ヴァイオリン覚書♪7年4ヶ月~263回めのレッスン2012年07月31日

今回は割と自習しました!
あんまご飯を食べたくなくなってきたので、平日も帰宅したらまず冷たい飲み物をぐぃっと引っかけ(爆)、気合注入して30分~1時間くらい自習、という具合に頑張ってたし!
前回よりはうんとレベルアップして弾けるといいな♪

■教本P42-6:G Melodic Minorのスケールとアルペジオ

先生が最初、Gmajorと間違えてピアノを弾いてくださったので、引きずられてちょっと乱れましたが、4分音符単音、八分音符2音1スラー、十六分音符4音1スラーと弾くうちに音程は慣れてきました。
アルペジオも単音で弾いてから三連符の3音1スラーで弾き、最後の重音の音程がだいぶスムーズに捉えられたし。
ただ、3音1スラーになった時、スラーひとかたまりの合間が空いて少し流れが途切れたのを指摘され、弾き直して修正。

「綺麗に弾けていますのでOKです。ハイポジの重音の音程もだいぶ早く反応できるようになりましたね!」

ハイポジの安定感は楽器の構えが大きく影響するもので…高度な技術を使うようになればなるほど、基本的な事が重要になってきます。

で、実はごく最近、肩当てのつけ方を大幅変更しました。
多分ほとんどの方が「ありえないんじゃ…?」と思う位置に(笑)

ヨメ(新しい楽器)との暮らしが始まり、顎あてを変えて、顎への負担はかなり減ったのですけど、今度はどうも肩当てのフィット感がイマイチで…

位置や足の高さなど、色々試してみた結果、問題点は残っているものの、足の高さを変えて、位置的にはこの辺が落ち着くかな、というあたりに暫定落着。

それが、この↓位置。
逆パターンはありかもですが…

あは。すごい無理?
実際、左の浅い角度にはめてる足が、どう考えても物理的にずれやすくなる問題が解消できていないのですけどこれだと、低弦の響きが自分の耳に届きやすく、しっかり肩に乗ってる感じがあって、肩当て自体が大幅にずれなければ、楽器がモゾモゾ動くという事はなさそうなんですよね~。

ヨメの肌がこれまたけっこう荒れてて(笑ゴメン)、ニスでツルツルって感じじゃないし、引っかける部分が経年使用でかなり磨耗したり削れているせいもあり、肩当の足ゴムが以前より滑りやすく、かかりにくい、という事もずれる要因のようです。

というわけで、スケールやアルペジオ程度なら、この位置でも肩当がずれにくいため、いつもより弾きやすくハイポジの安定感にも繋がったように感じます。

■教本P66-2 Double Stop の重音練習曲

指定速度よりゆっくりめでまず一回弾きました。#系の音程がやや下がり気味になるのは、以前やった際にも課題点になっていたらしく、”音程を高めに”という意味の↑が問題の音に書き込まれていたのですが…にもかかわらず今日指摘された音、まったく同じ(爆)
成長してないな…。

「2音の響きはすごく綺麗に出せているので、主旋律の方の音を少し大きめに出すよう意識して、あとは微妙な音程だけ気をつけましょうね(笑)」

伴奏くんと合わせた時は問題の音程も少し修正できました。
次回、指定速度でもう一度弾く事になりました。
以前より重音としての質は向上したと思うので、あと一歩成長したいですね。

ブラームス『ハンガリー舞曲』第5番 第2Vn

伴奏くんとゆっくりめの速度でリハーサルマーク【A】【B】【C】【D】【E】【F】、それぞれを分けて弾きました。

低弦のヴィブラートは褒められましたが、前回指摘された「十六分音符と八分音符の刻みの違い」は、十六分音符を素早く、と意識しすぎて指の押さえが軽くなってしまい、音量が弱く滑舌の悪い音になってしまったようです。

「指は2音ともしっかり押さえてください。特に2つめの音は早く放しすぎないように、ポンポンと押さえて、弓でしっかり音を出してから放しましょう」

ポンポン、と念じながら弾き直したら、大丈夫でした(笑)

