ヴァイオリン覚書♪11年6ヶ月~415回めのレッスン2016年10月25日

アンク終了後、最初のレッスン。前回結局、アンクの課題曲の次にレッスンする曲を決めずに終わってしまったため、今日は曲なしのレッスンとなりました。
でもクロイツェルが難し過ぎるからちょうどよかったです(笑)

いつもどおり、先生に調弦をお願いしたら、
「あ、弦替えましたね!」
と即お気づきになりました(笑)そんだけ前の弦が劣化してたという事か(苦笑)確かに、ほぼ錆びてたし(爆)

先生は色んな弦に興味をお持ちのようで、私も固定メーカー&ブランドの弦を使用しない派なので、今日も情報交換しました。
ワーシャル、ピッチが安定するのは早いです。ゴールドブロカット24Kも然り。
ただゴールドブロカットに関しては、ペグ側の糸巻きの範囲が短くて、巻きのない部分までペグに巻きつけなきゃならなくて、ペグがすり減りそうです…。

■変ロ短調の4オクターブアルペジオ その2
今日もは1拍1スラーで弾きました。
これ、下降系の最後のポジ移動で迷って、その後のフィンガリングでも迷って、結局正しいフィンガリングがうやむやのまま音程だけ捉えに行く感じなので、毎度最後の、4、5音くらいがぐちゃっとなってたのですが、2ndポジションでスタートして、1stポジションで終わるパターンなんだそうです。だから毎回最後がよくわからなくなったのか。
実際の譜面だと、最後から4音めのレと3音めのシの中間ぐらいに「1」というフィンガリングが印字されてて、それも紛らわしかったんだけど、こうして作り直した譜面で確認すると、確かに最後から4音めのレが1なのに、最初から5音めのレは1じゃない。

とわかってもなかなか感覚がついてこないため、もう一度スラーで弾く事にしました。


仕上げの通し演奏です。1人で弾くか、先生と一緒に弾くか、選択権を与えて頂けたので(笑)、一緒に弾いて頂きました。
だってこれまでのエチュードの中で、一番難しいんですもの!
フレーズ感が全く予測できず、跳躍する音の音程がわからないから、そこへ正しくポジション移動できないし、ずれてる事さえわかりません。臨時記号も多すぎ!
たまに出てくる解放弦の音(をポジ移動で弾くのですが)で、譜面上のフィンガリングで捉えた音と解放弦とで同時に鳴らしてみると、全然音が違ってる事しばしば(´;ω;`)ウゥゥ

ピアノで都度確認して弾いてみても、フレーズとフレーズの繋がりは全く頭に入らないし( ノД`)シクシク…

前日ちょっと弾いてみたんだけど、「もー、いやっ!」と匙投げますた…。

ここ↓の跳躍音とか…

ここ↓も、単純にレから2オクターブ上のレなんだけど、なんか捉えられない

この↓フレーズは間のナチュラルとシャープが多すぎてイミフメイ

それでも、先生の帆奏があれば、何とかそれなりに弾けました!
良かった!私の技術内で上限レベルの演奏はできたと思います。

今日は通し演奏だったし、クロイツェル一曲集中出来て有意義なレッスンでした。
先生も、このエチュードは特に難しいと仰っていましたし、これ以降はここまで高難易度のフレーズは出てこないそう……

で、次回から21をレッスンする事になり、冒頭をチラッと先生に模範演奏して頂いたのですが…

「あれ?なんだか20番デジャビュなフレーズが……?」
「ホントですね~似てます!私もそう思いましたけど、20番ほどではないと思いますよ(笑)」

ホントかな????

曲の宿題は、第1Vnまで弾いて頓挫してた
★大島ミチル「風笛~あすかのテーマ~」…第2Vn
になりました。
これもすぐ終わってしまいそうだという事で、その次も見据えて…というお話になりましたが、腱鞘炎に配慮してなるべく難易度の低い曲をレッスンし尽してきて、アルバムEXの残りの曲は、結構難易度が……譜面を確認して判断したいと思います。

