チェロ覚書♪♪2年4ヶ月~54回めのレッスン ― 2011年07月05日
それはボタン。
編む前に用意しておけよ!って感じデスね…使い道もなく買ったのとか在庫いっぱいあるからどれかは使えるだろうと思ってたところ、どれもイマイチしっくりこない。
というわけで、ダブルレッスンの合間を利用して手芸やさんへ行ったのですけど、やっぱりピンとこない。ボタンだけ見て"いい"と思っても、編んだモノを合わせてみると、ダメ。ううーーー、ボタン買いして、それに合うものを編めば良かった…。
100均の手芸コーナーも結構いい品揃えなので、今度物色してきます。
さて、先週チェロ教室経由でヴァイオリンの弓の毛替をお願いして、先生からは「ちょっと時間かかるかも~?」的な事をうかがっていたのですが、レッスン前に先生から「弓、毛替え完了して届いてますよ~」メールを頂きました。
ダブルレッスンの日に受け取れてちょうど良かったvvv
先日楽器屋さんに頼んだ時は、弓を買った時入ってた外箱を持参して受け取ったのですけど、人ごみが怖くて…街中の往来でバキッとやられそうで真剣、弓ケース欲しい…と思っちゃいましたもの。
で、今回は無事教室でレッスン直前に受け取れ、ばよケースに収納。仕上がりをちょっと見てみたら、やっぱりバービーポイント(勝手に造語※ブロンドっぽい部分)はありませんでした。真っ白な毛です。お代は税込4,000円でした。
まだ弾き比べしてないので、近いうちやってみます。
というわけで、ト長調の3オクターブスケールからレッスン開始。
本人的には腕を一緒に動かすよう、だいぶ意識したつもりなのですが…
「まだ指だけで捉えてらっしゃいますね~。だからハイポジのところで音が(弦に)乗ってなくて音が弱く、細ーくしぼんでしまうんです。腕を上げて、手も立てて、全体でしっかり弦に力を落としてください。指の第一関節が折れるとそこで力が抜けてしまうので、関節は丸く、どこかだけ曲げたりしないように。手の甲側をもうちょっと体の方へ寄せて、肘が上がるように。親指はもっと人差し指の方へ寄せて下さい」
猫手がなかなか出来ないです…。鰹節は猫まっしぐら級に好きなのに、猫手は出来ない私(爆)弦をしっかり押さえようとすればするほど、指だけに力が入ってしまい、第一関節の腹だけで無理矢理捉えようとして、腕も下がってしまいます。何度か、先生にいじってもらいながら動きを確認してやってみましたが、なかなか…道のりは遠いです…。
「音程は取れているので、移動する時の動きにより意識を持って慣らしていきましょう」
お次はウェルナーP39の練習曲リベンジ。
一度通して弾いたら、
「ニュアンスは前回よりだいぶ出てきて、半音階の音程もしっかり取れているので全体的にはだいたいOKなんですけど、これも左手が弦を押さえきれていないのと右手の弓圧が弱くて発音が悪い部分がありますね」
低弦で1弦またいで反復するフレーズで、同じ音を往復するので両方の音(C&D線)を押さえっぱなしにして弾くのですけど、ヘタレなワタクシの肘はどうしても垂れ下がってしまい、押さえも甘いようです。D線1、C線2の指で少し拡張して押さえていたら、指が力負けしてしまうので、C線は2→3の指に変えるよう言われました。
このフレーズ、先生のお手本をきいて、何度か一緒に弾きました。うーん、私まだ、チェロを弾く時の弓圧のかけ方がわかってないみたいです。腕の重みをうまく利用できません。移弦が複雑になればなるほど、手首、小手先で圧をかけようとしてしまい、左手もしっかり押さえきれていないので、チェロらしい音が出せません。
なまじヴァイオリンをかじってしまっただけに、この違いをなかなか覚えられないのか…。
いや、単に私が不器用で、覚えが悪いだけ?(爆)
その他、弱い音も力を抜きすぎて音が抜けないようにとか、休符や裏拍をきちんと捉えることとか、やっぱり書いてある音符を丁寧に律儀に弾きすぎて、全体がまだ固いなど、細かな指摘を受け、指摘された部分を意識して、再度通し演奏。
「まだ、もう一息歌って欲しいところですけど、こなしたいポイントは改善されたので、合格にしましょう」
と、なんとかおまけ合格を頂きました。
ウェルナーは好きだし、歌って弾きたいけれど、色んな技術的要素がぎっしり詰まっていて、譜面どおり弾くので精一杯…。
特に最近1曲で見開き1ページびっしりボリュームがあるし。