それらの旋律の後で重音が連続する部分は、前半わりとスムーズに弾けるのですけど、繰り返しの後、パターンの変わる後半でG線4、D線2と指をブリッジしてとる重音がどうにもうまく押さえられず、
音が潰れてしまいます


「4の指はしっかり押さえて、D線にかからないよう押さえる角度に注意してくださいね」

ですね。
わかってはいるのですが、問題の重音の前に4つ、指を交差させながら鳴らす重音があって忙しない動作の後、間髪入れずにここへ突入するので、精神的にも指的にもその意識を持つ余地がない(泣)
考えずに押さえられるようにならないと無理なんでしょうね~これは自習あるのみって感じ。

【C】パートで四分音符や二分音符にアクセント記号「>」がついている音は、その音を強調するという意味ですが、四分音符の長さ分強く弾くのではなく、この場合、出だしの音量をつけるそうです。
私は出だしに弓圧をかけながら四分音符分f(フォルテ)のように弾いてしまっていましたので、

「弓の速度を頭だけ速く使って、初速で集中的に音量を出すようにしてみてください、弓はむしろ軽く使って」

と指摘され、弓の速さに注意して弾き直しました。
頭だけ速く使う、単純ですが意外と難しい。勢いでスッパーンと弓が流れてしまいがちになります。
また、音量を出そうという意識から力が入って、音が全体的に重くなり、アクセントにならなかったり。そうかと思うと、弓を速く、と意識しすぎて音が浮いてしまったり。

何度か弾くうちに感覚はわかってきましたが、まだちょっと中途半端。
次回までに自習して確認します!

【D】パートから転調してト長調になりますが、ここでも中途半端が一箇所。
ソ&シの重音は、前パートまで短調だからシ♭でしたけれども、長調ではナチュラルのシですので、この重音は同じ3、1という指番号でも微妙に1の指のポジションを変えなければなりません

が、頭で切り替えできておらず、中途半端な音程を取ってて響きが悪い。
3をブリッジして1をとるというポジション(1の指のポジションが目視しづらい)も、スムーズな微調整を阻みます。

これも違いをきちんと音と目で確認して覚える必要あり。

【E】パートでも重音の音程が微妙に狂う箇所があるので、要注意です。
ここの重音の後ろ押しスタッカートは特に指摘されなかったので、出来てたのかな…?

【F】は出だしの旋律縮小版なので、注意点は【A】【B】【C】と同じ。
最後の重音3つはとにかく回数こなして覚えこむのみ!

ここまでで通し演奏完了のはずなのですが…自習中に誤植?らしきものを発見したので、先生に確認。

最後の小節にリピートの縦線「|」が入ってたのですが…これに対する「|:」がどう考えても見当たりません。確認のため第1Vnの譜面も見たら、まったく同じになってて????

ネットで音源などを確認してみるとどうやら、最後の重音3つを除いて【F】で繰り返しているようなので、YAMAHAのテキストはあくまで練習用の編曲ということで、音楽表現的な構成のリピートは省略、したかったのでしょうが、その辺、原曲のママにすべきか迷った挙句の誤植とか?(笑)

先生用のテキストは終曲の縦線「||」でちゃんと終わっていましたし、伴奏君も繰りかえさず終了しているので、誤植と落着したところで、最後は少しテンポアップして伴奏くんと通し演奏しました。

主に重音の音程がまだまだ微妙でしたが、ニュアンスのつけ方はある程度修正できたと思います。

「うん、いいですね。最後の重音もほとんどOKでしたvvv速さはもっと上げても大丈夫そうですね。次回は指定速度くらいで弾きましょうか。重音の音程は、ゆっくりから慣らして、速さに対応できるようにしてみてくださいね」

まずまず順調。
最終的にはこの音源↓と合奏できるよう、頑張るぞー!

ハンガリー舞曲 第5番 (ブラームス)

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