さて、初めての会場でとにかく気をつけなければならないのは、音響問題。
どこのホールも造りは大体同じなのですけど、舞台で演奏している時に聴こえる感じと、客席で聴く感じと、かなり誤差があったり、会場全体にあまり響かなかったり、そういう箱の造りを確認して、加味した上での演奏をしなければなりません。
★チェロアンサンブル
カッチーニ『アヴェ・マリア』…第3Vc
今日は一人を除く全員がリハに参加なさっていたので、ほぼ本番想定の演奏ができました!
自分の音は良く聴こえたし、配置も、第1VcのHさんが見やすくて、各章タイミングのすり合わせもしやすかったです。
速度の問題は、最後の合わせ練習後に私が進言したら、先生が皆さんに指示を出して下さったみたいで、ちょうどよい速度になりました。
ただ、やっぱり周りの音が聴こえにくい……。
通し演奏と、テンポが乱れるあたりの確認演奏をして終了しましたが、チェロの我が師匠からは
「お風呂の中みたいな音響で、客席にあまり聴こえてこないので、八分音符の刻みなどは頭音が多少アクセント気味でもいいですから、しっかり鳴らして下さい。フォルテもこれまでより強めに弾いて頂くくらいがちょうどいいです」
とアドヴァイス頂きました。
★大アンサンブル(オケ形式)
アンダーソン『トランペット吹きの休日』『シンコペーテッドクロック』『ワルツィングキャット』『タイプライター』…第1Vn
正直、弾けないフレーズはサクッと捨てた(*´∀`*)んだけど、弾けるフレーズは丁寧に弾こうと意識して臨みました。
『トランペット吹きの休日』の速度が思ったより遅かったため、捨てフレーズがまぁまぁ弾けててホッ。
『ワルツィングキャット』のラストの細かい刻みへ入るタイミングと速度は、以前からどうにも自分の頭の中の感覚と噛みあわず、今日ですり合わせしよう!と思ってたので、そこは今日でイメージと実際のテンポがようやくすり合ってきた感じ。
『タイプライター』は、あれ!?速度速いっ!?
でもこの速度くらいが自分の一番弾きやすい速度=周りのヴァイオリンの方は多分辛いので、えええ~?これ本番どうなるだろう……とリハでカオスになりましたが、深く考えない!
本番の流れに合わせるべし!!
★大アンサンブル(オケ形式)
ビゼー「カルメン」より『Ⅱ前奏曲』『アルゴネーゼ』『ハバネラ』『闘牛士』…第1Vn
コンミスになっちゃったのでね…(´;ω;`)最初の調弦とか、ただでさえ腱鞘炎のおかげでテキトー調弦なので、皆の目安になる音なんか出せないんだけども、やらざるを得ず。
久々すぎて、どのタイミングで立って切り上げるか、おろおろしてたら、ヴィオラのN先生が「調弦のやり方、教えてあげてください!」と言って下さったので、ちょちょっとレクチャー頂きましたけれども…
そうなんだよね、ヴァイオリンの先生方もこういう時、私の扱いに困るんだよね…だって私はどの先生の生徒でもないもんだから、こうなると「誰が教えるの?」みたいな事にならざるを得ないんですよ。わかりますよ、その気持ち。
だから~~最初から、私をこのポジションにするとややこやしい事になるから、遠慮してるのに~~~。ばかーーーーー!!(と誰へとでもなく虚しく叫ぶ)
と、演奏前から問題がありましたので、演奏に集中できるはずもなく。
どちらかというとアンダーソンより弾けていたカルメンが、ボロボロでした……ま、気持ちを切り替えよう。今日のリハで厄を落としたと思って。
そういえば、いつもカルメン冒頭で3拍のテンポが微妙に揺らいでて、指揮と合わないから主旋律弾いてるパートの音を聴きながらすりあわせるんだけど…まぁ、そうするしかないか。今日もそんな感じでした。
あと、同じプルトのお隣で弾いてる先生が…音程的にはとっても頼りになるんだけれど、休小節明けの入りが微妙なので頼れない(苦笑)
先生が弾かないと、(あれ?私のカウント間違ってたかな?)と思って退いて合わせようとしてたら、これまで練習で二人一緒に間違える事がちょいちょいあったんです。
今日は自分を信じて、先生にひっかからないようにしたら大丈夫だったので、本番も他人を頼みにせず、自分のカウントを信じる事にします。
つ……疲れたっ!
明日に備えて、さっさと寝ま~す♪
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