ヴァイオリン覚書♪7年5ヶ月~265回めのレッスン ― 2012年08月21日
メリル・ストリープのファンだし、ヴァイオリンがキーアイテムの内容なので観たいと思ってて、ようやく。
でも期待が大きすぎたせいか、映画の内容自体は無難でストレートすぎて、正直肩透かし…実話を元にしている関係上、大筋を曲げることはできないのでしょうが、流れがサクサクしすぎてるのと、映画としてのヒネリ?がもうちょっと欲しかったかな~と。それでもメリルの演技は相変わらず素晴らしかったし、子供たちの表情はとても良かったと思います。
ヴァイオリンを習っている人が注目するのは、やっぱりクライマックス、カーネギーホールでの演奏でしょう。イツァーク・パールマン、アイザック・スターン、ジョシュア・ベルなど、名だたる重鎮や若手ヴァイオリニストが実際に登場してのJ.Sバッハ『二つのヴァイオリンのための協奏曲』合奏。スターンの温かいアイコンタクトや、パールマンの隣で楽しそうに演奏する子供の姿が印象的でした。
ちょうどこの曲のレッスンが終わったばかりだったので、作中のピッチの速い演奏に「これ、ちょっとやそっと練習した子供じゃ無理じゃない!?」とツッコミつつ、自分がどんなにヘタでも第一線で活躍するヴァイオリニストの隣で合奏できたら、もう一生の思い出だろうな!と羨ましくも思ったり。
そうそう、ヴァイオリンに対して、また具体的な目標が必要かなとも思い始めています。
習い始めた当初の目標は、ピアノのレッスン歴より長く続ける事で、続いたら楽器を新調すると決めて7年が経ち今年、楽器"だけ"は新調しました。
そうなんです、予算オーバーで弓まで買えなかった(苦笑)ので、今度は弓を買うための目標をね…何にしようか迷ってます。憧れの『●●●』を弾く事になったら…とかふと思ったけど、それじゃ一生買えないかも(爆)
先生の仰ったとおり、今レッスンしている曲のような飛ばし弓があると、弓の操作性がとても重要。私の手持ち弓は、反発が強すぎるか、弱いか両極端で、正直扱いづらいです。
というわけで、具体的かつ、私程度にふさわしい"ちょっと"背伸びの目標、募集中(笑←考えるのが面倒らしい)
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さて、実は出社拒否症が本格的になってまいりまして(爆)
週明け二日は片頭痛やら夏風邪やらごっちゃまぜのぐっちゃぐちゃな症状で、まともに生活できず。でも誰も手伝ってくれない仕事があるので休めず。悶絶しながらデスクにへばりつき、緊急性の高い仕事だけをこなして、半死状態でした…ヽ(;▽;)ノ
真剣に窓から飛び降りて、頭をかち割りたい(死)と思った本気で。
そのくらい激しく辛かった。
それを何とか薬でイスに座れる状態まで抑え込んで、何とか痛みのピークは過ぎたので、なんと!レッスンにも行ったのです!!
仕事はどうでもいいが、レッスンは行く!意地でも!!(笑)這ってでも!!
もうとにかく仕事が嫌で、忘れられるのはレッスンだけというくらい、むしろ救いを求めて向かったというかね…まさに前述の映画でヴァイオリンに触れるスラムの子たちのような心境ですよ。
■教本P42-6:G Melodic Minorのスケールとアルペジオ

今日は前回と逆パターンで十六分音符&付点八分音符にして弾きました。タターッ、タターッ、というリズムをぼやけた頭の中で思い描いて、何度か弾いたら何とか弾けた…。
次回は8音スラーで弾くそうです。フラフラ……。
■教本P66-2 Double Stop の重音練習曲
自習は盆休中にそこそこやってきたので、ずれがちな音程もまずまず、この体調にしてはよく弾けたと思います。ちゃんと合格ももらえました。
★ブラームス『ハンガリー舞曲』第5番 第1Vn
ゆっくりめで1回通して演奏しました。
ほとんどよく弾けていると言われましたがより細かい要求ということで、半音階の音程をもっと厳しく攻めることと、速いパッセージでうやむやにならないように弾くこと、高音域のヴィブラートをしっかり使うこと(これは今日の体調で弾くのが辛くてあえて回避してた)、重音のズ、ジャーンをはっきり聞こえるタイミングで響かせること、などが次回までの課題になりました。
ちゃんと細かい指摘のもらえる演奏はできたらしい…今日のレッスン来た意味はありました…ホッ……。
本人的には平静を装っていたのですが、身だしなみは痛みに耐え兼ねて髪の毛とか顔とかぐちゃぐちゃにしてたのを直前トイレでかろうじて整えたレベルだったので、いつもよりうんと乱れてたし、ごはんも二日間ほとんど食べていなかったので、顔色も悪かったでしょうから、やっぱり先生にバレて…
「今日は元気がないですね…体調お悪いですか…?」
と終わってから心配されてしまったくらい(爆)
「夏バテです~~ご飯も丸二日ほぼ食べてなくて、力出ないんですぅ~よろよろ~~」
と答えましたが、レッスンで心はちょっとリフトアップ出来ました。先生ありがとうございますm(__)m
さぁ、こんな体調なのによりによってWレッスンなんだな!
