腱鞘炎→膠原病?の診察2016年12月15日

腱鞘炎覚書7回め。
腱鞘炎本格的に治療しようと思って通院し始めたら、確実に腱鞘炎とは違う治療へ向かいました
過去6回の覚書はコチラ↓から参照くださいませ。



重複しますが、ざっくり経過月表。

2016年2月
両手首に痛み。アイシング等で様子を見るも改善されず。

2016年3月
触診問診の結果、テニス&ゴルフ肘向けのサポーターを装着し、2~3年かけての治癒をすすめられた。
一時的にでも鎮痛効果があるかを試すため、左肘へ関節腔内注射を打つ→全く効果なし

2016年6月
両手親指の付け根(手の甲側)に痛み。アイシングorウォーミング等で様子を見るも改善されず。

2016年7月
両手親指付近の痛み以降、おそらくサポーターの効果で手首の痛みはある程度軽減されたか、逆にサポーターの弊害か、両手の握力が著しく低下、こわばりを感じるようになる。起床時は特に硬く、ストレッチしてからでないと手をついて起きあがる事ができない。
同時に上腕側面から肩にかけての痛みが広がり、両腕を背中へ回す事が困難になる。

2016年10月10日
頸椎から両肩にかけて激しい凝りを感じ、後頭部と額付近に頭痛
この日から二週間以上、毎日同じ頭痛が続き、持病の片頭痛&緊張型頭痛かと自己判断してマクサルトロキソニンを併用するが効果なし。

2016年10月14日
再び、かかりつけ医院へ相談
問診の結果、神経内科のある総合病院の整形外科で検査および診察の上、手術をすすめられた。何故か紹介状を頂けず。

2016年10月24日
触診問診の後、頸椎、肩、肘、手首、親指付け根の合計18箇所をレントゲン撮影した結果、頸椎に関しては加齢による状態が見受けられるものの並びはむしろ綺麗、親指付け根はドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)に違いないが装具の使用によって改善が見受けられるのであれば手術の必要はない。肩の動きには明らかな異常があるがレントゲンでの異常は認められないため、MRIでの判断が必要。

2016年11月2日
レントゲンの頸椎画像から、なで肩で肩に不具合が起こりやすいと指摘された。
触診問診の後、エコーで両肩の腱の炎症度を確認。やはり右より左肩が重篤という事で、リハビリを薦められ、診察後リハビリ科の予約を取る。
鎮痛のため、左肩関節腔内注射を打つ→全く効果なし
関節リウマチ診断の為、採血。

2016年11月8日
両肩の可動域の角度を分度器で計測した後、触診で、
 右:肩や関節というより腕全体の筋が突っ張っている感じ
 左:肩の筋肉が硬化している感じ
と診断され、両肩のレントゲン写真からは、肩と腕の骨の隙間がほとんどなくなり、動かすと骨が当たるとの指摘あり。
両肩の状態がそれぞれに違い、触診だけでは原因が特定できないため、今後MRIを撮る必要が出るだろうとの事。
リハビリ治療としては、ストレッチ的な痛みのない動作を2つ行った。

2016年11月22日
まず診察で血液検査の結果報告と診断による、今後の治療方針についての説明。
関節リウマチの疑いについては、指標になるRF(リウマチ因子)の値が基準値を上回っているものの、CRP(炎症性の刺激や細胞の破壊が起こると急激に増えるたんぱく質成分=リウマチの勢い)と抗CCP抗体(リウマチの発症を予測)の値が基準値内のため、血沈基準値以上なのは気になるが、関節リウマチとは診断しがたい微妙なレベルとの事。
よって炎症に対する抑制効果を試すため、プレドニン錠(ステロイド系の内服薬)を半錠服用し、徐々に服用量を増やしてゆく方向に。

2016年12月6日
診察で現在の肩および手首の状態を触診、プレドニン錠およびリハビリの効果がほとんど感じられない事から、膠原病の検査を別病院で受診する事と、プレドニン錠は止め、セレコックス錠100㎎を服用する事に。

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というわけで本日は、紹介先の総合病院での診察初回。

2016年12月15日
別の総合病院の膠原病内科で診察を受ける。
両手の爪を顕微鏡?で全部見、背中に聴診器を当て、舌と目と肘の渇き具合などを確認の上
「紹介元病院での血液検査結果で、通常40未満であるべき抗体価2560と出ているのは明らかな異常。血液&尿検査、胸部レントゲン撮影を行って、早急に処置すべき状態かどうかを今日確認できる検査の結果でとりあえず診断する」
との初見の後、当日中に結果が出ない項目は残っているものの、現段階での診断は
「緊急な処置が必要な状態ではないが、今日の血液検査の●●●(ド忘れ)項目で通常の倍の数値が出ている事と、抗体価の数値を鑑みると、軽度の乾燥症候群(シェーグレン症候群)ベーチェット病(全身性炎症性疾患)多発性筋炎といった膠原病と腱鞘炎を併発している可能性が高い」
との事。



ちなみに今回病院で指摘のあった、紹介元病院の血液検査で出た抗体価の数値がコチラ↓
紹介元病院の診察ではの項目にしか触れられなかったので、抗体価はなんかよくわからん変な値が出てるけど今回の診断材料としては関係ないのかな?と思って私もスルーしてました。

今回よくよく調べてみたら、ANA:FATというのは細胞核成分に対する自己抗体(自分を攻撃する抗体)の総称のことらしいです。

膠原病
ってつまり、本来は外部の攻撃から身を守る免疫力とか抵抗力が、逆作用で自分自身を攻撃するようになる症状らしいので、なんかこんだけ攻撃力高まっちゃってる的な値らしい?

今日は初診という事もあってか、内科だからか、体温とか血圧も測定しました。
体温は36.2℃、私は平熱35℃台なのでちょっと高め。
血圧は上が108で、下が77でした。これはかなり安定してるほうです。
だいたい上は100をなかなか上回らず、、下は58くらいな事が多いので。

膠原病には発熱する症状もあるそうですが、私の場合はそっち系じゃない。
にしても…普通のドライアイとか、年齢的な口の渇きとか喉が詰まる感じとかだと思ってたけれど、私カラッカラに乾燥してるそうで、これは膠原病の症状らしいです。

そして旅行に直近でいつ出かけたかも訊かれましたが、肩の痛みを発症した後でマルタへ行きましたので、これは無関係。感染症的な疑いがあるかの確認かな?

喫煙やアルコール摂取量についても細かく訊かれました。

ううーーーん。で、膠原病はほぼ確定なの!?


再診察を受けるまでは受診科が違うと、診察する内容が結構違うなぁと感じながら、でも腱鞘炎なんだけどなぁ…と思って、検査結果を受けての再診察待ち一時間半を持て余し、病院内の喫茶店でのんびりランチしてたくらいでした。

パスタランチ 770円
あんかけパスタに唐揚げ3個も乗ってて、パンもついてたから、サラダと一緒に唐揚げ挟んで、サンドイッチにして食べたりして、お腹ぱんぱん~とか、余裕かましていたのに……。


しかも今日の診断によれば、腱鞘炎は腱鞘炎としてあるそうなので、それって今後も膠原病内科と整形外科を同時に通院しなくちゃダメって事…???

ずーーーん。。。。。。。。(´;ω;`)ウッ…



気が重くなって、帰りに高島屋北欧展ぶらぶらして、贈り物済ませて、ベジテリアつぶつぶ苺ギリシャヨーグルト飲みながらおうちにトボトボ帰りました。。。。。。

年内に、他の検査結果が出るそうなので、とりあえずもう一回年内ギリギリに診察です。。。。。。(´;ω;`)