ヴァイオリン覚書♪7年1ヶ月~そしてケースまで新調…2012年04月03日

はてさて、めでたくヨメ(ヴァイオリン)を取ったまではよかったものの、まだまだ続きの後日談がありまして…

なんと、前のヴァイオリンが入っていた三角ケースに収まりません!!Σ(|||▽||| )がーん!!

ヨメをゲットした日は手ぶらでしたので、楽器店さんが「返却はいつでも、ついでの時でよいですから~」と貸与してくださった三角ケースにヨメを入れてお持ち帰りし、てっきり自分の三角ケースにも入るものだとばかり思っていました。

が、思わぬ違いでNG!!Σ(T□T)

お借りした三角ケースの内装は、楽器のボディを収める部分がケースの形状どおりの空洞になっていたのに対し、自分の三角ケースの内装は、ヴァイオリン形に抜かれた形でクッションが張られており、その抜き型へすっぽり収めるタイプでして、まぁ布のクッションだから多少のサイズ違いは押し込めば…と思ってやってみたところ…

外回りの形状は微妙に違えど、ギリギリOK。でも高さが足りず…!しかもネックを収める部分の空きスペースへ押し込んでいた肩当ては、まったく入れられない…!おーまいがー!

よくよく前のヴァイオリンとヨメの身幅を比較してみたら、前のヴァイオリンはわりとスリムで、ヨメはグラマーヾ(´ε`*)ゝ(笑)でした。
見た感じや持った感じはうんと軽いのに…着やせするタイプだったらしい(爆)
ボディの高さが違う分、収めた状態でのネックの位置も以前より高くなり、空きスペースを占拠されてしまったようです…おろろ。


おまけに蓋を閉めると、外側の顎当てに弓が当たってしまうんですよ。弓を内側の1本だけ入れるようにすれば、無理矢理閉められないこともないですが…これは怖いな…。

たまたまヨメを得た楽器店さんで、3月いっぱいまでケースの特売をやっていらっしゃいまして、ヨメを購入した際についたお店の換金ポイントも相当額あったので…これ以上の出費はしばらく抑えたかったところ事情変わってやむなく…購入するハメに陥りました。

ケースは前から買い換えるならコレと決めていたものがあり、一応、楽器を購入した当日にも、ヨメが入るかどうか確認はしてありました。
でも、弓を入れたら?肩当ては入るのか?
…結局フルでセットしてみなければわからない。

というわけで、購入後一週間もたたないうちに、お借りしたケースへフルセットを収めて、再び同じ楽器店へ…トホホ。

事情を説明し、購入を検討していたケースへ、ヨメ、弓、肩当を収めて蓋をしてみました。おおお!バッチリ!
かなり軽量&省スペースなケースだったので心配だったのですが、OKでしたので、購入。

東洋楽器 プリュームファイバーヴィオⅡ(プラチナブラック)
ちょっとラメが入った黒です。

ラメ黒なのですが…写真ではわかりづらいですね。
埃じゃありませんよ!(笑)

このケース、かなりスペースを絞ってあり、長さの足りない弓や、幅が入らない楽器もありますので、購入検討の際は絶対実物を収めてくださいね!
私もフェルナンブーコの弓1本はギリでした。

おうちへ帰って早速、綺麗に収めてみる。
ご満悦♪


うふふ~ヴァイオリンもついにハードケースデビュウだぜ!

このケース、いい点もいっぱいありますが、ここは改善してほしいかな~という点もありましたので、以下にまとめてみました。
ヴァイオリン愛好家の皆様の参考になれば幸いです。

【私的に良点】
ストラップ取付位置が側面なため、背負っても背中がゴロゴロしない。
★なんといっても軽いし、小さい
★縦置きならば底に足がついており、自立する
縦と横両方に取っ手がある。
★蓋が重なるため、ある程度の防水効果は期待できる
★こんなに小さいのに弓2本、肩当、松脂等の小物スペースがある。
楽器カバーの片面がケースに固定されており、行方不明になりにくい(笑)

【私的に改善してほしい点】
★側面片側にも足をつけ、横置きできるようにしてほしい。
※移動中は取っ手で縦にもって床に置くのが楽だが、自立させるなら縦置きより横(側面)置きの方が安定感があるので…

★ネックを固定するパーツもマジックテープにしてほしい
※かなり細い紐なので、切れるのが心配。切れたら直せるのか…?とか。

★上蓋にゴムのようなものを渡して、写真↑のように予備弦が挟めるようにしてほしい。
※写真では、端の隙間に挟んでいるだけなので、蓋をしたら多分落ちます(笑)

★もうあと1cmだけ長さがあってもよい
※弓がマジギリギリってか、1本はちょっと側面のクッションに食い込んでます。クッションが痛みそうなので…。



とはいえ、これだけコンパクトで軽いと気軽に持ち運び出来て、雨の日でも多少ならしのげそうです。

ところで、チェロはケースと楽器がギリギリサイズなので、入る入らないがあって当然だと思っていましたが、ヴァイオリンでも結構サイズの合わない事があるそうです。

購入した際、お店の方と「実は、前のケースに収まらなくって~」なんて話したら「つい先日、角型ケースを購入されたお客様も、内装のクッションがしっかりしていたせいで楽器の幅が収まらなかったんですよ」と仰っていました。

ネットの方がお値打ちに買えたりもしますが、まずは同じものの現物で試すが吉!ですね。

余談ですが、ケース購入の際に接客していただいた可愛らしい店員さんが、

「お買い上げいただいたこの楽器、先日(楽器を買った時)とても良い音を鳴らしていらっしゃいましたね~」

と言ってくださいました♪お世辞でも嬉しい。しかも可愛い人に言われるとなお嬉しい(爆)

さらに蛇足ですが、お借りしたケースに私物がないか、念のためチェックしていただいていたら…蓋のポケットから身に覚えのない書類が?

なんと!多分めちゃくちゃ高額な弓の、鑑定書でした。
初めて現物見たわ…なんか、フレンチボウぽくて、写真とフランス語らしきものが手書きでスラスラ~と書かれたカルテみたいなものでした。
多分私の前に弓をお買い上げになって、ケースを借りられた方のものでしょう。

ちょうど弓の話が出たので

「今度はまたいつか、弓の購入でお世話になります…予定はまだいつになるか未定ですが(苦笑)」

とお借りしたケースのお礼方々、告げて帰りました。


実はまだ用事は残っていまして…新しい顎当てを取り寄せていただいています。
そのご報告もそのうち出来ると思いますので、乞うご期待!