昨日、後半にがっつり降られてしまった雨。
今日も何だか怪しい雲行きです…。
とりあえず朝ごぱん。
すっかりお気に入りとなったクミンシード入りチーズにハムを2種、お野菜をたっぷり添えてブラウン系の食パンでサンドイッチ。
もう1つの丸いパンにはクリ―ムチーズと傍のスクランブルエッグ&チリビーンズを挟んで頂きました。
あ、手前の小さい円盤上のがミニパンケーキです。
ちなみに今回、お水のボトルサービスはついていませんでしたが、毎朝食に天然のフレイバーウォーターが用意されていたため、大韓航空の機内でもらった水で小さめのペットボトル入りだったのを空にして、毎朝詰め直していました(笑)
寒いけど、ホテル室内が結構乾燥するので、移動中よりはむしろ夜に飲んでた感じ。
で、いつもどおり地下鉄ワーテルロープレイン駅からアムステルダム中央駅まで電車移動しようと思って駅へ行ったら…何やらトラブル?があったらしく運行してない?!と係員さんが教えてくれたので、まだ何とかお天気ももってるし、時間の余裕もあったため徒歩で移動する事にしました。
スーツケースなどの大荷物がなければ徒歩15分程度なので歩けない距離ではないです。
実はホテルからレンブラントの家、エルミタージュ美術館アムステルダム別館はとても近く、是非行きたいと思っていたので、位置関係&距離感確認のために歩いたのは良かったかな。
でもこの時は1本横の道でレンブラントの家を通り過ぎちゃいまして、ちょっとした広場に出たら、市場が立ちそうなセッティングと、素敵な建物のお店があり
運河沿いにも可愛らしい建物が軒を連ねていました。
アムステルダムでは明るい時間にあまり街歩きをしていなかったので、これぞ旅らしい街歩き。
対岸に見えるのは聖ニコラス教会
街歩きを楽しんでたら、サクッと中央駅へ到着。
今日はまずデン・ハーグへ移動します。
デン・ハーグ行きの電車はすぐわかりましたが、先の記事でも少し書いたとおり、往復切符を買えば途中下車は6時間以内有効らしいので、ここではその次の、ハーグより先の目的地デルフトまでの切符を買いまして、デン・ハーグ行きの電車に乗りました。
ICでだいたい1時間くらいでデン・ハーグ中央駅に到着。
こちらもユトレヒト中央駅と同様、モダンな駅舎です。
デン・ハーグではトラムを利用しませんでしたが、黒×赤でカッコいい!
歩いてまず最初に訪れた
右側の建物↓です。
門をくぐって向かって左の階段を下ると、エントランス。
チケット売り場でマルチメディアガイドつきのチケットを購入しました。
ここの係員さんたちは日本語のマルチメディアガイドを頼むと、すぐに日本語の挨拶をしてくれ、かなりフレンドリー。
すべての作品に日本語の説明があるわけではなく、またゴッホ美術館のそれと比べるとほぼオーディオガイドの領域を出ないシステムでしたが、日本語の解説はちゃんと日本人の普通の日本語だったので、とても参考になりました。
まずこちらは、ルーベンス。
ベルギーのアントワープにある大聖堂の、例のパトラッシュのやつ(笑)で出てくる絵の下絵だそうです。
え?!下絵でこのレベルなの?!
