ヴァイオリン覚書♪6年4ヶ月~225回めのレッスン ― 2011年07月05日
KUN→エベレストに変えてから、両脚ズレまくったり、ばこっと外れることはなくなったのですが、いつも左脚(肩側)だけがガコッと外れやがります。
それもごく最近…思い当たるとしたらハイポジをよく使うようになった頃からの症状ですので、多分自分の構え方が変わってきたのでしょう。
色々ぐぐってみたら、こんな記事を見つけました。
★その肩当ては、体に合っている?
顎あては、替えてからあの索条痕が全く出来ず、首筋の痛みも嘘のようになくなったのでちゃんと合っているのだと思います。
でも外れるのよ、肩当てが。
いっそ肩当て必要ないのだろうか?
それか、この説明にあるクッション的なものを自作してみる!?編み物ならあっという間に作れそうだし♪
肩当ての高さとか着け方とか、色々試しているのですけど、面白いほど(笑)ハズレまくって、正直発表会とか本番が心配です…。
さて本日のレッスンは前回やった2音反復のトレーニング×2バリエーションから。今日は単音はスルーで、2音1スラーで弾きました。2回目ということと、毛替して余分な圧を腕や手首でかける必要がなくなったおかげもあって、前回よりはスムーズに、大幅にリズムを崩すことなく弾けました。先生からも
「だいぶ綺麗に出来てきましたね。たまに頭のアクセントが弱くなるところだけ気をつけて、一定に保てるといいですね」
とのことでした。
次も前回やったポジション移動の練習曲。今回は単音ではなく、2音1スラーで弾くよう当日いきなり言われましたが、普通(譜面どおり単音で)に弾くのは以前もやったのと、前回でだいぶ感覚が戻ったのと、やっぱり弓のおかげでしょう(笑)急なバリエーションにも対応でき、かなり楽に弾けました。
少し速め、さらに速めと速度を変えて二度弾きましたが、先生からの評価もまずまず。
「しっかり速度についてこれて綺麗に弾けてますので、大丈夫です」
今日は間違いなく弓の違いでしょう(笑)
そして今日はこの次に前回スルーしたト短調スケール&アルペジオを弾きました。今日もスルーかと思って自習ノータッチだったので、若干音程が微妙になる部分もありましたが、弓がちゃんと乗るので音程だけ気をつければ落ち着いて弾けました。
実は毛替えしてちょっと弾いてみた時は、この弓の久々のテンション、強い反発に慣れなくて若干弾きづらい感じもしたのですけど…今日はだいぶ感覚が戻ってきたのか、なんか楽~だし音もクリアに響いている気がします。
そんな良い感触を保ったまま、エックレス『ソナタ ト短調』第4楽章へ。
今日は伴奏くんと合わせて、付点四分音符の指定速度76のところ、70で通して弾いてみました。
自習では指定速度くらいで弾いていたので、速さで誤魔化していたところが却って弾きづらくて…ところどころテンポがずれてしまったところもありましたけれど、音程とか、先ほどやった2音スラーの反復なんかは前回よりだいぶ拍やアクセントを意識して弾けていたと思います。
「前回より、だいぶアクセントや強弱を意識して弾けていましたね!音程もほとんど問題ありません。ただ、アクセントはもっとはっきりとってメリハリをつけてもらっていいです。あと残念だったのは、前回詰まったところは綺麗だったんですけど、その後の似たようなフレーズで弓の移弦と指のタイミングがしっかり噛み合っていないところが…これも前回と一緒で、弓の移弦をきちんと意識してゆっくり弾いて、徐々に速さに慣らしていくといいので、やってみましょう」
指の平行移動(同じ指で移弦)、弓の移弦が混ざっているところが、すっごく苦手なんですよね~。全く弾けていないんじゃないのですけど、曖昧になんとなく弾いてて、旋律がクリアじゃないの、自分でもよくわかっていたので、指摘されるだろうな~と思ってました。前回は3→3の指平行移動に移弦でしたが、今回は4→移弦3、4というパターンの4の指がもつれちゃって…どちらも移弦のタイミングが曖昧になるため、一音一音の発音が悪くなります。
ゆっくり弾いても、やっぱりフィンガリングに気をとられて弓がいい加減になりがち。弓は確実に移弦の角度を捉えてから動かす。腕の角度が整わないまま弓を動かさないよう言われ、何度か弾きました。
これは移弦する2音1スラーの反復にも言えることで、発音よく弾くためには、まずゆっくり、移弦の一音ずつ音が途切れてしまってもいいから移弦の角度を一音ずつ確実に捉えるように言われました。
そもそも全般的に私の演奏で言えることですが、とにかく発音が悪い。
ピアノをやってたおかげで左指がよく回る分、弓が追いつかなかったり、逆にピアノとは勝手の違う指遣いに悩まされて弓が疎かになったり、そんなこんなで両方のタイミングがあやふやになり…それでも速さに乗って無理矢理弾き切ってしまうけれども、実はきちんと弾けていないのです。
だから一番最初の先生によく注意されたこと「なんとなく弾かない!」
他人の録音を聴いていて、自分の録音を聴くと、それをはげしく実感して落ち込みます…。でも現実を受け止めなくては。
今回の曲はそこが如実に表れるので、根本的ウィークポイントとがっつり向き合って、仕上げたいです。
レッスン終了後、楽器を片づけながら先生に、先週いただいたアンサンブルクッキングの申し込みの件を訊ねてみました。
「先生、今回のアンサンブルクッキング、迷ってるんですけど…」
「え!?アンサンブルおスキなら是非出てくださいよ~」
「いえ、出るのは出たいんですけど、初中級と中上級のどちらもやりたい曲があって、どっちで出るか…いっそ両方出たいんですけど、複数エントリーって可能なんでしょうかね~?」
一応、募集要項にはOKらしき記載があったのでそう説明して、あとは先生的にどうなのかというところも確認してみたら…
「事務的に問題なければ、両方参加、全然OKですよ♪大丈夫です!」
と先生自身はヤル気満々でした(笑)
6曲おぼえなくちゃならないんですけど、先生は私にそれが出来ると思ってくださったようなので、とりあえず安心して、その足で受付へ。同じことを質問してみたらOKということだったので結局、ストリングスアンサンブルの初中級と中上級、2クラスにエントリーしてしまいました(笑)
アンサンブルクッキング参加6回めにして、新たな挑戦!?
ええ、時期的におもいっきりチェロ教室の発表会とカブってるのですけど…ヴァイオリンの先生はそれ(チェロやってて発表会にも出るってこと)知らないから…先生が思っている以上にハードな秋冬になりそうです…気合注入!
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