それでも詰まらず通して弾けるよう、練習はある程度してきているので、なんとかこの出来レベルを維持しています。
「次は鈴木…あ~、時間が足りない~!」
クス…ッ(私の心のほくそ笑み)
「なんでだろう~?他の生徒さんは10分残して鈴木のレッスンできるのに~。ウェルナーで色々言い過ぎるのかな~???」
先生、それはね、ウェルナーがありこゾーンだから(爆)
ウェルナーのレッスンが始まった時点で、すでに私の術中(鈴木まで行かせない)に…ふっふっふっ。
初回で音程など基本部分はほとんど無難に弾けるレヴェルまで持ってきて、なるべくそれ以上の細かいツッコミ求む!という作戦に、先生は面白いほど食いついてくださいます♪
スケールはどんだけやってもホントに弾けないけれど(笑)、ウェルナーは弾けば弾くほど確実に上達しますので、とにかく自習で回数こなすべし!なのです。
とか冗談は置いといて、それでも残り数分で強引に鈴木突入できるのは、後レッスンがないから(私が本日最後の生徒)でしょう。
別にやらなくてもいいんだけど(爆)最後は鈴木2巻 J・Sバッハ アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳「メヌエット ト長調」BWV.Anh.114を1回通して弾きました。
あ、前回レッスンから一週間しかなかったので、モチロン自習は全くしていません(爆)だからポジション移動の感覚はだいぶ抜けてしまってて、音程がかなりあやふやでしたけれど、そこはヤル気のなさを垣間見せないよう、前回指摘されたニュアンスをきちんと意識してる感を出しました。
私、チェロ的弓使いは全然できないくせに、こう弾こうと頑張ってる意識を表現するコントロール奏だけは巧いです!(自信たっぷり→持つとこ違うだろう)
だからもう、ポジション移動とか前回よりひどい感じでしたけれど、先生からは
「ニュアンスは前回よりだいぶ出てきたんですけどね~、ポジション移動の音程が不安定になっちゃいましたね。あと、ベタッと弾かないようにって言ったのを意識して下さってたのはいいんですけど、音が抜けちゃうのはダメなので、そこは響きを保ってください。これも左手の押さえが甘くて浮いてる音がありましたので、しっかり押さえて。もっと軽やかに歌いましょう。ありこさんはひとつひとつの動きはお手本どおりで丁寧なんですけど、そのままで弾きすぎちゃうので、もっと楽に弾いてください。あとは、裏拍の意識をきちんと持って、次の音に意識を繋げるようにすると、もっとフレーズの流れが感じられると思うので、次回もう1回で仕上げましょう!そろそろ発表会のアンサンブル『さんぽ』をやりたいですし!」
とのことでした。
アイ ハブ コントロール(爆) ハブ ア ナイス レッスン(笑)
この流れで行くと、ホントに鈴木、メヌエットだけで夏まで持ち越せそうだよ!私ってすごーい(違)
アンサンブル曲の練習が始まれば、鈴木は必然的に進行ストップです。あれ?2巻に入ったのいつだっけ?と思ってブログを確認したら、去年の7月でした!
丸1年かけて4曲しか進んでない…恐るべし亀チェロ…そして恐るべきありこゾーン(笑)
コメント
_ おばきょん ― 2011年07月07日 08時31分00秒
_ ありこ ― 2011年07月07日 11時10分08秒
チェロの方は若干仕向けてる記録なので、全然参考にならないかもですが(汗)…先生は優しいですよ♪
私の文面による、技術的な細かいツッコミ満載な語り口からは想像できないかもですが、実はまだ音大院生さんなのです!ビックリするくらいしっかりなさってて、先生として尊敬してます。
私の楽器師匠史上、一番厳しかったのは、一番最初のヴァイオリンの先生です…(苦笑)
技術的な部分のツッコミは容赦なく、口調もキビキビしていらして…口答えとかじぶんの思い通りのレッスンとか…絶対ムリでした(爆)
思い返せば未だに言われた事が参考になってる良い師匠でしたが、当時は精神的にかなり追い詰められたり…でもおかげで時にはストイックに、楽器と向き合う意識が持てたかもです。
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でも…厳しい先生みたい。
アリコさんにはぴったりかも、軟弱な私は多分ついていけないです。