ヴァイオリン覚書♪6年1ヶ月~215回めのレッスン2011年04月12日

実はチェロ教室の弦楽アンサンブルコースで次回から担当することになった、J・Sバッハ『主よ人の望みの喜びよ』第2ヴァイオリンが、結構やっかいで…半分くらい、自分の覚えた譜面と違う旋律だし、自分の覚えた譜面と同じ旋律でもボーイングが所々違ったりして…とりあえず譜面どおり通し演奏するので必死…!
よくボーイング間違えて、「うがっ!」となったり、旋律間違えそうになって「うげっ!」となったりするので、そちらに気を取られて、本来の個人レッスンの自習は二の次でした…。

ま、新しい先生との初回レッスンでいきなりテキスト忘れて、最初からユルユルな感じで始まったので、必要以上に気負うこともあるまい(開き直り)

さて、今日はウォーミングアップのスケール&アルペジオはやらず、いきなりてこずっているポジション移動の多い練習曲から始まりました。
若干焦りましたが…レッスン4回目ともなると(爆)、指は一応動きます。
てこずってる問題は移動した時のあやふやな音程なので…

伴奏くんと合わせて2度繰り返して弾いたら、1度目はちょっと音程の微妙なところがありましたけれど、2度目で修正できたので、合格をもらえました。

続く別のポジション移動の練習曲も、2パートあり、繰り返しでチェンジして伴奏くん、先生と合わせて演奏し、後半で音程が乱れたところを弾き直して確認し、再度弾いて合格。

その後、今後の進め方に関してお話があり、エクステンションコース(テキストの脇ににExと書いてあるんです)では曲のテキストを中心に、曲に入っている要素を練習曲テキストでこなしてゆくというYAMAHAの教育スタンスに則って、進めるとのことで、スケール&アルペジオもただいまのレッスン曲、マスカーニ『カヴァレリア・ルスティカーナ』の調号をウォーミンクアップに、5連符の練習曲6thポジの移動などの練習曲がいくつか課題になりました。

「レッスンで全部は一度にできないかもしれませんが、お家で余裕があったらやってみてください。フィンガリングがわからないところとか、ありますか?ひとつやってみようと思いますが、いきなり弾けそうですか?」

と先生の指導は控えめ(笑)
これまではたいてい、いきなり弾いていましたが…折角のお申し出なので(笑)確認してから弾きたいとお願いしたら、1つはフィンガリング奏をしてフィンガリングを確認してから、弓を使って弾く、というかなり細かな分解練習になりました。

マスカーニ『カヴァレリア・ルスティカーナ』も前回やったAパートの続きでB&Cパートを弾くことになりましたが、まずフィンガリング奏をしてから、伴奏くんと合わせて前回のおさらいでAパートも合わせて先生に帆奏していただきながら弾きました。

Cパートまでと言われましたが、Dパートへ入っても先生が止まらないので一緒に弾き続け…ふいに先生が止まったので合わせて止まる私。

「すいませんっ。このまま弾けちゃいそうな雰囲気だったので次のパートまで行ってしまいました」

先生、あくまで腰が低い…(笑)
これまでの先生は途中までと言われても、私が弾けそうだと結局スルーされて、通して弾かされちゃっていましたが、新しいU先生はかなり几帳面で慎重なタイプのようですね。

音程の取りにくいポジション移動の左手の動き、2→2の指で移動する時の左手と右手の使い方、連符を慌てずゆったりと弾いてよい部分など、しっかりチェックしていただきました。

「次回は後半最後まで行こうと思いますが、わからない部分とかありますか?」

と逐一お伺いを立ててくださいます。
フィンガリングに関しては、最初のA先生は模範演奏しつつ、わかりづらいところやテキストの指示が弾きづらいところは訂正して、要所要所、楽譜へ書き込んでくださったのですが、O先生、D先生は初回はほとんど私まかせ。なので最近は自分で書き込むのが当たり前になってて、この曲もすでに通してフィンガリングは部分的に書き込んでいました。

それを確認したU先生から、一箇所だけ訂正が入り、レッスン終了。

最初のA先生とは違う意味で、1曲に時間をかけたレッスンとなりそうです。