ぶっちゃけチェロの自習にやる気はほぼないけれど、レッスンは別にヽ(・∀・)ノ楽しいし、確認したい所要もあったので…行くしかない。
チェロ覚書♪♪3年5ヶ月~80回めのレッスン ― 2012年08月21日

ヴァイオリンレッスンが無事終わり、チェロレッスンまで1時間あまり、普段はブラブラ買い物したり、図書館へ行ったりして、有効に活用してるのですが、さすがに今日はそんな気力も体調でもなく、カフェでマンゴージューズを飲んで半眠してました。
この日初めての、比較的まともな栄養補給(爆)
痛みのピークは過ぎているものの、身体はずっしりと重く…一時間の休憩も動かない分マシという程度で終わって、教室へ。
先生に気取られないよう、つとめて平静を装おうと思いつつ、前レッスンが終わるのを待合席でぼけーっと待っていたのですが…別のレッスン室から出てきたヴァイオリンのI先生とばったり目が合った際、
「こんばんは…って大丈夫ですか!?気分お悪いですか!?このレッスン室もう使いませんから、中で涼みますか!?」
といきなりお気遣い頂いてしまいました(苦笑)
えええ~、そんなにやつれ疲れた顔してたかな私…やっぱ化粧がいい加減だと周りの反応がすごいな(爆)
やばいやばい、と気合をちょっとチャージし直して、レッスンスタート。
■ト長調の3オクターブスケール
単音4拍カウント、ロングトーンで弾き、次に2音スラーで弾いた後、宿題とはいわれていなかったのですが4音スラーも弾きました。
やっぱり今日も弓圧が弱い…てかこの体調では限界…でしたが、先生に支えてもらって、音程や流れはまずまずスムーズに弾けたと思います。
■ウェルナー P53 後半の練習曲
前回指が攣りそうになりましたが、あれから一度も自習してないわりに、曲のニュアンスが頭には入ったらしく、そこそこ弾けました。自習してない、体調最悪、それでこれなら自分を褒めてやろう(爆←激甘)
前回同様、4の指の時にまだ若干ウルフが出てましたけれども、前回よりはマシになってたと思います。ただ、曲想を歌うという点ではまだまだだったので、次回持ち越しに。
今日出来る精一杯は出したと思うので、これは仕方ないです。
★鈴木2巻 ゴセック『ガヴォット』
一度たりとも自習どころか教本開いてすらいませんでした。
が、旋律を知っているだけに、完全初見で驚くほど普通に弾いてて自分にびっくりだ!(爆)
知ってる曲だとこんなにすらすら弾けるんですね~もう意識はほとんど朦朧としてるんですが(苦笑)
いや、むしろ他の一切が遮断された意識の中で、記憶だけを頼りに弾いているのが却ってよかったのかもしれません…。ホントにすごいわ自分。今日の自分は何か別次元だ(爆)
ただ、譜面上の詳細なニュアンス指定は、半ば無視して弾いてたため、テヌート、スタッカートなどは譜面どおりに修正され、ウェルナー同様に歌って弾きましょうということで次回持ち越し。
いや、思ったよりまともにレッスン受けられて、普段より集中してたかもしれません(笑)
で、この後が本日レッスンにわざわざ来た一番の用事。
レッスン後、代表T先生がちょうどお手すきだったので、口約束だけで進展していなかった発表会アンサンブルのばよ参加曲について、正式に決めてもらい楽譜を頂くことになりました。
が。
なんか思ったより増えてびっくりなんだけども。
親睦会の席では『カヴァレリア・ルスティカーナ』が難しいし人数少ないので…てことを伺ってて、あと場合によっては『人生のメリーゴーランド』(「ハウルの動く城」)も…と2曲が候補だったのですけど…結局、
★J.Sバッハ『G線上のアリア』 …第2Vn
※ボーイングはかなり違うようだけれど、何度も弾いたしアンサンブルクッキングでも弾いたので
※多分一番問題なし
★久石譲『人生のメリーゴーランド』(「ハウルの動く城」) …第1Vn
※アンサンブルクッキングで弾いたけど、あれは初級コースで簡単だったので…
※こっちはさすがに重音オンパレードとか、細かいフレーズがあってやや難。
※でも知ってる曲は覚えるのも早かろう。
★マスカーニ『カヴァレリア・ルスティカーナ』 …第1Vn
※大問題!!以前弾いたあの超有名な間奏曲のフレーズは全くない!!
※それどころかどう歌ってるとこを弾くのかさっぱりわからん!!
※さらに生徒で参加する人がほとんどいないため、パート練習すら開催されない!!
※どーするコレ!?見た感じは単純なフレーズなんだけども、全体像が全く見えてこない…
実はもう一曲のパッヘルベル『カノン』も打診された(爆)のですが、
「いやこっちはなんか人数たくさんいるから要らないと思います…!」
とお断りしました~~。
弾くのはむしろ回数こなれてるんで問題ないと思うけれども、他の完成度を上げたいっていうか…。要るところにぶっこまれた方がバランス的にいいと思うので。
というわけで今回ワタクシ、チェロ教室の発表会は完全にチェロを弾きません(笑)
それどころか、個人の発表も含めると4曲ばよです。
知らない生徒さんは誰も私をチェロコースの生徒だとは思うまい…。
でもって、いきなり来週、『G線上のアリア』パート練習に参加します!そこでボーイングとかニュアンスとかチェックして…来月の合同練習に間に合わせたいと思います。
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