ヴァイオリン覚書♪6年4ヶ月~226回めのレッスン2011年07月19日

先日編みあがっていた作品、先週末にボタンを妥協で買って、完成させました。今日はこれを着てレッスンに行きましたヨ♪
またアホなポーズを…(爆)
ホントはグレイのジャージーのチュニックと重ね着するつもりで作ったのですけど、画像は完成記念で撮影したもので、たまたまこの日着ていた白のチュニックと合わせました。
ワタクシのマッチョな肩とかタプタプの二の腕とか無駄に厚くて絶壁な胸板とかはサクっとスルーして頂いて…デブでもよくのびーるチュニックベストの着用感だけ見てくださいね♪

あ、先日ご紹介したポンチョが、いかに巧くこのヤヴァイ体形をカバーしているか、よくわかるかも(笑)

そういえば"最近肩当てが合わない…"という悩みを零しましたが、問題がちょっとわかりました。
どうやら足の高さだったようです。
顎あての高さを低くしてから、KUNの肩当てを使ってた頃は少し足のネジを緩めた状態で当てててちょうどよかったのですけど、今のエベレストをその状態にすると高かったみたいなのです。ギリギリまで閉めて当ててみたら、全くズレなくなりました。
ただし、ベストフィットの位置は100%探れなくて…たまに「今ベスト…!」って時があって演奏中も全く気にならない、当ててる感じがしないポジションがあるのですけど、そうでない時は何となくズレてきてる感じ(実際はズレてないのであくまで私の気分)がして、合間にモゾモゾ動かしてしまいます。
それでも肩当て自体がズレたり演奏中にガコッと外れる事はなくなったので、あとは私の当て方次第ですね~。

さてさて強い台風が近づいておりまして、大雨警報とかは出ていたので、ひょっとしてレッスン休み…?と思ったものの、教室から連絡もないし、仕事帰りの電車が遅れてて慌てて乗ったので問い合わせてる余裕もなく、結局教室へ行けばわかると少し早めに足を運んだら、ちゃんとありました、レッスン。
なんか、色んな警報が出ないと休講にはならないそうです。

でも前の生徒さんがいらっしゃらなかったので、「電車が心配ですから早めに始めましょうか」と15分繰り上げてレッスンして頂きました。ラッキー。

D線A線を1音ずつ、2弦2音を交互で反復する練習曲

ところで今日は先日ゲットしたフェルナンブーコ弓の安い方を使いました。

連休中少し弾き込んでみて、だいぶ感覚に慣れてきたのですけど、カーボンから木に持ち帰ると、やっぱり違いますね~。新しい弓は軽くて、こういう速いフレーズが楽です。その分、浮いてしまうのでしっかり手首で吸い付けないとダメで、手首の意識を強く保つようにしています。

「うん、だいぶスムーズに綺麗に弾けていますね」

と先生からも好感触。

■複雑なポジション移動の練習曲

1回目は楽譜どおりで速く、2回目は2音スラーで、今回3回目は頭2音スラー、後ろ単音で2音、というヴァリエーションで弾くように言われました。
今の先生は練習曲の事前宿題を全くといってよいほど出さないので、当日いきなり指示されて弾くことがほとんどで、こういう変則的なヴァリエーション奏も当日ふりなんです。
だからか、ものすごく集中力が要ります…。
なかなか即時対応ってのは難しいので1回めは後半ボーイングがしどろもどろに崩れましたが、2回目で無難に弾けました。

■十六分音符の速いフレーズの練習曲

これは今日いきなり振られました。超速い先生の模範演奏を1回聴いて、初見でちょっと速度を落として…でもまだ速度が速くて後半カオスだったので、さらに速度を落として弾きました。指はわりと回るのですが、音符が頭に入ってないとこういうフレーズはキビシー!

■ト短調スケールとアルペジオ+ラスト重音つき

スケールはまずまずだったのですが、2度繰り返して重音でシメるアルペジオの後半のフィンガリングがちょっと変則的で…重音を3、4の指でいきなり7thポジくらいに上がって取るのが厳しいので、アルペジオのお尻の旋律、繰り返す前ではいったん1stに下がるところ、繰り返したら同じフレーズで3ポジをキープしたまま重音のために上がる…というフィンガリングになってて…これも頭に入らずちょっともたつきました。

エックレス『ソナタ ト短調』第4楽章

連休中に弾きこんできたつもりだったのですけど…本番一発でいきなりこのスピードと速いフレーズを完璧に弾くのは難しいです~。
1回目は音程がかなり不安定になってしまい…繰り返してなんとか持ち直して、その他の移弦のタイミングなどは多少気をつけてなんとかこんとか弾ききりました(汗)

先生から指摘を受けたのは全部、自分が苦手と思っているフレーズで、百発百中で決まらないとこばかりで、部分的に弾き直しました。そこだけ切り取って弾けばOKなのですけど、流れの中で弾くのが…ダメなんですよね~。

特に終盤は速い+移弦の多さに気を取られて、弓の量が無駄に多くなり、テンポが遅れがちになるので

「フレーズの頭だけはしっかりテンポに合わせるつもりで弾きましょう」

とのことでした。

時間が押してきたので、最後に前半だけ、理想の指定速度(付点四分音符=76)くらいで伴奏君と弾いてみましょうということになりましたが…

ぶっちゃけ、速い方が得意なんですよ、私。
基本的に左指はよく回るので、弓はテンポを保って細かいこと気にせずサクサク動かせばいいし、速さで細かいアラはごまかして、何となく弾けちゃうから(爆)

先生も

「全然このスピードでも弾けてますね。じゃあ、次回はこの速度で仕上げましょう!」

「えへ。速い方が得意なんです。適当に速さで流しちゃうので」

「適当はダメですよ~。頭の拍はアクセントぎみに捉えて弾きましょうね~」

実は連休中に全楽章通し録音をしてみたのですが…奔りすぎててせわしなくて、とても公開できるようなシロモノではなかったので…音楽的に速く弾けるよう、善処して仕上げたいと思います…。

今日は15分繰り上げレッスンしていただいたので、次の生徒さんまで余裕があり、先生と少しおしゃべりしてから帰りました。

アンサンブルクッキングの申し込みを2枠でしたことも報告して、先日手持ちの弓5本を実験的に量ってみた話もしたり。
先生もやっぱり弓は「木」派だそうです。うーん、私も旅をしたけれど結局は「木」に落ち着きそうな感じです。