これで依頼主のOKもらってから本チャンを描くという流れだったらしい…。
こちらもルーベンス『蝋燭を持つ老婆と少年』
日本語解説で隣の子は恋をしていて、蝋燭の炎は云々…と詳細に説明されていましたが、ここでは端折ります(笑)
見てのお楽しみ♪
さらにルーベンス。
そして今回私が最も気に入ってしまってしばらく座り込んで、ずーっと解説を聞き終えても眺め続けていたコチラ↓
ブリューゲルとルーベンスが合作した『アダムとイブの堕落と地上の楽園』
人物をルーベンス、動物をブリューゲルが担当しているそうですが、この縮尺だと素晴らしさが伝わりづらくて…
もうね、イブの足元のよりちょっと離れたところにいるハムスターとか亀とかウサギとか可愛らしくてvvv
アダムとイヴは堕落してゆくのにひときわ輝いていて、楽園の地に棲む動物たちは景色へ溶け込むようにひっそりとしている対比がなんとも言えず。
そういえばどこかの絵2つくらいの解説で、光彩の使い方はカラヴァッジョの影響を受けていると言っていましたが、一昨年マルタで観たカラヴァッジョも良かったなぁ…画家たちが受けている影響を感じながら観れば、また感動もひとしお。
コチラはマウリッツハイスのコレクションを並べた…ように見えますが、現実にはこの時代にコレクションする事はありえない名画も描かれた夢のコレクションだそうです。
そして、フェルメール『真珠の耳飾りの少女』
吸い込まれそうな黒真珠の瞳、耳たぶにはそれ以上に大きな真珠の耳飾り、鮮やかなフェルメールブルー、闇の背景にただ光だけが彼女を照らして…
しかも、もっと混雑してじっくり見られないかと思ったら、思ったより空いててツーショットとか撮るのも余裕なくらいでした。
さらに、フェルメール『デルフトの眺望』
実際はもうちょっと建物があるそうですが、静けさを表現するため敢えて省いて描かれたというその眺望を、この後確認して参りたいと思います。
まだまだフェルメール『ディアナとニンフたち』
ここからしばらくレンブラント
こちらはレンブラントの自画像
レンブラント『デュルプ博士の解剖学講義』
遺体解剖は本来、胃とか腸のあたりから始めるのがセオリーだそうですが、ここでは敢えて腕から描いているそうです。
これまたレンブラント
こちらはレンブラントの若き頃の自画像
レンブラント『キリストの神殿奉献』
またテールピースが独特なヴァイオリンの絵を見つけたので、思わず撮っちゃった(笑)
まだまだ素晴らしい作品が続々と…
はぁ~素晴らしかった!
ミュージアムショップもこじんまりとしていながら充実しており、可愛いメッセージカード 8.5€をゲットできました♪
感動を胸に外へ出たら…残念ながら本日もまた雨が本降り( ノД`)シクシク…
ここまで毎日毎日降られる海外旅行は初めてだよ…(´;ω;`)ウゥゥ
とりあえずビネンホフ(国会議事堂)を通り抜け…
記念撮影も傘指してるとあんまり…(´;ω;`)ウッ…
トラムの線路をまたぎ
ちょいちょい見かけるこのオシャレな信号?を何度かやり過ごし…
お昼ごはんで暖を取ることとしました。
初日のガイドさんが教えて下さった魚屋さんが経営してるシーフードレストランにGO!
もっと魚市場の食堂ぽいのを想像してたら、普通にオシャレだった(笑)
ガラスのショウケーステーブルは砂浜を模して貝殻が可愛らしくあしらわれています。
とりあえず生~はハイネケン 3.75€
だけどワインも充実してそうですよ。
お魚の名前が英語併記のメニューを見てもよくわからなくて(;^_^A、シーフードミックスグリル 20€を頼んだら間違いないかなと思って、また1皿をシェアする事にしました。
で、キタ――(゚∀゚)――!!
カジキマグロ、サーモン、海老のグリルに、カップに入ってるのはソースかと思いきや、海老の身がごろごろ入ったとろみのある濃厚ビスクでした。
サラダもついてるし、ポテトはいっぱい!
これはシェアしないと食べ切れないわ~。
でもどれもシンプルな味つけで別添の甘いマヨネーズ系3種?↓をお好みでつけて食べるみたいなのですが、何もつけなくてもあっさりしていて生臭みが全くなくて、美味しい!
やはり海鮮にハズレのないオランダ。
お腹いっぱいになりました~
ビールともよく合ったし♪
雨は全く止みそうになくて悲しいですが、デン・ハーグ駅へ戻って、デルフトへ移動しまーす。
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