チェロ覚書♪♪7年6ヶ月~178回めのレッスン2016年10月25日

レッスン前に雑談に花が咲いたついで、先生に、先日のオケ練で会った際に相棒Vc-hikoちゃんが言っていた

「弦を押さえる時に当たってるみたいで、左手の人差し指の爪の右端あたりにタコが出来て痛い」

という話に対して私が

「弦を押さえる時の人差し指は完全に指の腹を使っているから、そんなところにタコはできない。
押さえ方が違うんじゃない?」

と回答した件をお話ししたのですけど、私が上記の会話を言い切る前にソッコーで、以下レスされました(苦笑)

「私も出来ますよ~。基本的に左手は身体の方へ倒して押さえていますから、当然出来ます。硬くなってると痛みは感じなくなりますけど、たまに使いすぎても痛いですし」

「え?チェロだこって親指に出来るだけじゃないんですか?私、出来た事な……あ、練習してないからか!テヘッ」

先生苦笑(爆)

ヴァイオリンですら自習時間が作れなかったのに、チェロに割く時間があるわけがない(爆)

というわけで完全に墓穴掘って自滅しちゃってからレッスン開始(笑)


★「カッチーニのアヴェ・マリア」…第3Vc
今日も先生のピアノ演奏(他パート)に合わせて、まず通し演奏しました。
前回の反省を活かし、アーティキュレーションを意識しすぎず、大袈裟にならない程度のフレージングを心がけて弾き進めましたよ。
17~20小節のフレーズは特に、やりすぎないけどクレシェンドを心で念じて弾いたら、ストップかからなかったのでOKだったようです。

【B】パートは、全く練習してなかったのが祟って、冒頭のポジション移動の音でかなり探り気味になっちゃいましたが、26小節で何とか正しい音程を捉えて修正できたので、許容範囲と思われたのかスルーでした。
そして前回、32小節くらいまでは「カサコソくらいで良い」と指導されたため、頑張りすぎないよう、凸凹にならないようなボウイングを心がけたら、これも特に注意されなかったので、出来てたみたいです。
ただ後から1点、アーティキュレーションの指摘あり。
「37~40小節までは音形通りにクレシェンド&デクレシェンドせず、【C】のフォルテに向かって音量が減衰しないよう緩やかにクレシェンドしたまま【C】へ入った方が自然」

4小節で1フレーズを意識してニュアンスをつけると言われていたので、何となく音形通りに収めるんだと思ってましたが、確かに向かっていった方が次のフレーズへ入るのは楽です。

【C】も前回の指摘を受けて、下手に音の山を作ろうとせず(笑)、音量もフォルテというよりは前フレーズよりは明確に音量UPする程度で弾いたら、ちょうどよかったみたいです。
【D】はちょっと細かいツッコミを受けて

「タイミングが4拍きっかりすぎるため、ここは2拍で捉えて、他のパートとの縦ラインを意識して揃えるようにしましょう。
61、62小節めあたりから少し音に緊張感がなくなってくる(苦笑)みたいなので、むしろ57小節からの4小節よりも緊張感を増すつもりで減衰しないように弾きましょう」

との事でした。
指摘されたら何となく減衰する理由がわかったかも。多分62小節の解放弦4つでちょっと気持ちが安心しちゃって、そのダレた流れで63、64小節を弾いてる最中、気持ちはすでに【E】へ向かって身構えているって感じ(笑)

音の切り方は指摘がなかったので今日くらいでいいって事かな。

【E】も、意識しすぎずに気持ちがフレーズの山を作ってるくらいのレベルにとどめたら、ほどよかったようです。こういうのって、演奏技術でアレコレやろうとするより、気持ちだけそんな感じと思って弾く程度の方がいいのかも?あくまでも私の場合です→多分やろうと意識する事に対して、技術が伴ってないから(( ノД`)シクシク…

時間の関係で、指摘事項を踏まえて【D】だけ確認演奏し、終了。

71~72小節の4拍1スラーから、73小節以降は2拍1スラーに変わるのですが、これは誤記ではなく譜面どおりのボウイングで演奏しなければならないところ、前半【B】パートのボウイングが通して4拍1スラーなせいもあって、どうしても頭の中での切替が追い付かず、度々ボウイングを間違えコチョコチョっと途中で修正するお粗末パターン(苦笑)なのは、本番までに修正したいです。

全体的には、だいたい仕上がって来ていると言われたので、引き続き今日の感じを心がけていきたいと思います。