の幕開け…
というのも、先週レッスンだったのですけど、先生が「お倒れになった」(←教室の事務の方いわく)そうで急遽休みになりました。
私もその日はかなり頭のフラつきがひどかったので、ちょうどよかったのですけれど…
そういえばその日の朝、通勤途中に聴いてるNHK-FMのクラッシックカフェで、ジャニーヌ・ヤンセンのヴィオラが聴けたんです。
ジャニーヌってヴィオラ弾けたんですね!ジュリアンも弾いてるけど、彼女まで弾けるとは思わなかった…!放送はブルッフの『ヴィオラと管弦楽のためのロマンス』という曲だったのですけど、彼女の伸びやかで力強い音が、ヴィオラの中低音でひきたって、ヴァイオリンよりいいんじゃない!?てくらい良かったです。
だから頭は相変わらずオカシイくて、イライラしてくるのですけれども、いい音楽を聴いてちょっと気がまぎれたのに…のに…に………。
実は…D先生、昨年末にノロウイルスで体調を崩され、1ヶ月くらいレッスンが休みになり、今年の初めはお身内のご不幸、そして今回の体調不良…今後も見通しが立たないということで、レッスンだったはずの先週火曜日、二日後の木曜に教室の事務の方から電話連絡があり、またしても担当講師が変更になりました。
それもいきなり次回レッスン=今日から!
ま…ね…、6ヶ月といえば、一般企業ではまだまだ試用期間で有給もつかないですから、これまでのお休みは全て欠勤扱いだろうし、振替レッスンが多すぎて生徒も混乱…だから今回何となく、(大丈夫かなぁ…?)とはちらりと頭をよぎったんですよね。
でも、前にも書きましたが、うちの教室、事務の対応は正直よくない。だから今回はスルーかな…って希望的観測も抱いていたのです。
が、速攻で動いたよ、今回は!
そっちに驚いた(爆)のと、今の先生がこれまでで一番自分に合ってると思ったので…結構ショックでした…。体調も、本当に深刻な病なのか心配だし、このままご挨拶も出来ずお別れというのも悲しいし…。
ただでさえ私も体調が悪く、気鬱になりがちだったので、ダブルパンチでした…くすん。
というわけで、唐突に始まった、新しいU先生とのヴァイオリンレッスン。ちょっと片頭痛で体調悪かったのですが、初回からいきなり休みたくないと思って…よろよろレッスンに向かいました。
見た目の第一印象は、一番最初のA先生をすらりと長身にした感じのお嬢様風。初めて、私と同じか高いくらいの身長の先生です。
いつも見下ろしてたので(笑)、身長差がなくてちょうどいいかも。でもうらやましいほど華奢だ…私のお肉(贅肉)を分けてあげたい…(爆)
素敵な笑顔で名前を呼ばれ、ご挨拶をして、いざレッスン…が!
「す…すみません…いきなりテキスト1つ忘れました~(汗)」
気が動転していたせいか、練習曲のテキストを忘れてしまいました…。超はずかし~!
というわけで先生用のテキストをお借りし、sul.Gのスケールとアルペジオから。
片頭痛の薬を飲んでたのですけど、イマイチ効きが悪くて、副作用で鼻筋から耳管のあたりまでぼーっとしてたので音が若干妙ちくりんに聴こえていましたが、音程は多分取れていたと…
先生からも
「しっかり音程も取れてらっしゃるし、移動もスムーズです。いきなりsul.G!?と思いましたけれど、全然大丈夫ですね」
とお褒めの言葉を頂きました。
ただし後3つの練習曲は…自分の指番号がいっぱい書き込まれたテキストじゃなかったので、覚えてない指づかいのところがあやふやな弾き方になり、全部次週持ち越し。これは仕方あるまい。
でもよかったなと思ったのは、その中で、先生から指摘された部分が、すべて自分のウィークポイントだったこと。見過ごさず、きちんと細かく見てくださって、指導していただけたので、今後のレッスン進行について安心感が持てました。
前のD先生ほどおっとりした癒し系な口調ではなく、かといって最初のA先生ほど直球でがつんとビシビシッ!て感じでもなく、華奢なお姿からは逆印象にハキハキと丁寧なご指導です。最初のA先生に近いけれど、威圧感はないので、ホッ。
今回初レッスンのマスカーニ『カヴァレリア・ルスティカーナ』は、Aパートだけ弾くことになり、まずは先生の模範演奏を聴かせていただきました。
あ、華奢なお姿とは裏腹に、情感たっぷりで、ただし音は線の細い感じです。これも最初のA先生にちょっと似てます。
続いて先生と一緒にAパートを弾きました。
先生からは
「今日初めてレッスンの曲とは思えないほど、きちんと弾けていらっしゃいますね!」
とお褒めの言葉を頂いてから、自分でも中々難しいなと思っていた、3thポジを保ったまま、4の指だけ伸ばして一時的に4thポジを取るところの乱れを指摘され、何度か弾き直して動きを確認し、レッスン終了。
新しい先生の指導スタイルは、今日のところ違和感なく受け止められたので、なんとか新しい年度も頑張れそうです。
忘れ物には注意して(爆)、本年度もしっかりヴァイオリンと向き合いたいと思います。
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